ピッカリ独走会

名古屋ウィメンズマラソン

1.会場
   名古屋ドーム

2.種目
   フル。

3.コース
   名古屋市街地を走るフラットな高速コース。見所はドームと名古屋城とテレビ塔ぐらい。

4.参加料
   \11,000

5.参加賞
   メナードのフェアルーセントミニボトルセット他
   *完走賞はティファニーのネックレス、ナイキのタンクトップとタオル、メナードのミストローション。

6.売店等
   メナード、ナイキ、ティファニー、セイコー、ういろう、パスコ、尾道ラーメン、広島お好み焼き、牛タン、スムージー、ビール、ワイン、名古屋マラソンオフィシャルグッズ他。

7.招待選手
   清田真央、キルワ他。

8.気象

天気 最高気温 風速
2017 晴れ 15℃ 微風

9.感想など
 Y希ちゃんとN山さんの応援とグルメ観光を兼ねて名古屋へ。西口側の地下街「エスカ」にある「矢場とん」に行ってみたが長蛇の列。比較的空いていた「双葉」で味噌カツを食べてみた。期待外れ。
 栄駅近くのホテルまで歩いてとりあえずチェックイン。歩くにはちょっと遠かった。前日受付のため栄駅から地下鉄名城線でナゴヤドーム前矢田駅へ。ここからは人波に流されて行けば迷うことはない。「女性の美と健康をフューチャーした」というだけあって会場となる名古屋ドーム内は華やか。エキスポは同日開催の名古屋シティマラソンと共通で、金曜日から始まっていたらしい。16:00頃に行ったがお土産に買いたかった「完走まんじゅう」や「プリントマシュマロ」等のオフィシャルグッズはほぼ売り切れていた。
 帰りに栄駅前で観覧車「スカイボート」に乗って、「いば昇」で櫃まぶし。17:00でもちょっと並んでいて、東京から来たというウィメンズの2人組と相席になった。東京の人から見ても名古屋は特別とのこと。鰻は香ばしくて美味しかった。ここの櫃まぶしは出汁ではなく煎茶を注ぐためあっさり。食べ終わった頃には30人以上の行列。

  

 当日は07:00過ぎにホテルを出て再び栄駅まで歩く。ここは歓楽街のようで、日曜のこの時間帯はゴミとカラスとすさんだ雰囲気の人々が多い。地下鉄は当然すし詰め。やたらと中国語が聞こえる。
 ランナーはいったんドーム北側駐車場に集合。全員で体操をした後スタート地点まで移動するらしい。Fブロックがステージ前だし目の前の陸橋から写真も撮れるし人気らしい。スポットを探してウロウロしていると増田明美さんが隣りを歩いていたから握手だけしてもらった。私のような小汚いおっさんにも愛想がいい。素敵な女性だ。
 コースは名古屋市街地をH字型に走るため、効率よく回れば5ヶ所で応援できるという計算のもと、まずはナゴヤドーム南交差点で待機。エリートランナー達を見送ってからY希ちゃんとN山さんを探すが、15000人のカラフルな女性ランナー達のなかでは全然見付けられる気がしない。Y希ちゃんがこちらを見付けてくれて慌てて写真を撮ったが、しっかり指が写っていた。

  

 次の応援ポイントまでコースに沿って歩道をジョギングで移動。見渡す限りの道路を埋め尽くす女性ランナーの列は華やか。15km地点でランナーを待つ。先頭で来たのはキルワ。すぐ後ろはよく知らないけど108番の選手。その後ろは清田真央。天満屋の小田切亜希は5分以上遅れている。前回大会では1秒差で優勝とリオを逃した小原怜の走りを楽しみにしていたが、ケガのため棄権してしまったのが残念。
 Y希ちゃんとN山さんは更に30分以上遅れて来るはず。反対車線を同日開催の名古屋シティマラソンのランナーが南下していく。こちらは打って変わって男性率が異常に高く見え、普段よりむさ苦しさを感じてしまう。そしてY希ちゃんが来た。元気に手を振りながら通過。N山さんは見逃した。
 今度はちょっとショートカットして、若宮通りを走って中間点付近まで移動。「ランナーズアップデート」の「応援ナビ」というアプリで2人の位置を確認。ランナーの位置を予測して地図上に表示してくれるためとても分かりやすい。Y希ちゃんは簡単に発見できたがN山さんはまたまた見逃してしまった。
 次の応援ポイントは名古屋城前。ここで城をバックに写真を撮るなら復路の方が良い。2人が通過してから陸橋で南側へ回って戻りを待つ。ちなみにコース上はいたる所に陸橋や地下通路があるから、コースの横断に苦労することはない。そしてバッチリ撮れたつもりだったが、黄緑の屋根と白い壁の天守は木の枝の隙間で空の色に紛れてパッと見全然分からない。

 

 そこから出来町通りをまたジョギングでドームまで移動してゴールで2人を迎えようと思ったが、気が変わって41km過ぎで待機。応援ナビを見ていると、LブロックスタートのN山さんが前方のY希ちゃんにみるみる迫り、ついに40km付近で逆転した。そしてここでようやく撮影にも成功。Y希ちゃんも見送ってからドームへダッシュ。結局15km以上移動してコース上6ヶ所で応援できた。
 最後はスタンドでお迎え。FINISHゲート下に目を凝らす。遠すぎてiPhoneSEの望遠機能ではまともに写せない。協賛ブースに下りればゴール前の、フードコートに下りればゴール後のランナーに直接会うこともできたようだ。結局N山さんはネットで4時間15分。Lブロックは謙虚過ぎる。Y希ちゃんは4時間31分でゴール。2人ともタキシードのイケメンにティファニーをもらって癒やされたことだろう。そして優勝はキルワ。2位は108番の安藤友香。初マラソンの22歳。日本歴代4位の2時間21分36秒。

 

 長い着替えと化粧直しを待っている間は渡辺美里のライブを楽しむ。Y希ちゃんによると、この大会は女子ばかりだから華やかで快適で他の大会とは全然違うとのこと。そしてゴール前に表示されるナイキのメッセージは今年も心に響いたらしい。確かに見ているだけでも華やかだし、独特のおもてなしが多くて楽しそう。自分も女子なら出てみたいと思った。ただ、荷物預け袋が小さくてSSサイズのキャリーバッグがギリだったことに関しては注意が必要。そして完走賞のタンクトップは、かわいいが着こなせる人はかなり限られるだろう。
 帰りはJR大曽根駅まで歩いてみる。15分程かかった。名古屋駅まで座れたし、乗り換えなしで行けるのはメリット。そして再びエスカへ。前日行きそびれた矢場とんで「わらじ定食」を注文。双葉とは豚が全然違う。美味い。ボリュームもたっぷりで大満足。

   


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