ピッカリ独走会

岡山30K

1.会場
   岡山市旭川ランニングコース発着点

2.種目
   30km

3.コース
   旭川ランニングコースを6往復する。

4.参加料
   \5000

5.表彰
   なし。

6.参加賞
   ロングTシャツ(2018)

7.売店等
   おにぎり、パン、ジュース(無料)

8.招待選手
   なし

9.記録

出場年 種目 記録 順位 練習量 天候 気温 風向風速
2019 30km 2時間21分 1/58 204km/月 曇り 20/26℃ 北10m
2018 30km - - 49km/月 晴れ 11/23℃ 南2m

10.感想など

<2021>
 かつてJ.Y.Parkは、「本番の時にだけ出る+αがあります。ただし、それは自信があるときだけです」と言っていた。よく「本番は楽しもう」などと言うが、自信もないのに楽しめる訳がない。自信というものは、やるべきことをやり切った。今がベストだと言い切れるときに持てるものだと思う。
 この大会は、自信をもってフルマラソンに臨み、本番を楽しむためのもの。今年はおかやまマラソンの抽選に外れていたからノーエントリー。聞くところによると、コロナ禍のためペースランナーなしで行われたらしい。この日は快晴で最高気温は30℃。10時スタートでほとんどの人は2時間以上走るわけだから、ちょっと危険なくらい暑かったんじゃないかと思う。ここでいい走りをできた人は、相当自信になったことでしょう。
 私自身は昨年の2月以降ほとんど大会に参加していないが、2年前に始めたフォーム改造にはいまだに取り組み続けている。先日ランスマという番組を見ていたら、腰高フォームで走るためにはハムストリングを使う意識でというようなことを言っていた。来年のおかやまマラソンまでには新しい腰高フォームを身に付けて、自信をもって本番に臨み、+αの結果を出したい。
 ちなみに、ローランドは「自信は男の化粧」と言っていました。さすがです。

<2020>
 
小島よしおの「そんなの関係ねぇ」は128ビート(bpm)らしい。当初はもっと速いリズムだったが、クラブで一番盛り上がるのは120〜140ビートだとアンジャッシュ渡部に教えられて変えたという。さすが佐々木希を妻に持つ男、ただのスケベではない。
 それはさておき、GoToトラベルもGoToイートも始まって、スポーツ観戦や屋内イベントまで再開しているのに、マラソン大会が開催できないってのはよく分からない。
 と思っていたら、30Kシリーズはしっかり開催されていた。ウェーブスタートではあるものの、道幅が狭く大半がペースランナーにべったりくっついて走るこのイベントこそ密になりそうなものだが、と思って大会HPを見てみると、「他の参加者との距離(できるだけ2m以上)を確保してください」とあった。実際はどうだったのだろう。
 何にせよ、こうして大会を開催してくれるのはとても有難いし、こういった実績やノウハウが他大会の開催に繋がってくれればと思う。

<2019>
 「最大酸素摂取量」「乳酸性閾値」「ランニングエコノミー」を走力を決める3大要素というらしい。このうち「ランニングエコノミー」とは、車で言う「燃費」に当たる言葉である。これを向上させるために、私の場合は最大の弱点である「短足デブ」という体型をいかにカバーするかという大問題に取り組む必要があった。まず軽量化が第一なのであろうが、それはまあひとまず置いといて、いろいろ試行錯誤した末に私が出した答えは「フラットに着地する」「内腿を使う」「臀筋で蹴る」である。
 これは、以前から左右の足で筋肉の付き方に微妙に差があるように感じていたこともあり、足の使い方に左右差があるのではと思ってソールの摩耗具合を見てみたところ、右足の外側だけが足先・踵とも摩耗が強いことが判明した。そこでフラットに着地することを意識してみると、膝が内を向き以前から気になっていたガニマタが改善して真後ろに蹴れるようになったような気がしたため、その状態を持続するために内腿を意識してみたらハムストリングまでいい感じに使えるようになったというのがひとつ。
 「臀筋で蹴る」というのは以前から意識していたことであり、これらを合わせることで腰の位置を高く保ちつつ蹴る力を無駄なく使って楽に走れるようになるのではという試みで、10km程度の距離であればそれなりの効果が確認できている。
 また、今年はしっかり走り込めており、シューズもついにナイキヴェイパーフライNEXT%を購入。なんと定価が3万円。そして耐用距離は400km。ということは1kmあたり75円。確かに軽いしクッションもいい。ペガサスターボと比べると明らかにこちらの方が反発が強いが、ソールの安定感が低いのと、トボトボ走ると踏み込んだときにパコパコ鳴るのが気になる。
 という訳で、今回は修正したフォームを30km維持できるかと、ヴェイパーフライの機能性を確認するという目的もある。

