ピッカリ独走会

とくしまマラソン

1.会場
 徳島県庁西側
 

2.コース
 吉野川沿いを走る平坦なコース。橋やアンダーパスのため5m程度のアップダウンは10ヶ所ぐらいある。ほぼ堤防道路のため風を受けやすい。
 2016年からしらさぎ大橋がコースから外れて記録が狙いやすいコースになった。
 

3.参加料
 \9000

4.表彰
 1位~10位。

5.参加賞
 Tシャツ、完走メダル、フィニッシャータオル(2016~)
 ランニンググローブ、完走メダル(2015)
 ボトルポーチ、完走メダル(2014)

6.売店等
 
フィニッシュ会場:フィニッシュカツ、アミノバリュー、OS1、うどん、マッサージなど
 ランアーズオアシス:
ランナーズフォトグラフ、計測チップ記録スタンプ、ゆず足湯、すだちビール、マッサージ、グルメ選手権など

7.ゲストランナー
 野口みずき、谷口浩美、金哲彦、キプサング(2018)
 高橋尚子、尾崎好美、金哲彦、チャットモンチー(2016)
 市橋有里、金哲彦(2015)
 川内優輝、俵千香、金哲彦、千葉真子(2014)

8.記録

出場年 種目 記録 順位 練習量 天気 最高気温 風向風速 備考 
2018 Full 1kmでリタイア 75km 快晴 18℃ 東3m 3月開催・新コース
2016 前半Half 救急サポートランナー 45km 曇り 22 北3m 4月開催・新コース
2015 Full 3時間48分 1225/9085 210km 快晴 18 東3m 3月開催・旧コース
2014 Full 3時間37分 910/8949 258km 曇り 18 北2m 4月開催・旧コース

9.感想など

<2018年>
 どうやら2017年から開催月は3月に固定されたらしい。受付もなくなり、ゼッケンやチップ、手荷物袋、参加賞は大会18日前に届いた。Tシャツのデザインは県鳥の白鷺かな。高速バスで前日の20時に徳島入り。「一鴻」の骨付き阿波尾鶏でアミノローディング。この2日間は多分どの店もジャージでOK。

