What's New for Mac(過去ログ1)
1999.7〜2000.6
 :作者が独断で選ぶアップル関係のニュースです


2000.6.26

PCユーザーのサポート満足度、アップルは第4位:

「購入後のサポートで最も高い満足度が得られたパソコンメーカーは日本ゲートウェイとデルコンピュータ」---日経パソコンが日経マーケットアクセスの協力を得て実施した「2000年版パソコンメーカーサポートランキング」調査で,こんな結果が明らかになった。

この調査は,国内の主要パソコンメーカー12社を対象に,各社のサポートを経験したことのあるユーザーを選び,「Webでの情報提供」「電話サポート」「マニュアル」「修理サポート」の評価と,「サポート全般」に対する満足度を聞いたもので,有効回答は2152人。

サポート全般に対する満足度では,日本ゲートウェイとデルコンピュータの2社が同点で1位となった。両社はともに,24時間365日の電話サポートを実施していることなどから電話で高い評価を得たほか,Web,修理の分野でも満足度が高かった。ゲートウェイは昨年に続くトップ。

3位の日立製作所も電話サポートへの評価が高かった。昨年最下位のアップルコンピュータはWebでの情報提供が評価され4位に躍進する一方,昨年4位のソニーは9位に転落した。

また,今回から調査に加わったソーテックは最下位と,厳しい結果となった。

2000.6.19

iMacついにフルモデルチェンジ:(お宝鑑定団より)

Apple Insiderによれば、現在のiMac DVシリーズは6月30日までに生産が終了することになっており、7月19 日に新しいiMacシリーズとして発表されそうだと伝えていました。その新ラインナップは、「iBox」と呼ばれるデザインの基礎から形成されており、iMac DV Special EditionはPowerPC G4/450MHzにDVDドライブを搭載し、17インチモニターを持った仕様となるらしく、ローエンドモデルは、PowerPC 750CX/500MHzに15インチモニターを持った仕様となるらしいと伝えています。そのどちらも新型のワイヤレス・キーボードとワイヤレス・マウスが装備(この確認に時間がかかっていたらしい)されているようです。またiBoxのコンセプトとして、iMac本体のディスプレイをスライド方式で脱着出来るようになっており、キャンディーカラーの15インチのCRTとLCD、ショットネックの17インチCRTが選択出来るようになっているらしいと伝えていました。

2000.6.15

Power Mac G4、宇宙へ飛び立つ!(MacNN):

米SkyCorp社は、「衛星軌道上にある初のWebサーバ」と同社が呼ぶ、実験的な人工衛星の中でPower Mac G4を使うために、米 Apple社とパートナーシップを結びました。この人工衛星は来年飛行予定のスペースシャトルから発射される予定です。衛星を発射する主な目的は、「耐久性の強化」に関するコストを大幅に引き下げる、SkyCorp社の衛星アセンブリ技術をテストすることです。「Slashdot」(http://slashdot.org/)でも、「このサーバは、衛星が宇宙空間にある間、Apple社の既存の『AirPort』無線ネットワーク技術の異種を含む、無線ネットワークプロトコルによってアクセスされます」と報告されています。

2000.6.7

Appleを悩ますクロックスピード問題:

PhotoshopではG4/500MHzがペンティアム3/1GHzを上回った

クロックスピード問題 (500MHzのG4対1GHz の新しいPCマシン) に関し,AppleのCreative Markets部門のGene Miller氏は,いくつかの点ではPCが最終的に速いと述べた。しかし,AppleがPhotoshopで行ったいくつかの初期テストで,G4/500がDellより25%速く,Compaq より37%速いことが明らかになった。

クロックスピードに関する問題は,Appleのマーケティングの頭痛の種である。人々が「MHz」だけに集中することは,本当はまちがっており,このような考え方はアーキテクチャや言語の効率性の違いを考慮に入れていない。Apple Performance Marketing Groupは,この概念を,馬力に基づいて車を買うことに例えた。馬力ばかりを追求すると結局,使いにくい大きな家のようなサイズの乗物を買うことになってしまう。

AppleWorks 6Jのアップデータが公開:

32KB超テキストでの異常動作など解消

アップルコンピュータは,ワープロや表計算,ドローソフトなどを統合したアプリケーション「AppleWorks 6」(日本語版)の不具合を解消する「AppleWorks 6.0.4 アップデータ」を公開した。アップデータを含むイメージ・ファイル(約6.1MB)は,同社Webサイト(http://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/appleworks_6.0.4.html)から無償ダウンロードできる。このアップデーターは,AppleWorks本体やヘルプの一部などを更新し,機能拡張ファイル「CarbonLib」の最新版(J1-1.0.4,「ソフトウェア・アップデート」コントロールパネルでも更新可)をインストールする。このほか,RTF形式ファイルのトランスレーターも新たに追加される。更新を行うと,ワープロ機能で書類を作成する際に,テキストが32KBを超えると発生していた異常なカーソル移動や,予期せぬアプリケーション終了といった不具合が解消する。

2000.6.4

なにっ!!いまさら IE4.5だって?