 5日前に右内側広筋の肉離れを発症して全く走れないまま当日を迎えた。昨年の豪雨で流されていた橋が再建されて後楽園駐車場からのアクセスが良好になっている。今期最強と言われる台風19号が接近して、北風が吹きすさぶなかスタート。エントリー時にフルマラソン4時間ペースで申請していたが、4分前にスタートしたフル3時間30分の集団
に追い付くため、逆風のなかを4分30秒/kmで追いかける。右内側広筋も痛まず意外と快調に走れている。超回復したのかもしれない。
 8kmで追い付いてしばらく最後尾を走っていたが、5分/km弱のペースが物足りなく感じてしまい前に出でみたのが裏目に出た。しばらくは調子よく走れていたが、20kmからの向かい風区間で足も腰も使い切った。徐々に強まる風と反比例するようにストライドは縮まって、最後はしっかり腰が落ちたフォームでゴール。大迫傑はMGCの後「前半の気持ちの余裕が最後の5kmに出る」と言っていたが、まさに序盤の焦りが終盤に出てしまった。とは言え、30kmを2時間21分だから平均4分42秒/km。おかやまマラソン1ヶ月前にこのペースで走れたことには満足。

 検証結果としては、写真を見るとガニマタはかなり改善されているようだ。腰高を30km維持できなかったのは筋持久力不足だろう。今回ボトルネックになったのはハムストリングと腓腹筋であり、フォーム修正で負担が増えた部分が力尽きた結果であるから対策は分かりやすい。
 ヴェイパーフライについては、序盤は非常に軽快に走れた。が、ペースが落ちるほどその軽快さも感じられなくなった。このシューズを履きこなすにはしっかり蹴れる筋力が必要と言われるが、それがなくなったということだろう。ストライド走法と相性がいいんだと思う。他メーカーも厚底シューズの開発を急いでいるらしいが、ミズノやアシックスならヒールストライクでもピッチ走法でも履きこなせて価格も抑えられたシューズを作ってくれるだろうか。

<2018>
 マラソントレーナーのユース氏によると、マラソン練習は「乳酸系トレーニング」「持久系トレーニング」に分けられるらしい。フルマラソン前に30km走を1本はやっておいた方がいいとよく言われるが、このイベントはおかやまマラソン前の持久系トレーニングのために、「RUNNET」や「ランナーズ」を管理・発行しているアールビーズという財団法人が開催している大規模な練習会と言える。
 ちなみに乳酸系トレーニングとは、麒麟獅子マラソンのページで触れた「無酸素性作業閾値」(「乳酸性閾値」とも言うらしい)より高い強度のトレーニングで、速筋をよく使うため乳酸を多量に産生する。このトレーニングにより速筋繊維の中にある核が増え、それぞれの核が筋繊維を太くした結果、筋肉が発達するということらしい。また、乳酸はミトコンドリアによりエネルギーに変わるのだが、ミトコンドリアは速筋には少なく遅筋には多く存在する。そしてこの乳酸系トレーニングは、ミトコンドリアの数を増やすという効果もあるため、遅筋でのエネルギー効率も高めてくれるのだという。
 一方持久系トレーニングは、LSDなどゆっくり長い距離を走る練習のことであり、遅筋とその周囲の毛細血管が発達して耐久力が高まるという効果が期待できるらしい。
 今年の東京マラソンで日本新記録を更新した設楽悠太は、「40km走はやってません。30km走までです。」と言っていたが、30kmは週イチ、直前の3ヶ月でレース5本というハードスケジュールで本番に臨んだらしい。また、つい先日シカゴマラソンで設楽悠太の記録を破った大迫傑の練習も距離より質を重視しているそうで、40km以上の距離はそれ以降の練習に影響するため走らないと言っていた。
 私の場合は、おかやまマラソンは落選してしまったが12月に別のフルマラソンを控えている。そこでサブ3.5を達成したいと思い30Kにエントリーしたが、もう2ヶ月を切っているのに月間練習量はわずか49km。そして30km走はこのイベントが人生初。もっとやっとくべきなのだろうが、そんな時間も丈夫な体も持ち合わせていない。やはりトップランナーに最も必要な条件は、よい練習ができる環境と頑丈な肉体だと思う。

 さて当日、後楽園駐車場に停めて徒歩10分。7月豪雨で流された橋が再建されれば5分で行ける。駐車料金は\100/時間。受付はハガキではなく、メールで送られてくる「参加票」のQRコードを提示する。コースは片道2.5kmの河川敷を6往復するだけで、一般通行を制限している訳でもないのに参加料\5000はちょっと高い。民間が主催するとこうなっちゃうんですね。参加賞のロンTは、自分では絶対に選びそうにない色だが使えそう。ノースリーブならなお嬉しい。背中側のゼッケンには目標とする大会名が書かれていて、パッと見たところ8割は「おかやまマラソン」。
 スタートは申告タイム順のウェーブスタート。フルマラソンの目標で3時間から30分毎に5時間まではペースメーカーあり。6往復の狭いコースで、ペースメーカーの後ろは集団になっているから、すれ違ったり抜いたり抜かれたりする度に気を使う。結局20kmでリタイア。
 河川敷のこのコースは爽やかで非常に快適だが、この幅では参加者700人が限界だろう。給水はスタートと折り返し地点に水とスポドリと、20kmにエナジーゼリー。ゴール後はおにぎり(梅・鮭・昆布)、パン(クリーム・チョコ・粒あん)、ジュース(スポドリ・オレンジ・りんご・コーラ)と充実。奥には手荷物置き場と男女別更衣室のテントあり。


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