メジャープラネット(3歳・牡)
 父サクラバクシンオー
 母ターフメビュース
 栗東・境直行厩舎
 2001年3月11日生

総額1,600万円 1口16万円
(うち金券44,200円使用。100分の1口所有)


【募集パンフレットより】
 「(ターフメビュースの生産者の)中島君も言っていたように、この血統は何をつけてもスピード型。だったら、そのスピードを追求した(村下公典さん)」という配合だ。
 新生ターファイトクラブ一期生の、その代表とも言うべきターフメビュースが母としてクラブに帰ってきてくれた。
 発達したトモに、ややつまり気味の胴。まだ幼さの残る中にも力強さを感じさせるクビ。馬体のあちらこちらにはスピード馬の特徴が良く出ている。
 「この馬の良いところかい? とにかく、よく食べることだね。母親もそうだったんだろうけど、心身が健康ってことなんだよね」と目を細める。
 スパルタ教育で鳴らす村下農場では、来るべき時期になれば毎日一時間の引き運動が課せられるが、基礎体力のない馬はそのメニューについていくことは出来ない。その点、タフネスが売り物だったターフメビュースの仔だけに心配は無用。まして、「母親は、目一杯に使った馬だからね。思い切って一年休ませたのが良かったかもしれないね」と、その母親ぶりと、初仔の出来ばえに目を細めている。
 両親譲りのスピードを披露できる日が今から楽しみだ。

【2002年募集パンフレットより】
 「気がつけば、すごい良血馬になったね」と笑いが止まらないのは村下さん。「大物は出ないけど、スピードがあってコンスタント」と言っていたサクラバクシンオーはショウナンカンプの快走でG1サイアーとなり、「3つも勝っているし、スピードのある馬だから、そこそこ面白いかな」という評判のターフメビュースは重賞勝馬ローマンエンパイアの半姉となった。生産者には当てはまらないかもしれないが、これがサラブレッドビジネスの最大の魅力である。
 本馬自身、そんなことが分かっているのかのように春を迎えた頃から馬体がぐんぐん成長してきた。体全体がしっかりしてきて、今では初仔ということすら忘れさせてくれる。
 それでも「血統だけじゃ走らないからね」という村下さんは4月に入ると、恒例になった引き運動で本馬を鍛え始めている。マイラー型の四角い体型はそのままにさっそく、胸前とトモに筋肉がついてきた。
 放牧地でひときわ目立つのは、体が大きいせいだけではない。仲間と走り回る際のスピード、瞬発力。何気ない身のこなし。
 「手綱で会話しながら、一緒に歩くんだよね」という村下さん。その感触に一番の手応えを感じているようだ。


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