Java環境におけるIEとMRJの安全な組み合わせ:

MacintoshのJava 環境におけるセキュリティホールだが,JavaHouse Brewersメーリングリストにおいて,検証が進められている。その結果,「IE4.5 とMRJ2.2」「iCabとMRJ2.2」の組み合わせは安全であるという結論になった。

この検証によると,MRJ2.2におけるセキュリティホールは,MRJ2.2でネットワーク接続を行うときに利用するプロトコルハンドラが新たに実装されたものの,その実装にバグが存在し,その新しいプロトコルハンドラを利用するIE5.0との組み合わせでセキュリティホールが発生したものと考えられるとのことだ。

MRJ2.2をIE4.5,iCabと併用した場合には,従来からあるプロトコルハンドラを利用し,こちらには現在のところセキュリティ上のバグは発見されていない。そのため,上記2つの組み合わせでは,安全であると言える。Javaアプレットを利用するMacユーザーは,早急にMRJ2.2とIE4. 5,あるいはiCabとの組み合わせを利用すべきである。

また既報の通り,MRJ2.1.4,MR J2.1.1,MRJ2.1には,明確に実装上のバグが存在し,どの組み合わせでもセキュリティホールが発生するので使用してはいけない。早急に最新版のMRJを取得する必要がある。Mac OS 9を使っている場合には,ソフトウェア・アップデートで最新版のMRJを取得することができる。また,マイクロソフトのホームページからは,IEの4.5を入手することができないので,雑誌のCD-ROMなどを探す必要がある点に注意したい。


2000.5.26
コダック、アップルのQuickTimeをライセンスへ:
2000年5月23日、ニューヨーク州ロチェスター、カリフォルニア州クパティーノ―イーストマン・コダック社は、現在開発中のコダック社のデジタルカメラに対して、アップルからQuickTimeのライセンスを受けたことを発表。このライセンス契約により、コダック社は、クロスプラットホーム対応で、多くのユーザに支持されているQuickTime(クイックタイム)を利用し、素早く簡単にビデオクリップを作成できる、デジタルカメラを製造・販売することができるようになる。
「MacintoshおよびWindowsのオペレーティング環境の両方で、マルチメディアファイルを扱えることが重要なポイントでした」と、イーストマン・コダック社 上級副社長兼デジタル&アプライド・イメージング社 社長のウィリー・シー氏は語っています。「QuickTimeはインターネットを通じて、友人や家族とビデオ、オーディオそしてデジタル画像などを共有するための最も高品質で、使いやすいソフトウェアです」と、アップル ワールドワイドプロダクトマーケティング担当副社長、フィリップ・シラーは語っています。「QuickTime 4 Player(クイックタイムフォープレーヤー)は世界中のMacやWindowsユーザに5,000本万以上配付されています。そして今、QuickTimeはパーソナルコンピュータから、一般的なコンシューマ機器での利用へと発展しようとしています。その先頭を切ったのがコダック社なのです。」 QuickTimeはフルモーションビデオとオーディオのキャプチャ、編集および再生をサポートします。これは、Macintoshおよびマイクロソフト社のWindows両方のオペレーティングシステム環境で利用可能です。
Macを襲うマイクロソフトのIEバグ:
米マイクロソフトのブラウザー・バグ対応チームは、米アップルのMacintosh コンピューターで動作するInternet Explorer(IE)の最新バージョンによって引き起こされる不具合を修正すべく、対応を行っているらしい。 このバグは、個人のファイル閲覧を可能にするほか、場合によっては社内イントラネットの各サイトへの不当なアクセスを許してしまう。すでに1997年に発見され、当時マイクロソフトはこのバグを修正していたが、IE 5のリリースにより再び登場した格好となった。 マイクロソフトのMac版IE担当製品責任者であるディック・クラドックは、修正を公開できる時期について明確にしなかった。 このセキュリティーホールは、Javaは、米サン・マイクロシステムズが開発したクロス・プラットフォームのプログラミング言語であるJavaの使い方が原因になっている。 「IEとMRJとの間のインターフェースに存在するセキュリティーホールを、悪意のあるウェブサイトが利用し、他のウェブサイトのコンテンツへとリダイレクトできるという問題が発見された」とのこと。
結局はマックに関係なかった「I Love You」:
MacはWindowsエミュレーションソフトウェアを起動させていないかぎり影響を受けない。
今月始め世界的なPCシステムを台無しにし,多くの変種を生み出したLove Bugより,多くの点で今回のウイルスはもっと悪質である。MicrosoftのOutlook電子メールソフトを手段としたLove Bugは,件名が「ILoveYou」で,「LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.vbs」という添付を持つメッセージとして登場し広まった。「New Love」と呼ばれる新しいウイルスもOutlookを通して広がっているが,一貫したファイル名を使用するかわりに,感染したコンピュータからユニークな件名と添付タイトルを生成する。結果として,受信したとき感染した電子メールを発見することがより難しい。電子メール本文は空である。
即ち、ウイルスがWindows PCだけで起動するMicrosoftのVisual Basicソフトでウェアで開発されているため,Mac OSシステムは感染しない。「ペイロードは,実行可能な.vbsによって送信されており,これはMacintoshコンピュータ上では動かない」MacユーザーがWindowsユーザーに感染メールを転送することでウイルスを広げる可能性があるため,Loomstein氏は「FW:」が件名にあったり「.vbs」という拡張子の添付ファイルを含む突然のメールはすべて削除するように奨めている。
ウイルスはWindowsエミュレーション製品を起動しているMacシステムの,Windowsパーテションに感染する可能性があるので,Connectix Virtual PC,FWBのSoftWindowsとOrange MicroのWindows互換カードのユーザーは予防措置をとる必要がある。しかし,これらのシステム上でさえ,ウイルスはMacパーテションに影響を与えない。

