おかやま西大寺マラソン
1.会場
百花プラザ
2.コース
西大寺緑化公園内百花プラザをスタート/ゴールとする。10kmは西大寺観音院を、3kmは映画「ALWAYS三丁目の夕日」のロケ地にもなった五福通りを走る。
3.種目・参加料
5.表彰
1〜3位に賞状とメダル。
6.参加賞
マフラータオル、イチゴ。
7.売店等
焼きそば、ラーメン、タコライス、ジェラート、かき氷、クレープなど。
8.招待選手
シーガルズの誰かが来ていたらしい。
9.記録・天候
出場年 | 種目 | 記録 | 練習量 | 天気 | 気温 | 風速 |
2019 | 10km | 43分15秒 | 47km/月 | 晴れ | 12/23℃ | 南3m |
2017 | 10km | 43分13秒 | 69km/月 | 快晴 | 5/20℃ | 南2m |
10.感想など
<2025>
かつてダーウィンは「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残るのは変化に適応する者である」と言った。世の中には古い考えをアップデートできないまま社会の変化に適応しない老害があちこちにのさばっているが、そういう人達にはさっさと消えてもらいたいと思う。
さて西大寺マラソン。6年ぶりに参加しようと思って要綱を見たら参加料が\6,000になっていた。しかも駐車場管理料としてプラス\500。どう計算したらこの金額になるのだろう。何かの本に「成長力とは課題に気付き改善する能力である」というようなことが書かれていたが、この大会は改善策として参加料の引き上げを選択したらしい。西大寺マラソンが生き残っているのは社会の変化に適応できているということなのだろうか。
<2023>
ぎっくり腰になった。元々腰痛持ちという訳ではないが、軽く屈んだ時に「ゴリッ」と鳴り、通常の生活もままならなくなって駆け込んだ針治療院で初めて「仙腸関節」という関節を知った。腰痛の原因のひとつが仙骨と腸骨をつなぐ靭帯の炎症だという。ここを抑えてもらいながら立ち上がると全く痛みを感じない。つまり私の場合、コルセットでここをしっかり抑えることが対症療法となる。原因治療としてまず電気治療を勧められて受けてみたが全く改善せず、針治療でようやく改善した.
さて、西大寺マラソンは今年も中止です。新型コロナを理由として中止になった最後の大会かもしれない。と思ったが、検索したら北海道と熊本にさらに保守的な大会があった。
<2019>
平成最後の大会参加。5月からは「令和」になるが、これは万葉集にある歌の序文「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を拭き、蘭は珮後の香を薫らす」からの引用であるらしい。「風が和らいで花々が美しく咲くよき月」といった意味だという。よく分からないが、とりあえず風流で美しい元号だとは思う。
「令和」の考案者とされる中西進氏は、「『令嬢』という言葉があるように『令』という字には『麗しい』という意味があり、『和』という字には『日本』という意味もある」と言っていた。日本は少子高齢化へ突き進んでいるが、このまま衰退していくのではなく、麗しく成熟する方向へ舵を切る転換点になることを期待したい。
転換点といえば、西大寺マラソンは値上げという方向に舵を切り、10kmの参加料は\4,000になった。消費税増税を見越してということなのだろうが、\3,500の2%は\70だし、そもそもまだ増税前。これを理由にするのはちょっと無理があるだろう。もしかしたら値上げ分だけ何かが良くなっているのかもと、ちょっとだけ期待してエントリー。
駐車場は先着1400台で、エントリー開始日の朝に申し込んだのに会場から1km以上離れた西大寺小学校。参加賞はマフラータオルと小さめのイチゴ4個。
最近1か月の練習量はわずか47km。目標は42分。スタートラインから十数メートル後方に「10km40分以内」と書かれたプラカードが掲げられているが、40分以内の人がその前に並べばいいのか後ろに並べばいいのかよく分からない。スタートライン付近に同様のプラカードが見当たらないところをみると、きっと40分以内の人はこれより前に並んで下さいと言いたいのだろう。
スタートから永安橋までは4分10〜20秒/km。この辺りは余裕だったが、ブルーラインを超える坂と吉井川の土手に上がる坂で消耗。そこから少しペースを落としたのに抜かれるより抜くことの方が多い。やはり皆さんも思ったより高いアップダウンと気温に消耗してしまったのだろう。後半は4分20〜30秒/km。ゴールしたら「システムトラブルで完走証が発行できません」との放送。
結局、参加賞も2年前と変わってないし、シャトルバスも手荷物預かりもないまま。特に何かが変わったという訳ではないようだ。3kmも高校生以上\3,000、小中学生でも\1,500と高めだし、この時期は他に競合する大会がないのをいいことに大きく出ただけっぽい。
他の10kmの大会に比べても特に金がかかってるとは思えないこの大会で、もし経費が高くなってきたから値上げしようというだけのことだとしたら、それはもはや思考停止ではないか。
<2017>
8時過ぎに西大寺入り。しかし河川敷駐車場の案内標識が見当たらず、会場の百花プラザでスタッフに道順を聞いても誰もちゃんと教えてくれない。通行止めばかりで20分ぐらいぐるぐる回らされてようやく到着。倉敷方面から行く場合は、バイパス2号線君津ICからブルーラインに乗り、直後の側道から下りてまっすぐ吉井川の堤防道路に出るのが正解のようだ。
百花プラザは真新しい施設で、グラウンドや芝生公園も整備されており会場として打って付け。ゼッケンは事前に郵送されるため当日受付はない。が、参加賞の引き換えは10時30分まで。10kmのスタートは10時だからその前に行く必要があり、結局受付があるのと大差ない。ブラブラしてたらピッカリの創始者O橋おじいさんと遭遇。元気そうで何より。
スタート前、周りを見るとやけにオッサン率が高い。なんでだろう。しかし、地元学芸館高校チアリーディング部のパフォーマンスが気持ちを盛り上げてくれる。とニヤニヤ見ていたら終わった瞬間いきなりスタート。
序盤はコーナーが多く遅いランナーを抜くのにも気を遣う。吉井川を渡る永安橋は高低差5m程。3km過ぎでブルーラインを越える高架は10mぐらいあったと思う。5km手前で折り返してもう一回永安橋を渡り、残り1km手前で裸祭りで有名な西大寺の境内を通るが、ここは舗装されていないため滑りやすく、ペースを落とさざるを得ない。暑い時期だけあって給水は多め。後半の距離表示はちょっと怪しい。
ゴールして後続を待つ。まず48分でM田さん、さすがに速い。続いて54分でY希ちゃん、初の55分切り。これでハーフとフルに続いて今シーズン3つ目の自己記録更新。直後に安定のA澤さん。N山さんとNっちゃんも出ていたらしいが発見できなかった。ちなみに計測チップは使い捨てタイプ。
完走賞とイチゴ(3個/カップ)をもらい芝生公園でしばしくつろぐ。心地よい。タオルは生地もデザインも昨年より悪くなっているようだ。また、A澤さんによると駐車場はエントリーの先着順で、定数を超えると割り当てがなくなるらしい。その場合は公共交通機関で来て下さいとのことだが、最寄りの西大寺駅からは約2km。なのにシャトルバスは出ていない。