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2012/4/25
そぼくな質問 35才のOLです。また弾きたくなったので、ピアノ教室を探しています。 2012年版へ
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コラム おかしな教育現場 2
インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:ぷくぷく さん
こんにちは、35才のOLです。ピアノ教室のことで質問させてください。
小学生の頃一年くらい習ってやめたので、音符もほとんどわかりません。
また弾きたくなったので、ピアノ教室を探しています。

童謡やJポップ程度が弾けるようになるのが希望で、2ヵ所候補が見つかりました。
(1)バイエル程度までなら教えられるという若い小学校教師(1回3000円/30分)
(2)童謡やJポップはわかりますという40才くらいの保育士(1回3000円/40分)
あまり金銭的にも高望みはできないのですが、そぼQさんならどちらに決めますか。


回答者:そぼQさん
音楽に目覚めた人がまた一人増える、仲間が増えるのは嬉しいことです。
さてどちらを選ぶか、2つの選択肢だけなので回答に困ってしまいます。

それで3つ目を考えてみました。
10の内3のレベルまでを習いたい場合、そぼQは3レベルの力しかない人に教わる選択は100%しません。
消化不良を起こしてしまうからです。
せめて7〜8の先生を選ぶべきだと思います。
3の先生ではどんなに頑張っても3レベルが限度ですが、7〜8の先生だと5〜6レベル達成も夢ではありません。

「あまり金銭的にも高望みはできないので…」と書いてありますが、候補の2つもそんなに安くはないですよ。
これくらいの料金なら、もっとレベルの高い良い先生はいくらでもいらっしゃいます。
自信を持ってあなたを指導してくださる先生を探すべきです。



≪そぼQ コラム≫   【おかしな教育現場 2】

15日のコラム(おかしな教育現場)読みました。そぼQさん、辛口には程遠く甘いですよ。
「中学校の体育や小学校の英語授業に専門教師はいない」とありましたが、こんなの今に始まったことではないですよ。
特に小学校は音楽や美術、体育に関しても専門教師はいないのが現状です。
公立小・中学校の週休二日制とレベルの低い教師の上っ面の授業は、子供をいっそう堕落させてしまいます。

レベルの高い子には専門的な進んだことをどんどん教えて(飛び級にしてもよい)、そうでない子にはゆっくりと教える。
これは義務教育だからこそできる教育だと思います。
芸術やスポーツ面も義務教育で才能のある子を育成すれば、金持ちでなくても国際的に通用する人間が増えるでしょう。
そうなると、乳母日傘で胡坐をかいていた無気力、無能力な教師は当然不要になってきます。
専門知識の豊富なまともな指導者を導入するお金は、リストラで浮いたお金を使えば問題は生じない。
義務教育現場が変われば、公立離れで私立に移った生徒も戻ってくるのではないでしょうか。』…tomoちゃん さん

と厳しいご意見を頂きました。
楽しくのんびりと最低限のことだけを教えるのが義務教育であり、
はじき出された人々を民間産業に拾ってもらい景気の活性化につなげるのが国の方針?と錯覚させられる事も度々です。
おっしゃるとおり金持ち優遇の構図は目に見えていますし、
正しい日本語や日本の誇れる文化を継承していかない限り、国はそのうち滅びるでしょう。
「楽しいだけでは栄光はつかめない」という教育の基本を知らない人が多すぎます。

どうしたら皆さんが気づいてくれるのでしょうか?
死ぬまで考えても答は出ないような気がします。