年間スケジュール

晴れの国岡山

1月は、剪定作業になります。
昨年伸びた枝を1芽残して切り戻します。その他にはビニールハウスの修繕作業もこの月に行います。

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晴れの国岡山

2月 ハウス栽培の加温開始時期になります。我が家では、一番早い作型で2月上旬があります。年により変動はありますがそのため加温機のメンテナンスやハウスのビニール張りと忙しくなります。

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晴れの国岡山

3月は、一番早い加温の芽が出てきます。また2番手、3番手の加温を順次火入れを行い順番に出荷が出来るように段取りを行います。
また、そろそろ露地のビニール張りを行います。岡山県では古くから露地にも少しビニールを掛けてやり栽培品質の向上に頑張っています。

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晴れの国岡山

4月は、全ての作型で芽が順番に出てくるので本格的に忙しくなってきます。
ここからは日に日に成長して行きますので目が離せません。まず芽が出ますそこで余分な芽は取ってやります。
続いて芽が大きくなって伸びてくると花がいくつか付いているので一つにしてやります。

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晴れの国岡山

5月は、葡萄の花が咲きます。花が開花するまでに花穂を小さくしてやります。葡萄の花穂は何千粒も付いているのでそれを最終的には約40粒ぐらいまで少なくしてやります。
また枝も伸びてくるので棚にくくり付けてやります。効率よく光合成出来るように

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晴れの国岡山

6月は、最後の露地のジベ作業になります。花が咲いたら自家受粉しにくい特徴をいかしジベ処理を行い種無しにします。
それから1週間ぐらいしたら最終間引き作業に入ります。小さな粒をはさみで切るのが根気がいって大変です。

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晴れの国岡山

7月は、いよいよ収穫作業に入ります。
2月上旬に火入れしたハウスが上旬ごろから収穫できます。約5ヶ月間の長い間手を掛けて作った葡萄はなんとも言い表しようのない瞬間です。
これから9月上旬まで順番に収穫していきます。

作業はまだ続きます。この時期になっても新しい枝がまだ出てくるのでそれを取って回ります。暑くてクタクタになります。

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晴れの国岡山

8月は、ハウス栽培は旧盆の8月13日ぐらいまでには終わります。旧盆後には露地の葡萄が出てきます。
我が家では、日が昇るかどうかぐらいの早い時間に収穫に行き暑くなる前には収穫を終わらせ箱詰め作業に入ります。少しでも鮮度がいいように暑くなるまでに収穫を終わらせます。

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9月は、上旬までには収穫が終わります。上旬が過ぎると岡山県中部地域の葡萄が出始めます。そこから県北まで11月ぐらいまで岡山県で産地間リレーが出来ていますので我が家でも早目に切り上げます。
ここから来年のために土作りをはじめます。堆肥を1反辺り2トンぐらいは入れてやります。
そこでオープンカーが役に立ちます。

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晴れの国岡山

10月は、葡萄の作業は一段落しますので地域の行事に出来るだけ参加するようにしています。また一年でガタが来たところ造成などこの時期にまとめてします。
この時期は、肉体労働が多くなり違う疲れが、、、、、、

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晴れの国岡山

11月は、一年で一番のんびりしています。一年の疲れをこの時期に取ります。
年によっては修繕作業が入り忙しくしている年もよくあります。

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晴れの国岡山

12月、いよいよ仕事が始まります。葡萄は落葉果樹なので葉っぱが紅葉し落葉します。
葉っぱには、細菌が付いていて来年影響があるので少しでも菌密度を減らすために処分します。

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