4 そぼQ そぼくな質問 友達とバンドを組むのでドラムを買いました。 2008年2月5日 2008年版へ戻る
そぼQ コラム 正しいクレームのつけ方
そぼQ インフォメーション お見舞いをありがとうございました。

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:ウルフさん
友達とバンドを組むのでドラムを買いました。
メンバーは“ボーカル・キーボード・ベース・ドラム”の4人です。
ボーカル以外は始めたばかりなのでCDを聞きながら何となく演奏していますが、録音してみるとばらばらになっています。
ボーカルのやつは上手いのですが、どうしたら短期間・独学でもまともに合うようになりますか?


回答者:そぼQさん
アマチュアバンドの大体は ボーカルが一応歌えたらよし…というところが多いみたいですな。
無茶苦茶なリズムパートを従えて、ロックとはこんなもんじゃと ボーカルは自己陶酔して吠えまくっておる。
聞いておる人間にとっては騒音そのもので、正に悪魔の雄たけびとしか表現できんもんが多いようじゃ。
心筋梗塞でぶっ倒れるんじゃぁなかろ〜かとか、鼓膜が破れりゃ〜せんかなと不安になってくる音楽を披露しておる。
ウルフさんのバンドの事ではの〜て、一般論としての話です。

上手なバンドは、ドラムとベースが安定しておるバンドじゃと思います。
心地良いリズムパートに乗っかっておれば、多少音程がズレたボーカルでも 聞く人に不快感は与えんと思いますよ。
何事も基礎が大切です。
リズムの基礎はともかくとして、音楽そのもののノリは 短期間・独学での習得はなかなか難しいもんです。
ほんの少しでも専門家のアドヴァイス(レッスン)を受けたほうが 早道じゃと思いますな。




≪そぼQ コラム≫   【正しいクレームのつけ方】

完璧に自分が正しいのに、クレームをつけたらやり込められてしまった。
そんな自分が情けなくて泣き寝入り(ブツブツ)。何か良い方法はありませんかねぇ?…と、度々尋ねられる。
状況を確認すると、どいつもこいつも やり込められるのは当然のプロセスをたどっておる。
クレーム担当者は マニュアルを熟知した精鋭(おりこうさん)で、簡単には非を認めん。
ど素人が まともにぶつかっても、勝てるはずが無いんじゃ。
で、そいつらに薀蓄(うんちく)をご披露した。

クレームをつける前に準備すること
@自分が正しいと証明できる書類等を揃える。多ければ多いほど、信憑性(しんぴょうせい)は増す。
証人がおるなら、その人の了解をとっておくこと。

Aクレームをつける為の台本を書く。
自分の言葉に対して 返ってくる相手の言葉を予測し、幾通りもの筋書きをつくっておく。
相手は単なる おりこうさんなんじゃから、マニュアルから遠ざけるような質問を たくさん用意するのがベスト。
“おりこうさん”は、あくまでも“おりこう”でしかないので、アドリブは苦手。そこのところを理解すること。

Bできた台本を、覚えるくらいまで 読み込む。
どね〜に優れた台詞でも、トチッテしも〜たら 迫力は半減するよ。
クレームについての詳しい資料も、勉強しとくと心強い。

クレームをつける時に気を付けること
@自分の名前は必ず名乗り、相手側には出来るだけ地位の高い人(課長クラス)を要求すること。
A興奮しないで、ゆっくりと冷静にハっキリと台本を読む。興奮するとエエことは無いでぇ。
最近の政治家さんのように、言わんでもエエこと(たった25円のガソリン税etc.)を結構言うてしまうからな。
反対に、相手を興奮させたら 半分は勝ったようなもんじゃ。
B電話でのクレームなら、録音しておくことをおすすめする。
興奮した相手の失言がバッチリと残るんで、よりいっそう勝率は高くなるということ。

以上は、通常の会社・個人に対するクレームのつけ方である。
何をするに於いても、基礎固めと忍耐力が重要である事は言うまでも無いが、
暴力を生業(なりわい)とされている方には全く通用せんし、逆効果となってしまうのでご用心。
尚、このコラムは自動的に消滅する。(てなことある訳ないがな、スパイ大作戦じゃぁあるまいし。)成功を祈る!




≪そぼQ インフォメーション≫

被害にあった雪だるまに対し、お見舞いをありがとうございました。
このようにやさしい心を持った人も大勢いたかと思うと、嬉しゅうなってきました。

「“たかが雪だるま” “されど雪だるま”
雪だるまの災難にやさしい心を寄せて下さった方々は、純真な心の持ち主なんだろうなぁ。
腹立ちも雪といっしょに消えてしまったわ、感謝・感謝!!」…とあざみノ会の先生。
頂いたメールのうち、3人のかたを掲載しました。

●虎じろう(雪だるまの名前)災難でしたね。その後の調子はいかがですか。長生きはできましたか?
HOT RODSを持っていたので男の子と思ったんですが〜。
世の中には悪い人があふれていると思うと、ほんと怖〜え。(虎さぶろうさん)

●私も小さい雪だるまを作ったんですよ。とても楽しかった。
他の人の雪だるまを見てもほのぼのとした優しさを感じましたが、壊すなんて発想はどこからくるのでしょうか。
自分の事のように腹が立ちました。(雪ん子さん)

●雪だるまさん、お見舞い申し上げます。
この次作るときは鋼鉄の鎧を着せてもらうよう、そぼQさんからお願いして下さいよ。(アトムさん)