2000.5.11

2000.5.6

2000.5.4


2000.4.30
Apple、「iMovie」無料ダウンロード開始:
Apple社は、デスクトップムービー編集ソフト「iMovie」の無料ダウンロード配付を、同社のホームページで開始しました。データサイズは19.2MBです。なお、iMovieとチュートリアルファイルが入ったCD-ROMは19.95ドルで入手可能です。サポート対象環境として、Power Mac G4、PowerBook (FireWire)で、64MB以上、Mac OS 9.0.4以上、QuickTime 4.1以上が必要です(サポート対象外機種でも動作は可能です)。おそらく6月頃にリリースされるWindows Meにバンドルされる、ビデオクリップの編集や配布機能を持つ「Microsoft Movie Maker」への対抗措置(QuickTime 4 Proは以前有償)と考えられます。
「iMovie」のダウンロードページhttp://www.apple.com/imovie/

ユーザーサイドに徹する情報提供が『MACお宝鑑定団』の魅力:(山田氏へのインタビューから)
>『MACお宝鑑定団』は1日に2回、更新されています。「いつ寝てるの?」とよく聞かれるでしょう。
僕が店(焼き肉屋さんが本業)をあがるのが11時。そこから日付が変わって朝の3時くらいまでが、更新の作業時間です。朝10時にはもう一つのお店(喫茶店も経営)が開くので9時には起床。都合6時間は寝てるんです。声を大にして言いたい(笑)。ただし、アメリカのプレスリリースが出るのが証券市場の閉まる2時間前くらいで、こちらでは朝の3時から5時。これがかぶると6時くらいになってしまうこともありますが。また、メールは1日200通ほどですが、何回かある昼間の休み時間を使って消化し、また午後の更新もします。メールの返事はあまりできませんけどね。
>団員は何名ですか。その中で会長さんの役割は?
現在、15名でそのうち、私を含めた8名がウェブに関わっています。8人のうち、2人は海外スタッフで海外ニュースの翻訳と資料のリンクを返してもらいます。5人は実際に、それぞれの担当分野の製品を購入してテスティングをしてレポートを出します。私も担当がありますが、更新では、スタッフから送られたメールを私が加工し、テキストを流し込んでいきます。
僕自身はドライバー情報を中心にテスティングしています。それぞれの得意分野を継続してやっていけば、間違いも少なくなるし、的確な情報が提供できるでしょう。
>そもそも『鑑定団』という名前は何に由来するのですか。
1996年にパソコン通信で古いMacintoshについて語る会議室をつくったのが始まりです。その時の名前が『MACお宝鑑定団』。当時のMacの中古市場というのは、ショップによって価格に天と地の開きがあった。法外に高いところもあれば安いのもある。それでは、Macの価格は鑑定団が決める、価格はユーザーサイドで決めるべきだと。そのうち我々の名前が知られるようになり、おかげさまで値段は高騰しちゃいましたが(笑)。ウェブへの進出は、96年のアップル主催の『Welcome To Macintosh』という展示会に、ユーザーズグループとして出展しないかといわれて、その告知のために始めたんです。
>それが爆発的な人気へと至るわけですが。
翌年『マックワールド・エキスポ東京97』に出た時に、ウェブを使ってのレポート更新をやろうということになったんです。当時はユーザーサポートがまともに行われていなかったような状況で、電話で問合せをしてもうまく答えてもらえない。それなら会期中の4日間はメーカーが目の前にいて、絶対に逃げることはないから毎日話を聞こうということになった。問合せに答えられるまで毎日。ウェブではその状況をリアルタイムで更新していく。「今日は答えられませんでした」と(笑)。電話だと、相手に「そんな動作は起こるはずがない」とか言われちゃうでしょう。ところが、相手のブースに行って「ほら見てくださいよ」ってやっちゃうんです。
セミナーの内容を全スクリプトのレポートを出して、要約をしない。そうすると全体の流れが分かるし、後で読むときにも役に立つ。そういうことも評価されたようです。それがきっかけでアクセスが一気に増えました。
2000.4.29
Apple Cinema Displayの購入がより便利になりました:
