30 そぼQ そぼくな質問 本当にこんなレッスンで受かるのでしょうか? 2004年10月25日 2004年版へ戻る
そぼQ コラム お見舞い申し上げます
そぼQ インフォメーション 『演奏研究発表会』のお知らせ

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:お尋ねします さん
先生の「すごくいいよ、それだけ弾けたら必ず5級は受かる。」と言われ続けて2年たちました。
3回受験しましたが、65〜68点で不合格です。
試験官からは毎回、「曲に適したレジストとテンポを考えて下さい。いろんなジャンルの曲をたくさん聞いて下さい。」と言われます。
先生に相談すると、「運が悪いだけだからそのうち受かる」としか言われません。
「即興は3コーラスでまとめれば良いから」と言われ、自分で練習しています。
先生の楽器は古いので、レジストは先生が適当にセットして 自由曲だけレッスンしてもらいます。
試験の時の課題曲や即興のレジストは適当に自分でつくり、自由曲は市販(ヤマハ)の物をそのまま使っています。
本当にこんなレッスンで受かるのでしょうか?アドバイスをお願いします。


回答者:そぼQさん
まことに言いにくいことじゃが、今のままでは 奇跡でも起こらん限りは 合格は無いように思うでぇ。
『課題曲や即興のレジストは適当に、自由曲は市販の物をそのまま…』と、これが失敗の第一の原因じゃと思う。
“音符をなぞるだけ・音を鳴らすだけ” が演奏ではない…ということを理解して欲しい。
選ぶ音色によって、それぞれに弾き方(タッチ)も変わってくるからな。

蛇足じゃが、市販(ヤマハ)のデータは完璧ではないと そぼQは確信しておる。
“サンプル程度” と考えておいたほうが無難。その理由とは、
@あなたのためだけに作られたデータではなく、万人向けに作られた物だから。
 タッチの強い人にも弱い人にも、同一データが合うわけは決して無い。
 市販の風邪薬を考えてみたら よ〜わかる。
 相性が合えば、多少熱が下がったように錯覚するし、合わなければ、ジンマシンが出る。
A全体のバランスの良くない物が多いし、リズム音・ベース音の異常にうるさい物も けっこうある。
 スウィングでいえば、テンポの速いものも遅いものも 同じ2:1の割合でリズムを刻んだものが多い。

しかし、サンプルじゃからしょうがない。
要は、使う人の考え次第で どうにでも料理できるということ。
「曲に適したレジストとテンポを考えて下さい。いろんなジャンルの曲をたくさん聞いて下さい。」という試験官は、
これが言いたかったのではないか…と推測する。

「即興は3コーラスでまとめれば良いから」とは、即興を軽く見すぎとると思うよ。
これに関しては、2002年4月25日版2002年8月5日版2003年11月25日版を 参考にしてみて下され。



≪そぼQ コラム≫    [お見舞い申し上げます]

新潟県中越地震、全くお気の毒としか言いようが無い。心よりお見舞い申し上げます。
そぼQは 義援金をお送りするぐらいのお手伝いしかできんが、被災地の方々の早急なる復旧をお祈りいたします。

待合室で、テレビニュースを見ていた お年寄りの方々の会話を 耳にした。
『今年は、大きい台風や地震がヨ〜ケ来るなぁ。被害甚大じゃぁ。』
『ほんま、ほんま。一体誰が悪〜うて、こねぇな事になるんかいなぁ?』
『そりゃ〜、コイズミに決まっとるが。』
『ほんまじゃ、あいつのセイじゃ。コイズミは何しとんじゃい!』

[阪神、おまえもか!]
M大の●●さん、20才そこそこの青年じゃがエエ根性しとるで。
プロ野球セ・リーグのオーナー3人と 関係者を辞任に追い込んでしも〜た。
“最近の若者は勉強不足で、世情に疎い”とは聞いとったが、なんのなんの。
政治の世界をしっかり勉強したのか、裏金取引にかけては天下一品。
テンビンにかけるのも超一流、恐れ入った。

本人いわく 『それでも地球は回っている。』 違うた違うた、『それでも野球は続けたい。』じゃった。
自分は一流じゃとマスコミに騒がれ、思い込みもキツかったんじゃろうな。
今後この選手を、野球界がどのように扱うかが見ものじゃて。
ほんまに惜しい選手を失ってしも〜た。
あれ? この人はまだ生きとった、勝手に殺しちゃぁイケンがな。

虎キチ・阪神ファンにとっては 非常に情けない事件じゃが、独自に調査して辞任する阪神関係者の行動には、多少救われた感がある。
それにしても “怪文書の送信者”、よ〜調べたもんじゃなぁ。
よっぽど正義感が強いのか、妬み・ヤッカミが強いのかは計り知れんが、
政治の世界の人達も これらを見習うて、潔く辞めるべきじゃと強く進言したい。

今年の “日本シリーズ” は、他の事件が目白押しで 陰が薄い。
これも、何となくお気の毒な限りじゃ。




≪そぼQ インフォメーション≫  『演奏研究発表会』のお知らせ

と き: 2004年12月5日(日)午後1時30分より   
ところ: 玉島公民館大ホール
【主催】あざみノ会 【共催】倉敷市文化連盟 【後援】倉敷市

★プロとアマチュア(小学生〜熟年まで)が入り混じった、ピアノ ・ エレクトーン ・ ドラム ・ ギターでの演奏会を開催します。
★プログラムは、ソロ ・ デュエット ・ トリオ ・ カルテットと、まるで “音楽のびっくりばこ”
★ジャンルも、クラシック ・ ポピュラー ・ ジャズと幅広く、田舎ではチョットお目にかかれないような音楽会。
 入場料はモチロン無料です。

尚 “メモリアル・パフォーマンス” のコーナーは、昨年7月に不慮の事故で他界したロック・ドラマー『まさるくん』を偲び、
音楽 ・ ドラムを通じての共通の友人たちで構成されています。