 大会当日、春分も過ぎて春らしい日差し。花粉の飛散も最高潮。そしてアレルギー全開。この環境で4時間も走ったら多分死ぬ。ここまで来といてなんだが、棄権して応援と取材に徹することにした。
 スタート地点は阿波富田駅前。整列開始は08:00。ゼッケンとチップを装着しておけば、当日は手荷物を預けてスタートに並ぶだけ。手荷物トラックはブロックごとに待機しており、動線も確保されていてスムーズ。
 昨年から採用されたウェーブスタートは、S・A・Bブロックが第1ウェーブでC・D・Eブロックが第2ウェーブ。Sはアスリート枠で、男子は3時間30分以内、女子は4時間以内の記録証を提出できることが条件。AからEは登録・一般の区別なく申告タイム順になっている。
 自己新を狙うつもりで3時間25分で申告してAのゼッケンをもらったが、Y希ちゃんの護衛としてBブロックに並ぶ。30分ごとにペースランナーがいて、4時間はBブロック、4時間30分はCブロックの先頭にいるようだ。号砲から1km走ったところで予定どおりリタイア。徳島駅前のカフェまで歩いて、のんびりお茶しながら「ランナーズアップデート」でF田さんとY希ちゃんのラップを確認。20kmまではF田さんが5kmを25分前後、Y希ちゃんは5kmを29分前後。どちらも目標どおりで順調そうだ。さらにのんびりランチしてる間にY希ちゃんのラップが急落。20-25kmが36分、25-30kmが42分。
 電車で佐古駅へ。そこからフィニッシュ会場までは徒歩10分。優勝したキプサングの表彰をスタンドで眺めながら、駅地下で買った鳴門金時スイートポテトを取り出す。なかなか美味しい。今年のお土産はこれにしよう。
 競技場入口に移動して、なんとかサブ5で帰ってきたY希ちゃんを待ち、リタイアランナー専用通路からトラックに入って合流。今年の完走メダルは渦潮のデザイン。フィニッシャータオルはマフラータオルに格下げ。ウェーブスタートのため記録証に順位の記載はない。ランナーズクルーズは①屋形船、②座席付きボート、③小型漁船の3タイプ。③でオアシスへ。途中②に抜かれたりもしたが十分爽快。
 オアシスでは、まず2時間3分台を4回も記録した元世界記録保持者ウィルソン・キプサングのチャリティサイン会へ。行列に並びながら、まずは「すだちビール」と「すだちフローズンカクテル」。どちらもすだちがスッキリ爽快で美味い。続いて「ケバブサンド」。辛さ調節もしてくれるし、阿波尾鶏がたっぷり乗っててオススメ。45分待ってサインをもらい記念撮影。キプサングは顔は小さいし足は長いし異常にスマート。やっぱサバンナでシマウマを追い、ライオンに追われて進化してきた人種は体の作りが違う。
 ステージでは阿波踊りやトークショーなどをしているが、席は空きがないし立ち見をしようにも狭苦しくてゆっくり楽しめない。「すだちカクテル」と「阿波牛ハラミ丼」を買って川岸のベンチへ。ハラミは値段の割にちょこっと。ランナーズフォトグラフ、ゆず足湯、マッサージは例年通り。2年前は完走メダルにタイム刻印してくれてたのに、計測チップのタイムスタンプに変わっている。んー、全然有り難みがない。
 ところで、よく人生はマラソンに例えられるが、先日「人生はマラソンだ!」というオランダ映画をタイトル借りしてみた。原題は「DE MARATHON」。4人のおっさん達がロッテルダムマラソン完走を目指す、涙と笑いの人生賛歌。
「マラソンで自分を発見すると言う奴がいるが、それは違う。自分を決めるんだ。勝者になるんだ。1mごと、いや1cmごとが戦いだ。アスファルトを砕くんだ。」(byユース)



