シルクトラベラー 牡・6歳 父シルクジャスティス 母フレンチパッサー (22戦1勝)
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<シルクトラベラーの血統>
 父シルクジャスティスは、自分にとって初めての出資馬にして最大の出世馬です。血統的には、リンク先を見た方が早いかもしれませんが、ブライアンズタイム産駒で近親にはGT馬メリーナイスがいます。GT有馬記念でマーベラスサンデーやエアグルーヴを一蹴した末脚を後世に引き継いで欲しいものです。
 一方、母フレンチパッサーは血統的にはステイヤーとも思われますが、現役時に上げた2勝はいずれも短距離戦でした。この2頭から生まれた本馬は意外性もあるのではないでしょうか?
 フレンチパッサーの子はまだこれといった活躍馬を出していませんし、出資していたひとつ上の姉・シルクエモーションもサッパリでしたが、そろそろ…期待したいと思います。
 


★印は現地観戦したレースです。

NO 年月日 レ ー ス名 場名 種類 馬体重 騎手 着順 ひ   と   こ   と
2005.2.19 新馬 京都 芝2000 454kg @/11

 7番人気で迎えたデビュー戦。なんとかタイムオーバーはしないで欲しいと願っていました。でもパドックの気配は上々。
 レースは、うまくスタートを切ったもののややかかり気味に2番手を追走しました。向こう正面では折り合ったうえに超のつくスローペース。直線を向いても手応え十分です。そして、先行馬をきっちり捕らえ堂々先頭に立ちます。まさか、まさか…と思っているうちにゴールイン!
 記念すべき愛馬通算10勝目は、初の新馬勝ちになりました。
 まだまだ、良化途上とのこと。今後のレースが楽しみです。 
 

2005.3.5 3歳500万下
阪神 芝2000 450kg 3/11  全馬牡馬で骨っぽいメンバー構成のこのレース。今回も8番人気と低評価でしたが、パドックはなかなかよさそう。控えめに「なんとか8着以内には…できたら掲示板を…」と願っていました。
 レースは、心配していたゲートもまずまずでした。が、初戦と同様にスタンド前から1コーナーにかけて掛かりました。向こう正面では折り合いがつきますが、頭を高くしてなんだかぎこちない感じです。これはちょっとやばいか?
 でも、3〜4コーナーにかけては、4番手をキープしながらも幸JKの手綱は引いたまま…この時点で「これはいい勝負になる」と確信しました。直線では鞭を入れられるたびに脚を伸ばして3着。1,2着馬とはキャリアの差か?
 随所に子供っぽさが感じられますので、次走以降さらに上昇の余地がありそうです。
 
2005.4.3 3歳500万下
 
阪神 芝2500 448kg 4/11  今回も少頭数。しかも、前走よりも手薄なメンバー。勝機もあると見ていました。
 レースは超スロー。トラベラーは勢いよく飛び出すとハナを奪いました。前2走と比べて頭を上げることもなく比較的折り合っているように見えました。幸騎手も3コーナーでちらりと後ろを振り返り、強敵インティライミの出方を窺っていました。そして直線、インティライミに一気に来られると失速してしまいました。もう少し粘って欲しかったですが、勝ちにいってのことで仕方ないでしょう。
  
2005.4.23 新緑賞
(500万下)
東京 芝2300 448kg デザーモ 4/12  あえて選んだ東京遠征。それは鞍上デザーモということが理由だったか?強豪レイズユアドリームよりもトラベラーを選んでくれて感謝感謝。
 レースは、スタート直後こそ首をあげようとしていましたが、すぐに折り合いました。中断から向こう正面でぐーんと上がっていき、直線では一瞬突き抜けそうな勢いでしたが、前をカットされる不利。結局伸びきれず4着に終わりました。
 
2005.5.7 京都新聞杯
(GU)
京都 芝2200 450kg 上村 13/15  第5戦は、大胆な格上重賞挑戦に打って出ました。ここで勝てば夢のダービー出走権も手に入ります。
 レースはこれまでと違って後方待機。というかついていけない感じ?3コーナーでは早くも鞍上の手が動いて手応えが怪しくなりました。結局2頭に先着しただけに終わりました。
  
2005.5.21 こけもも賞
(500万下)
新潟 芝2000 454kg 川田  5/13  必勝体制で望む適鞍のレースでしたが、いい位置につけながらも、長い新潟の直線で伸びきれませんでした。堅実に走ってはいますが、切れ味に欠ける感じで歯がゆいです。
 そろそろ休養が必要かもしれません。
 
2005.6.12 マカオJCT
(500万下)
中京 芝2000 452kg 藤田 5/15  鞍上藤田JKに。調教もそこそこ駆けるようになってきて楽しみ。レースは、荒れた馬場の内側を先行集団の後の好位に位置しながらうまく進めていきました。そして、直線先頭に出ようかという勢いでしたが、伸びないまま。馬場のいい外から差してきた馬にも抜かれてしまい、また5着でした。
  
