<<電気設備の基礎知識>>
おことわり:この文章は電気設備に詳しくない方々を対象に作成したつもりですので、
あたりまえだ!ってツッコミはどうかご容赦ください
3 分電盤について
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一般家庭の分電盤
停電対策のペ−ジと重複する説明が多くなりますが・・・
『分電盤』読んで字の如し、電気を分ける盤です。
では なぜ分ける必要があるのか?
電気のコンセントや照明につながってる電線には、サイズによって許容電流があり、
それ超えると危険な事は前回説明した通りです(怖)
かといって、大きい電流でも大丈夫なサイズの電線にするとかなり太い物になり、
家の中に収まらなくなってしまいます。
そこで 細いサイズの電線の許容範囲内で電気を使えるように分けるのです。
そしてその回路の電気の量が 大きくなって危険な時に自動的に電気を遮断します
もうひとつの大きな役割は 漏電の防止です。
漏電とは、電気製品などの内部から外へ漏れてしまう事です。
例えば
電気製品が水につかって・・・とか、
古くなって被覆のはげた電気が金属部分に接触・・・
人体に触れると感電します
分電盤は このような危険から我々を守ってくれているのです。
え-、これが一般的なホ−ム分電盤です。回路の数とかは多種多様、蓋がついてるのもあれば金属製のものもあります。

@が主幹のブレ−カ−、4回路を越えるブレ−カ−には付いてます。
主に漏電ブレ−カ−という、漏電を検知したら回路を遮断し火災や感電を防ぐ種類が使用されます
←このボタン
黄色いボタンは漏電表示ボタンです
漏電を検知した場合、このボタンが飛び出ます。
赤いボタンは この装置がちゃんと作動するかを確認するためのテストボタンで、
押したら漏電ブレ−カ−が落ちます!(つまり電気が切れます)
漏電を検知し遮断した場合、レバ−がON-OFFの間の位置になっています。
ONに戻す場合は レバ−をいったん下げてから上げてください。
Aは、それぞれの回路へ分岐する安全ブレ−カ−、
各回路で電気を使いすぎていたらその回路を遮断します。
Bの部分は ほとんどの家庭の分電盤にありません。
別の分電盤がある場合はこの場所に『送り』のブレ−カ−をつけたり、
温水器や動力など別契約電源のブレ−カ−をつけたしします。
特に電気に詳しく無い方も これらの入切操作は問題ありません。
但し、蓋を外す事は感電の危険がありますので止めてください
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