<2016年>
 開催日が4月に戻り、参加者が15,000人に増えている。しかし「なは・はるフェスタ」は前週末に終わったらしい。同時開催だった2014年は楽しさ倍増だったのになー。聞くところによると、この大会は4年に1度の統一地方選の時だけ3月開催になるそうだ。
 仕事の都合で一般参加の申し込みができなかったため、今年は救急サポートランナーとしてエントリー。
 そして、新アイテム「GARMIN ForAthlete 220J」を購入。わずか2年で壊れた「EPSON WristableGPS SF510」と比較すると、まず操作性がいい。そしてGPS補足が早い。さらに薄く軽い。これにはせめて5年は仕事をしてもらいたい。
 大会前日。倉敷IC高速バス乗り場で今年もF田さんと再会。隣りにいたおじさんも毎年同じバスですねって話し掛けてくれた。2時間ボケーっとバスに揺られて徳島入り。とりあえずランナーズオアシスへ。
 オアシスは今年から藍場浜公園に場所を変えて、前日からの2日間開催になっている。他に昨年からの変更点を挙げると、①完走メダルはここに来ないともらえない、②ランナーズフォトグラフがこちらに移動、③ステージでは阿波踊りやワールドミュージックなどのパフォーマンス、④「カーボローディング徳島四大麺」と称して、徳島ラーメン・鳴ちゅるうどん・祖谷そば・半田そうめんを提供(有料)、そして⑤無料で提供していたすだちビールとスイーツビュッフェが無くなっている。
 ここで昼から有料のすだちビールを飲んで祖谷そばを食べて阿波踊りを見学しても、サポートランナーの説明会まではまだ3時間以上ある。ヒマ潰しに受付会場に行ってみると場違いなほど美しい歌声が聞こえる。アルメリノ・アナリンという徳島の女子高生らしい。「にじいろ」も「I always love you」も圧巻だった。覚えておこう。
 夕方になって説明会場へ行ってみると、募集は100名となっていたが50名ほどしかいない。そのうちハーフ(前後半を分担)は8名。男女比は半々ぐらい。
 サポートランナーは一般ランナーと一緒に走ってランナーの傷病に対処するわけだが、何事もなければ普通にゴールすればよい。何事かがあれば携帯で報告して素手でできる範囲の処置を実施すればいいようだ。前半のハーフ担当はBブロックからスタートして好きなところまで走り、好きなリタイヤバスに乗って帰って下さいとのこと。フル担当はそれぞれの走力に見合ったブロックからスタート。どちらも参加料は免除で、参加賞はもらえるが完走メダルは無し、RCチップも無し。資格は、フル(もしくはハーフ)の完走経験がある医師、看護師(准看護師)、救急救命士のみ。救命士のなかには9日前に発生した熊本地震の影響で来れなくなった人もいることだろう。
 熊本地震と言えば、この大会でもチャリティーゼッケンやチャリティーバッジを用意するなどして寄付を募っており、後で聞いた話では487万円を集めたとのこと。ただしこのうち400万円は徳島に避難してきた人たちへの義援金として使われ、被災地へは残りの87万円しか送られないらしい。そんなこと会場では全く聞いてなかった。この知事はちょっと食えない。また、義援金と支援金はちょっと違うらしいから、こだわる人は気を付けた方がいい。
 また寄付と言えば、その相場として東日本大震災のときに糸井重里氏が
「自分を3日間雇えるくらいの金額」というような事を言っていた。なるほどーと思ったが、そこまではしていません。

