●醤油粕はリサイクルできるのか? やってみましょ。
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現在中断
---------------最終更新日:2006.6.1

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長年の課題であった醤油粕の農業肥料としての再利用を試みるのだ。畑でとれたものは畑に返す。
もろみから醤油をしぼった後の通常の醤油粕は14%程度の塩分を含む。
西山醤油店では2番しぼりまでとるので次の段階で、塩分濃度調整の手順を変えれば、その番粕では1%程度まで塩分量を減らすことができる。
捨てるのはもったいない、肥料としてなんとかなるのではないだろうか。

今ある畑にまいて、ダメでしたとなるとアレなので、新たに実験用の畑を拓くことにした。


開墾だ! おらのはたけさひらくんだ!

とはいっても、山野ではなく、畑の端の長年放置してきた雑草伸び放題の土地である。
くわを打ち込み、耕しつつ、石、雑草、ごみ、その他を拾い集めて分けていく。
耕すだけならパワーで押し切れるのだが、このいちいち腰を折って草などを拾う作業がけっこうきつい。
春にむけ、雑草が盛んに根を張り始めている。新芽も芽を出しつつある。 石、ゴミも多い。
いまのうちに根絶(!)しておかないと。

くわで耕しているときに、ミミズをぶっすりやってしまうと、すまんとこころの中で手を合わせる。
ミミズは土の改良屋さんだ。数少ない味方だ。すくい上げて、安全なところへ引っ越ししてもらう。
しっかし、雑草の根深いこと根深いこと、30cmは掘り起こす必要がある。
しかも、わけの分からない、養分をため込んでそうな2〜3cmの地下茎(写真右)がごろごろある。芋づる式につながっている。潜在的な脅威を秘めた地下ネットワークだ。
新しい根は生命力が豊かで、掘り起こしてちぎれた根っこからも、しばらくすると新しい根が再生している。
先の長い戦いになりそうだ。

 

とりあえず番粕をまいてみた。下の写真はその2週間後のもの。茶色いのが番粕である。

●県道沿いのこの土地は所有権がややこしく、いつまで使えるかわからないので、当面継続予定。(2006.5.4)

 

●やる気がそがれて、一月ほどほったらかしにしていたら、一面芝生のようになってしまった。(2006.6.1)
上図右は、約半分まで草取りを終えたところ。 なぜかジャガイモが一本育っている。
しかし、生えるべき草の種が前部発芽したのなら、後の草取りが楽とも考えられれる。
また、やたら大きなミミズはいるし、草もざわざわ生えると言うことは、よい土ってこと?


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