小さなコンサート vol.17〜18
吟ーその伝承と創作の世界
![]() |
![]() |
![]() |
〈第1部 伝承〉では,日本吟詠に伝わる伝統の旋律を紹介,〈第2部 創作〉では,詩吟の特徴を持つ創作曲第3作「木蘭詩」を初演,第2作の「長恨歌」を再演した。
☆第17回小さなコンサート
とき 1998年10月2日(金)午後6時30分開演
ところ 奈良県天理市文化センター
☆第18回小さなコンサート
とき 1998年10月3日(土)午後3時開演
ところ 大阪府立労働センター(エル・おおさか)エルシアター
☆後援
(財)日本吟剣詩舞振興会,(財)公認奈良県吟剣詩舞道総連盟,(財)公認大阪府吟剣詩舞道総連盟,日本中国友好協会大阪府連合会,天理大学ふるさと会
☆主な助演
青木玲子(バイオリン),石川利光(尺八),飛山百合子(箏,25絃箏),今西真智子(三弦),中西京子(打楽器,マリンバ),北村嶂泉(吟),金戸静華(吟),木村武岳(吟),小佐野桂洲(吟),吉村應洲(吟),鈴木永山(吟),山口華雋(吟),矢田星旺(吟),深谷育代(ナレーション)
☆プログラム
曲目 | 作者 | 出演者 | これが売り! |
第一部 伝承 《詩吟の様々な旋律から》 | |||
---|---|---|---|
河田千春の「富士山」 | 詞/石川丈山 構成/河田千春 編曲/尾崎啓他 |
河田千春![]() |
ハーモニーのある詩吟を一人ハモリで。 |
金戸静華の「京の花・月・雪」 | 詞/安藤残雨 | 金戸静華![]() |
静吟詩堂吟詠会の伝承旋律による。一連→二連→三連で転調が見られる。静かでゆるやかな節回しも特徴。 編曲は山縣弘尚。 |
木村武岳の俳句三題 | 詞/芭蕉・一茶・山頭火 構成/木村武岳 |
木村武岳![]() |
日本詩吟学院岳風会の伝承旋律による。俳句を吟詠する場合は自然短音階を使っている。 編曲は木村晴岳。 |
小佐野桂洲の世界 「芳野」 「寧楽懐古」 |
詞/河野鉄兜 詞/太宰春台 |
小佐野桂洲![]() |
天理公演のみ。 |
吉村應洲の「秋思の詩」 |
詞/菅原道真 |
吉村應洲![]() |
関心流日本興道吟詩会の伝承旋律による。「ミファラシド」の都節を基本にしながらも,ファ♯ソ♯などを自由に使っている。 大阪公演のみ。 |
組詩「配所の月」 「秋思の詩」 「東風吹かば」 「九月十日」 「九月十五夜」 |
詞/菅原道真 詞/菅原道真 詞/菅原道真 詞/菅原道真 構成/河田千春 |
吉村應洲(吟) 深谷育代(語り) ![]() |
天理公演のみ。 |
《詩吟伴奏曲競作の試み》 | |||
神坂真理子編曲による「李白三題」 「早に白帝城を発 す」 「峨眉山月の歌」 「汪倫に贈る」 |
詞/李白 詞/李白 詞/李白 |
矢田星旺(吟)![]() 飛山百合子(箏) |
大阪公演のみ。 |
舩川利夫編曲による「秋三題」 「菊花」 「山行」 「楓橋夜泊」 |
詞/白居易 詞/杜牧 詞/張継 |
北村嶂泉![]() 飛山百合子(箏) 今西真智子(17絃箏)石川利光(尺八) |
大阪公演のみ。 |
川崎絵都夫による「蒙古来」 | 詞/頼山陽 |
鈴木永山,山口華雋,吉村應洲,小佐野桂洲,木村武岳 | 電子楽器による効果音を多用。 |
陽関三畳 | 詞/王維他 伝承曲 編曲/尾崎啓他 |
河田千春 天理大学漢語会話班有志の皆さん |
天理公演のみ。![]() |
第二部 創作 | |||
木蘭詩![]() |
詞/無名氏 曲/神坂真理子 |
河田千春(少女木蘭・戦士・成人した木蘭三役) 石川利光(篠笛・尺八) 飛山百合子(25絃箏) 今西真智子(三弦) 中西京子(マリンバ・打楽器) |
委嘱初演 原語で上演 |
長恨歌![]() |
詞/白居易 曲/川崎絵都夫 |
河田千春(吟) 山口華雋(吟) 石川利光(尺八) 飛山百合子(25絃箏) 青木玲子(バイオリン) 中西京子(打楽器) |
オリジナル編成では二胡のパートをバイオリンに替えています。 |
TOP |
@演奏記録home |
NEXT | BACK |