 大会当日。スタートが徳島県庁北側に変わっている。荷物預け所までの動線が悪く混雑が激しい。徳島出身のチャットモンチーというバンドが書き下ろした大会テーマソング「とまらん」が雰囲気を盛り上げる。メンバーの1人は今年走るらしい。
 Bブロックの最後尾に並んでいると、
なぜか水野真紀が通り掛かった。そこらのおばさんとは品格が桁違い。後で調べたら旦那の後藤田正純が徳島1区だった。なんか政治色が強い大会だな。
 ペースは自由に走っていいと言われているが、どうせ記録も意識してないし、ついでにサブフォーのペースメーカーになってあげようと思い、背中のゼッケンに「中間点まで2時間で走ります」と書いてみた。
 号砲が鳴ってスタートラインまではほぼ歩きで5分。高橋尚子さんに手を振り走り出す。昨年と比べて参加者が1.5倍、道幅も1.5倍だが、若干混雑が緩和されている気がする。流れにまかせて最初の1㎞は6分06秒。
 背中でペースメーカー宣言をした以上は責任を果たそうと、その後は1kmを5分20秒~30秒で維持することを心掛ける。沿道の声援は相変わらず。特に阿波踊りの応援は気持ちが上がる。しらさぎ大橋に代わって今年からコースに組み込まれた吉野川大橋は、上りが緩やかだし片側3車線もあって走ると非常に気持ちがいい。
 10kmまでは56分。いい感じだ。15km辺りから歩き出す人もチラホラ。立ち止まって明らかに足を痛そうにしていた2人には声を掛けてみたが、股ズレとマメが潰れたとのことで2人とも大丈夫そうだった。19km辺りから急に道幅が狭くなり渋滞。給水でみんなが左に寄ったところでようやく脱出。
 20kmまでは1時間50分。中間点で1時間55分。つまり号砲からだと2時間ぴったり。最高の仕事をした。と言いたいところだが、ラスト2kmを10分ちょうどで走ったからペースメーカーとしては全然ダメ。やるならもっと前からスタートしないとペースを守れない。結構難しいもんですね・・。
 後半担当のサポートランナーはここからスタートすると聞いていたが誰もいない。仕方なく、いなり寿司とチクワを食べて再び走り出す。23km付近の折り返しで待機しているリタイヤバスに乗っても良かったが、26kmのお接待所で半田そうめんとそば米汁をいただきたかったためもうちょっと頑張ってみる。
 西条大橋に差し掛かった所でお兄さんがコース上に座り込んでいる。声を掛けると足が攣って全く動けないとのこと。とりあえず安全な位置まで移動させて休憩してもらう。すぐに地元消防のバイクが来て2km先に救護所があるとのことだったため、そこまで付き添うことにした。話を聞くと3年前の嵐のとくしまマラソンでサブスリーを達成した強者だった。何とか完走はしたいと言っていたが、彼なら大丈夫だろう。
 そうめんと汁をいただいて近くのリタイアバスまで行くと足やら腰やらを痛めた人が数人待たされている。発車予定は2時間後とのこと。説明会では30分毎と聞いていたのに・・。腰痛持ちの人は冷えて本当に辛そうだ。スタッフがあちこち手を回してくれて予定の30分前には出発してくれたが、もしかして折り返し地点のバスなら30分毎に出ていたのかなぁ。
 フィニッシュ会場に着いたのは14時前。リタイヤバスで一緒だった2人と荷物を受け取りに行く。完走しないと完走証・完走メダルは当然もらえない。フィニッシャータオルももらえない。フィニッシュカツすらもらえない。残念タオルはチャチくて見るからに残念。そこまで差別しなくてもとも思ったが、そこまでするのも面白いとも思う。
 5時間前後のランナーが帰ってくる時間だから当然だが、シャトルバス、ランナーズクルーズとも結構な行列。それでも一度乗ってみたかったクルーズへ。波を被った人もいたりして楽しかったし、風が気持ち良かった。
 オアシスではまたすだちビール。走った後のこれはサイコー。でも今年は500円。阿波尾鶏の出店が無くなっているのも残念。ボードウォークの「とくしまマルシェ」に行けばあったらしいが、そこまで買いに行く気にもなれなかったし、そもそも15時で終了したらしい。ランナーズフォトグラフは屋外になって汗臭さからは解放された。ステージのワールドミュージックは心地良い。が、あまり盛り上がってはいない。アルメリノ・アナリンをもう一度聞きたかった。チャットモンチーに歌ってもらうのもさすがに無理だったんでしょうねー。F田さんに見せてもらった完走メダルは今年も「おへんろ」。
 今年も最後は徳島ラーメンで締めたいと思い、徳島四大麺の出店のひとつ「ふく利」でも良かったのだが、昨年の反省を活かすために再び駅前の「麺王」へ。ライスと生卵のトッピングに豚バラ増量。すき焼きのノリですな。
 ところで、サポートランナーとしてはワセリンや絆創膏、エアサロ、カイロ、芍薬甘草湯などを持っていたら役に立つかなと思った。それと、救護所の位置ぐらい把握しておくべきだった。また、ハーフを走るなら後半の方がいいと思う。前半だとリタイヤバスで帰るしかないというのもあるが、みんなと同じようにゴールできた方が達成感を味わえそうだから。ってゆーか、やっぱ「男は黙ってフルマラソン」



