§1-7.逆トラバース計算

 −作業−
 ここでは一連の作業で新たに追加されたPt-10,Pt-11の点を現地に杭打ち(位置出し)
 するための計算書の作成を行う。
 利用する図面は名称「敷地成果1」である。
 JWC形式で保存した「敷地成果1J」は利用できない。(測量座標が保存されていない)


●ここで、位置出し作業するための現地での設定を決めておく。
 現地は図面上から道路に「基T1」,「基T3」が測量用に基準点が設置されている事が予想される。

*************************危険!!危険!!*************************
測量関係者には業界の常識があり、点名称の頭に「T」が付けば
「基準点」と大体の予想ができる。
しかし、現実には測点の種類を勝手に判断するのは危険な事である。
作成元にできれば現地で確認をとる方が良い
*************************危険!!危険!!*************************


○この「基T1」に測量器械を据え、「基T3」を後視し、0セットするものとする。
(測量器械に内臓の分度器の目盛のゼロを合わすと思ってください)
この条件でPt-10,Pt-11の逆トラバース計算(位置出し計算)を行う。


●「敷地成果1」のファイルを開き、ここでもレイヤグループがAであることを確認。
 [測量]-[逆トラバース計算]と順に選択すると、後視点を指示する表示が出るので、
 キャンバス内の「基T3」をクリック

指示がすぐに器械点を指示する表示に変わるので、「基T1」をクリックこれと同時に
「測設点マウス指示」が表示されるので、順にキャンバス内の「Pt-10」,「Pt-11」をクリックする。


●計算する測点の指示はこれだけなので、[一覧表]をクリック
座標求積した時同様、「測定結果一覧表」が表示される。

[図面に書込み]を選択して、ここでは図面右下に配置(クリック)する。

出来上がった図面を上書き保存すれば、求積表と逆トラ計算書が保存される事になる。


基本の測量解説はここまで・・少々画像編集に疲れたσ(^^;)です
この程度でって(えっ!)


        準備中でございます
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