ピッカリ独走会

とびしまサイクリング

1.コース

1日目 大崎上島⇒大崎下島⇒平羅島⇒中ノ島⇒岡村島
2日目 豊島⇒大崎下島

2.天候・走行距離

天気 最高気温 風速  走行距離
1日目 曇り⇒雨 26℃ 微風 25km
2日目 雨⇒曇り 26℃ 微風 25km

3.感想など

<1日目>
 大三島の宗方港から大崎上島に渡り、明石港に車を停めて時計回りに1周。
 いきなり山越えだが、恋地トンネルは交通量は少ないし歩道は広いし安全。
 カフェ「antenna」に寄って玄米プレートとみかんハチミツトーストを注文。どちらも健康的で美味しい。
 「Markafe」のカエルバーガーも食べたかったが発見できず、パン屋「HOGARAKA」のがんすバーガーで妥協。こちらは普通。
 この島は全般的に走りやすかったがあまり見所もなかったような。わざわざフェリーに乗って行くほどでもなかったかなぁ。

 

 明石港から再びフェリーに乗り大崎下島へ。小長港でチャリを降ろして再出発。平羅橋、中の瀬戸大橋、岡村大橋と渡って岡村島に上陸したところで雨がパラつきだしたため終了。

  

 この日の宿「みたらい脇坂屋」では、2人に対して刺身だけでこの豪華さ。ご主人曰く「これがウリですから」
 その後も、煮物、焼き物、揚げ物、鯛飯とどれも文句なし。大満足。


<2日目>
 雨のため上蒲刈島までドライブ。早口言葉になりそうな島名だ。「恵みの丘」にあるハーブ工房でクラフト体験をしてみる。娘は夢中で猫の庭を作っている。時間つぶしのつもりだったが思いのほか楽しめた。


 昼前には雨も上がり、豊島港に車を停めてサイクリング再開。豊浜大橋への道は2通り。南からの方が楽だが面白みはない。ある程度脚力があるなら、北のループ橋から山へ上がり、ウネウネとアップダウンを繰り返しながら豊浜橋に続く道の方が楽しい。
 大崎下島では、まず大長地区の「山清青果」で¥100の生しぼりみかんジュースをいただく。「そのまんま」と「スッキリ」と2種類あるが、「そのまんま」はまさにみかん。「スッキリ」はやや酸味が強く、疲れてるときには良さそう。

 続く御手洗地区は、江戸から昭和初期にかけては潮待ち・風待ちの中継地として栄えていたらしい。
 汽船が発達してその必要がなくなるまで、彼らの労をねぎらう花町として賑わっていたとのことで、当時を偲ばせる建物などが数多く残されている。
 カフェ「若長」もそんな建物のひとつ。2階の窓際から外を眺めてるだけで乙な気分になれる。
 また、「ももへの手紙」を観た人なら、大長湾や千砂子波止の高灯篭など、見覚えのある景色をアチコチで発見することができるだろう。

 御手洗から豊浜大橋までは平坦で、似たような景色が延々と続く。きれいだが変化に乏しく、娘には退屈だったようだ。

 豊浜大橋に続く坂からは日本最大と言われるジャングルジムが見える。階段があるが草ぼうぼうでちょっと怖い。掻き分けるようにして何とかたどり着くとなかなかの見晴らし。そして一つ一つの作りが大きいため大人でも大丈夫。草刈りくらいすればいいのに。

 豊島に戻ってループ橋を気持ちよく下る。その手前のアップダウンでくたびれてしまい、豊島大橋まで行くつもりだったがここで終了。
 岡村港からフェリーで大三島に戻って「大漁」へ。19時前に着くと日曜なのに空いていた。昼間は平日でもいつも行列なのに。海鮮丼はコスパ抜群。

 

 とびしま海道を今回初めて走ってみて、どの島も景色、道路ともきれいで、交通量は少なく、大型トラックなどはほぼ皆無。しまなみと比べると橋のダイナミックさで見劣りしてしまうが、十分楽しいし子供でも比較的安全。
 ただ、フェリーは便数が少ないし時間が掛かり過ぎて不便。大三島まで橋でつなげてくれんかなぁ。

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