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2012/8/15
そぼくな質問 4月5日のイジメの質問…この質問者さんは、少しは変われたのでしょうか? 2012年版へ
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コラム 残暑お見舞い申し上げます
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:夏はキラ さん
こんにちは。
私は音楽関係の仕事をしていますが、小さな仕事場なのにイジメの対象になっています。
上司も同僚もお金をちらつかせる人たちの言いなりで、私はのけものです。
今の職場をやめたくないので なんとかしなければとは思うのですが、辛くて力がでません。

4月5日のイジメの質問を読みました。
この質問者さんは、そぼQさんの回答を読んで少しは変われたのでしょうか?
人間の中身はなかなか変われないと言われていますが、私にはどのような心構えが必要だと思いますか?


回答者:そぼQさん
4月5日の回答にも書きましたが、
イジメは言い返せない・言い返さない人がターゲットになるのが定番です。
このような人たちに対処する方法は、あなたが強くなることしかありません。
「喧嘩をしろ」と勧めているのではなく、「実力をつけて天下を取れ」とあおっているだけなのです。

おっしゃるとおり、人間は なかなか変われません。
4月5日の質問者さんから、
「気持ちが楽になった。…絶対に強くなってやる…。」との力強い返事をいただき、とても嬉しい気持ちになりました。
ところが4月20日に最初の状態に逆戻りした様子のメールをいただき、とても残念に思っています。

アメリカ映画「ベン・ハー」の中に 『憎しみは人間を生かし、力を与える。』という一節があります。
そぼQはこの言葉を胸に秘めて現在までイジメと戦ってきました。
しかし 憎しみだけで生きていくのはあまりにも虚しいので、
やさしい人たちには、それ以上の慈しみの心で接するよう努力しています。
本当は『喜びは人間を生かし、力を与える。』のほうが望ましいとは感じているのですが…。

他人にどんなに素晴らしいアドバイスをもらっても、自分がその気にならなければ 所詮は『絵に描いた餅』なのです。
難しいとは思いますが、前を向いて進んでください。




≪そぼQ コラム≫   【残暑お見舞い申し上げます】

異常気象による自然災害が各地で相次いでいる。
被害を受けられた方々に 心よりお見舞い申し上げます。
明日は我が身、そぼQもしっかりと対策を考えておかねばなりません。

お盆だというのに、最近は親しい霊が全く会いに来ない。
毎日線香を立てて丁寧に拝んでいるのに、その上コーヒーやかき氷の準備もできているのに、ふざけた奴らだ。
異常気象のあおりで不義理な輩(やから)に成り下がってしまったのであろうか。
それとも、こちらの体調を心配して訪問を遠慮しているだけなのだろうか。
どちらにしても挨拶一つよこさないという事は、人間同様、霊も堕落してきたとしか思えないのだが…。

『無条件降伏をした日本』 の終戦記念日とされる8月15日、戦争を知らない人たちの頭で考えたセレモニーが開かれるらしい。
毎年この日が来ると、戦火をくぐり抜けてきたご老人のグチがこぼれ始める。
亡くなった方だけではなく、生き残った方たちの無残な生い立ちも 決して忘れてはならないと強く思うこの日である。

もう少し我慢すると秋が来る。
夏が嫌いな友人が非常に多いが、そぼQも大嫌いである。
残暑をなんとかしのいで、心穏やかになる季節まで御身をいたわってください。