   

<2015年> 
 大会前日、昨年徳島行きの高速バスで知り合ったF田さんと再会。一緒に前日受付へ。今年は開催日が例年より1ヶ月早いため、はなはるフェスタと同日開催じゃないのが残念。知事選に影響するからとのこと。はー、そーですか・・。
 しょーがないから昼飯は近くの「六根」へ。ここはつけ麺が有名らしい。そして「ロックオン」と読むらしい。味の方は、まあ美味しかったけどまた行きたいとは思わない。
 その後は特にすることもないから、受付会場前でご当地アイドルとかすだちのゆるキャラとかのステージを見てヒマをつぶす。
 受付でもらった荷物預け袋は40L位のリュックも入りそうな大きさ。ちなみに隣りの冊子はA4版の大会要綱。参加賞はランニンググローブ。これは嬉しい。一応スマホも反応した。でもおっさんには色がちょっと可愛い過ぎる。

 レース当日、3時間45分の申告タイムだと、陸連登録ランナー(Sブロック)と3時間30分以内(Aブロック)のランナーに続いて3つ目のBブロック。先頭からは200m弱。3分以上かかってスタートラインを通過。手を振る市橋さんは遠目に見る限り現役時代そのままの美貌。ここからようやく走り出せた。が、しらさぎ大橋までは混雑してて自由に走れない。10kmのラップは56分。
 13km付近でランナーズフォトグラフの撮影あり。20kmまでのラップは52分。
 折り返してからの向かい風で苦しくなってきた。30kmまでのラップは51分。
 相変わらずエイドが充実。レモンとかトマトとかそうめんとか立ち止まってガツガツ食べたいのをガマンして走る。でもCAさんの給水はきっちり頂く。もうヘロヘロ。40kmまでのラップは56分。
 ゴールタイムはネットで3時間48分。結局今回も終盤ペースダウン。
 ゴールしてすぐに荷物返却所と更衣室があるのはとても気が利いている。今年の完走メダルは「おへんろ。」というアニメの萌えキャラ。賛否両論あろうが個人的にはこんなのもあっていい。
 シャトルバスでランナーズオアシス会場へ行き、まずはマッサージの受付を済ませ、岩手名物ひっつみ汁を頂いてから完走メダルのタイム刻印を申し込み、日向ぼっこをしながらフィニッシュカツを肴にすだちビールを一気飲み。充実した時間だ。
 マッサージが終わった頃、徳島住みます芸人のトークが始まった。コンビの一人は4時間半で走り終えてすぐに駆け付けたらしい。県内のマラソン大会を制覇したいと言っている。どこかで聞いたような目標だ。コンビ名は忘れてしまったが岡山住みます芸人より面白い。
 トークに飽きたところで、スーパーで買った缶ビールを飲みながらランナーズフォトグラフに行って自分の写真をもらおうと思ったが、狭い場所に人がいっぱいで中に入ると汗臭さに満ちている。一応時間帯別にA・B・Cと区分されているが、9000人を3つに分けても3000人。探すのが面倒臭くなって諦めた。
 最後はせっかくだから徳島ラーメンを食べたいと思い、駅前の「麺王」へ。とんこつ醤油で濃厚。美味い。でもちょっと少ない。徳島ラーメンは基本ライスと一緒に食べるものらしい。そして生卵を乗せるのが王道とのこと。
 高速バス乗り場でF田さんにタイムを聞くと5分ほど負けていた。ちょっと悔しい。でもそんなことより、かつて美星町で「豚の丸焼きロードラン」って大会があったという話に惹かれた。小学校の校庭で豚を丸焼きにしてみんなで食べたらしい。想像しただけで笑える。なんでやめてしまったんだろう。非常に残念。

  

  

<2014年> 
 先着順のネット申し込みが1時間半で締め切りになった人気大会。RUNNETへのアクセスがなかなか繋がらず、申し込み開始直後から始めて完了したのが30分後。フルの制限時間は7時間だからほぼ歩いてもゴールできる。
 吉備路マラソンで失速した反省から、記録を狙うならやはりスピード練習も欠かせないと思い、その後はインターバルも取り入れた。ヤッソ800は3分10秒でこなせた。最近3ヶ月の練習量は700kmを超え、20km・30km走はそれぞれ12本・3本。人生で一番走れた。これでダメならもうサブ3.5はあきらめる。
 前日の昼前に高速バスで徳島入り。マラソン大会に1人で前泊するなんて始めて。完全フリーで何だかワクワクする。ジャージでバス乗り場に行ったら「マラソンですか?」って話し掛けられ「私も私も」って感じでどんどん増えて、結局待合所にいたほとんどがランナーだった。
 徳島に着き、バスで知り合った3人と前日受付へ。会場は人でいっぱい。夕方の方が空いてるらしい。ミズノやら大塚製薬やら鳴門金時やらのブースをひやかし、金さんと千葉ちゃんの「FunRunスクール」を聴講。さらに藍場浜公園の「はな・はるフェスタ」へ行き、徳島ラーメンを食べて阿波踊りを見学。楽しめたけどすっかりくたびれた。
 チェックインするとケーブルテレビで阿波踊り教室をやっている。ジャージのまま食べに行ったパスタ屋さんでは、店のおねーさんに
「明日がんばってください♥」と声を掛けてもらいすっかり徳島が好きになった。

