4ページ目
 

 

★1998年・京都大賞典から1998年ジャパンカップまで
 天皇賞・春、宝塚記念と期待されたGT2戦で、いずれも僕らの期待を裏切ってしまったジャスティスですが、栗東の厩舎で夏の間プール調教などもしながら無事過ごし、秋の京都大賞典で復帰したのでした。
 このとき僕は、きつい風邪を引いていて1週間ほど寝込んでいました。布団に横になっていても、ジャスティスの勇姿だけはテレビで見ようとチャンネルを合わせた途端、画面にびっくりするようなジャスティスの顔が飛び込んできたのでした。その日のジャスティスのメンコはまさに「お笑い系」。シルクの勝負服(水色に赤の水玉)の模様がでーんと額の中央に描かれたものでした。
 き、気分転換かもしれないが…な、なんじゃあのガラは!(まあ、でもかわいいことはかわいい。)
 熱が1度は上がったでしょう。レース自体は3着ということで復帰戦としては上出来でしたが、なんとなく前途不安を思わせました。その不安は的中し、秋のシリーズでジャスティスは凡走を繰り返したのでした。
第20戦:京都大賞典(GU) 第21戦:天皇賞・秋(GT) 第22戦:ジャパンカップ(GT)
(前回まで黒メンコから路線を180度転換!一気にお笑い系メンコに)
 

 

★1998年・有馬記念
 お笑い系メンコで3回負けたシルクジャスティス陣営は、年末の大一番、グランプリ有馬記念は、再び縁起を担ぎに来ました。
 前年の有馬記念を優勝したときのように黒いメンコです。しかし、以前していたものとはちょっと違います。透けていません。その雰囲気は、昔の町役場の戸籍係の人がしていた腕抜きを彷彿とさせるシブイものでした。
 でも、レース自体はやっぱりダメでした。

第23戦:有馬記念(GT)
(黒いメンコですが、今度は透けていません。) 



上の写真はいずれもシルクホースクラブの写真です。


前のページに戻る 次のページに進む 最初のページに戻る