電線には様々なサイズがあり、サイズによって許容電流がきまってます。
電線の太さが大きいほど、大きい電流を流す事ができます。
許容電流を超える電流を流すと、電線が熱を持ちます。
更には熱によってビニル被覆が溶けてしまい、剥き出しになった導線が接触して
感電や火災の原因となります。
ここでも水に例えてみましょう。
水道の蛇口にビニルホ−スを繋いで水撒きするとします。
解りやすいように、老朽化したホ−スだと仮定してください。
ホ−スの耐久力を超える勢いで水を流すと、ホ−スが破裂しますね。
例えが悪いでしょうか・・・
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とりあえず、電流が流れすぎると熱を持ち、コ−ドが溶ける程熱くなると危険!
という事は覚えていてください
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え?「ホ−スが破裂する前に蛇口から外れる」?
そうですよね(笑)
実はこれも重要な例えなんですけど・・・後ほど説明します
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テ−ブルタップのコ−ドにも許容電流が当然ありますので、テ−ブルタップを何個も組み合わせて
一箇所のコンセントから何台も器機を接続するタコ足配線は非常に危険です。
たとえコ−ドの無い分岐コンセントでも危険ですよ。
電源からコンセントまで配線している電線も コ−ドよりほんの少し許容電流が高い程度ですから。
それでは前出の「蛇口から外れる」の例について
電気の場合も、接続箇所がもろい場合はそちらに負担がかかります。
接続不十分だと、その箇所の接触面積が小さい事と同じです。
つまりは 細い電線を使っている事と同様、熱を持ち事故につながる危険があります。
電源などの接続は安全面で非常に重要なポイントなんですね
接続作業が有資格者に限られているのはこの為なのです
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