 当日は千葉ちゃんの教え通り、コーヒーや食物繊維は摂らず炭水化物をしっかり補給。荷物は受付時にもらった袋にゼッケン番号シールを貼って県庁西側の荷物預所に預ける。
 スタートは徳島本町交差点から東へ約300mの福島橋。とされているが、実はその西詰めから200mほど南に下がった道路上。陸連登録(Sブロック)以外は目標タイム毎に4つにブロック分けられており、3時間25分はそのうち先頭のAブロック。
 道路は2車線とやや狭い。渋滞はしらさぎ大橋まで続く。これに上る坂が結構きつい。高低差12m、傾斜は5%以上あるらしい。橋上では阿波踊りの応援が気持ちを上げてくれる。気分が上がってついついペースが上がる。でも金さんは
「上げたくなった時こそガマン」と言っていた。5km以降はウズウズしながらもガマンして、10㎞の通過は48分。
 延々と同じような景色が続くが応援が多くて飽きない。基本的に平坦ではあるが、橋に上がったり土手を上り下りする坂が度々あり、そこはそれなりに傾斜がある。10~20kmも48分。
 金さんは25㎞が分岐点と言っていた。そこは順調に通過。27㎞付近、コースの右側ばかりにランナーが寄っている。給水かと思い、要らないからと左に避けてたら右に千葉ちゃんがいた。元気な声は聞こえていたけど地元の女子アナでもいるのかと思ってた。おれもハイタッチしたかった。20~30㎞までも48分。
 この辺りから右ふくらはぎに違和感。無理したら攣りそう。やむなくペースダウン。やたら完成度の高い妖怪達が応援してくれている。恐い。けど面白い。飲むつもりがなかった地点でのCAさんの給水には思わず手を出してしまった。
 30~40kmは62分。スタートからだと3時間26分。サブ3.5はもう無理。何とか自己ベストだけでもと思い、ここから無理矢理スパートしてみたが結局3時間37分で自己タイ記録。
 完走メダルと記録証をもらって荷物返却所へ。動線に従って歩いていくとフィニッシュカツ、アミノバリュー、OS1、水、パン、うどんを次々にもらえる。更衣室にはコーヒー、ういろう、漬物、マッサージもあったらしい。まさに至れり尽くせり。ゼッケンの下一桁で抽選もしている。すだち商品詰め合わせが当たるようだ。
 ゴールの徳島市陸上競技場から「ランナーズオアシス」会場の水際公園へはシャトルバスとクルーズ船の2通りの足が用意されている。バスは次々に来て、満席を待たずに出発してくれた。
 会場では様々なサービスが用意されており、高速バス発車までの待ち時間も楽しく過ごすことができる。商店街にはレース中の写真が貼り出され、自分が写ってるものは自由に持ち帰ってもいい「ランナーズフォトグラフ」というコーナーがあるとは聞いていたが、すっかり忘れていた。
 お接待の文化がある四国の大会らしく、この2日間でお世話になった人達はみんな親切で気が利いていて気持ちがよかった。人気の理由がよく分かりました。
 帰りの高速バスでは前日に知り合った3人と再会。F田さんはゆず足湯で川内選手と隣り合わせたらしい。シャイだったそうだ。写真を見ても分かる。





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