2005.8.13 3歳上500万下 札幌 芝2600 454kg 藤田 13/14  復帰戦は札幌の芝2600m。初の古馬との闘いになります。しかし、レースでは完全に掛かってしまい、最後の直線では脚をなくしてしまいました。残念ですがしきり直しです。
  
2005.8.28 知床特別
(500万下)
札幌 芝2000 454kg 藤田 14/16  鞍上は3たび藤田JKです。テレサの評価はよくありませんでしたが、レースでは、ちゃんと折り合って中団に控えることができました。ところが、勝負所では既に手応えが怪しくなり、直線では伸び切れませんでした。
  
10 2005.11.13 3歳上500万下 福島 芝1800 458kg 本田 10/13  休み明けのレースは、以外にも4kgの増にとどまりました。レースは勢いよく先行したものの、直線では脚が上がりました。追い不足と言うこともありますので、次走に期待です。 
11 2005.12.4 3歳上500万下 中京 ダ1700 462kg 川田 12/15  相変わらず、かかり気味の追走です。向こう正面から一気にペースが上がるとついていけませんでした。次走はいよいよ障害に挑戦することになりそうです。
 
12 2005.12.24 障害未勝利 阪神 芝・ダ3000 460kg 今村 中止/13  愛馬初の障害デビュー戦。平地のレースよりもドキドキします。なんとか無事にゴールまで…と願っていましたが、2番目の障害をジャンプした後でいきなり他の馬の落馬のあおりを食って騎手が落馬してしまいました。これでは障害適性もなにもわかりません。年明けの次走に期待しましょう。なお、このレーストラベラーが着けていたのはジャスティスの時におなじみのハイレグ白メンコ。懐かしい!
  
13 2006.1.23 障害未勝利 中山 芝・ダ2880 466kg 今村 10/14  今回もパンツメンコで登場です。抜けた馬もなく混戦模様で、上位入賞の期待もありましたがあえなく完走11頭中の10着。少し障害慣れが必要な感じです。
 
14 2006.3.11 4歳上500万下 中京 芝2000 456kg 鮫島 6/16  わずか1回の追い切りでの出走に、タイムオーバーも心配されましたが、いざ、レースになると中団の内側でじっと控えるという、これまでにない競馬をしました。直線入口では、内をついて伸びてきました。最後の最後で外から差されてしまい6着でしたが、次走は大いに期待できそうです。
  
15 2006.4.2 4歳上500万下 福島 芝2000 452kg 鮫島 10/16  再び鮫島JKとのコンビ。状態は上向きのようで期待していましたが直線伸びず。なにが悪いのでしょうか?
  
16 2006.4.15 桜木特別
(500万下)
福島 芝2000 446kg 鮫島 12/13  前走に続いての大外枠。前に壁をつくって進めたかっただけにマイナスです。レースは前走と同じように先行して直線垂れるという見どころのないものになってしまいました。
 次走は距離短縮になるかもしれません。
 
17 2006.5.14 障害未勝利 京都 芝・ダ2910 452kg 北沢 5/14  ジャンプレースも3戦目。そろそろ慣れが見込めてもよい頃です。レースは、抑え気味にスタートしてじっと内で我慢する作戦。ちょうど3走前のような感じで、「おっ?」と思わせました。
 1番人気の馬が序盤で落馬して、終始カラ馬がトラベラーの外に並んで走る形になりました。これがちょうど蓋をするような感じになり、トラベラーが行ってしまうのを防止する役割を果たしたように見えました。
 最後の直線ではあわや3着という追い込みを見せたトラベラー。やはりレースの運び方次第で好戦は可能だと感じました。次走は平地でも障害でも楽しみがあります。
 
18 2006.7.9 障害未勝利 福島 芝2770 450kg 今村 8/14  短期放牧明けで余裕残し、今回はあまり期待できないところです。しかし、低レベルメンバーということもあり3番人気。
 レースは、中団待機で上位を窺うものの最後は伸びず、後方のままでした。
 
19 2007.11.10 3歳上500万下 福島 芝2000 474kg 田面木 16/16  長期休養明け、遂に復帰しました。ここは、無事に一回りしてくれればという感じでした。そのとおり、レース前半はついていったものの、3コーナー手前で既に失速。タイムオーバーのしんがり負けでした。スリーアウトでもあり、1か月の出走停止になりました。次走に期待です。
 
20 2007.12.15 3歳上500万下 中京 ダ1000 458kg 小島 16/16  復帰2戦目は目先を変えてダート短距離へ。当然のようにスタートダッシュでついていけず。向こう正面でエンジンがかかったに見えましたが、直線伸びず。今度はタイムオーバーじゃなかった。
 
21 2008.1.14 はりまや盃(地方交流競走) 高知 ダ1400 462kg 宮川 11/12  名のとおり遥か高知まで旅しての出走となります。相手関係は激しく弱化。鞍上も高知の好手だけに期待が高まります。が、やっぱりダメでした。今度は小倉出走か。
 
22 2008.2.2 4歳上500万下 小倉 芝2600 kg 小島 14/14  10場目の出走となる小倉。もしかしてJRA全場出走を目指しているのか?残るは函館だけになっちゃいました。
 レースはやっぱり最下位…
 
(2008.2引退)