Apple Cinema Displayの店頭販売が開始。好評のApple Cinema Display(22インチ)が、5月12日(金)より全国の販売店にて展示販売されるそうです。また、アップルのオンラインストア、Apple Store価格は:498,000円税別です。「The Apple Store」(http://www.apple.com/japanstore/)たぶん店頭販売もこれくらいの値段になるのでしょうか?
2000.4.28
Office 2001は今年後半に出荷予定メール/PIM機能を統合 :
米Microsoft社(http://www.microsoft.com/)は2000年4月27 日(米国時間),今年後半に出荷する統合ビジネス・ソフトの新版「Office 2001 Macintosh Edition」についての詳細を発表した。これによるとOffice 2001は,電子メール機能と,アドレス帳やスケジュール帳といった個人情報を管理するPIM機能を統合する。PIM機能で保存した情報は,Officeが備えるほかのアプリケーションからも利用可能になる。さらに米Palm社(http://www.palm.com/)の携帯情報端末用OS「Palm OS」とも同期できる。
今年夏に出荷が予定されている「Mac OS X」のネイティブ環境「Carbon」への対応については明らかにされていない。だがMicrosoft社がOffice 2001の新機能を紹介するWebサイト(http://www.microsoft.com/macoffice/X/pimarticle1.htm)で公開しているスクリーン・ショットを見る限り,Mac OS 8やMac OS 9といった「Classic」環境で動作している。Office 2001の電子メール機能は,「Microsoft Word」に似た編集ツールを備える。スペル・ミスを検索する「AutoCorrect」機能,英単語の定義を調べる辞書機能などを搭載。さらに電子メール・アドレスを過去の履歴から自動入力する「AutoComplete」といった機能を強化している。
2000.4.26
Gates(下逸氏)がiMacを「狙い撃ち」:
Windows Hardware Engineering Conference (WinHEC) の基調講演で,Bill Gates氏は「まだまだ最高のものが登場する余地はある」と力強い調子で述べた。Gates氏は,PCが直面している2つのおもな問題,つまりマシンの複雑さとブート時間の長さについて語った。「コンピュータを消さないでおくか,ハイバーネーションに入り使いたいときに戻すか,またはすぐにブートできるようにするかのどちらかだ」と,Gates氏は述べた。今度のWindows Millennium OSで,Microsoftはブート時間を25秒まで短縮することができたと述べた。比較のために,ソニープレイステーションがスタートアップまでに33秒,Apple iMacは平均で1分かかったとGates氏は言及した。Appleを狙い撃ちしようとMicrosoftはiMac のブート時間のデモを考慮したとGates氏は述べた。「デモを行うことはできたが,時間がかかり過ぎるからやめた」と述べ集まったデベロッパーの笑いを誘った。確かに起動時間が短いことは、大切なことかもしれないが、CPUやOSの性能では負けたので他にセールスポイントがなかった寂しい下逸さんでした。
2000.4.23
Steve Jobs氏は第6位のCEO:
「Worth Online」(http://www.worth.com/articles/Z0005C01b.html)が実施した「Best CEOs Top 50」ランキングによると、 Apple社CEOのSteve Jobs氏は、第6位にランクインしています。
ちなみに、1位は米Cisco Systems社のJohn Chambers氏、2位は米Yahoo 社のTimothy Koogle氏、3位は米Microsoft社のSteve Ballmer氏、4位は米Sun Microsystems社のScott McNealy氏、5位はApplied Materials社のJames Morganとなっています。
2000.4.22
AppleWorks6(J)が発売:あるライターからのコメント
後継ソフトに対して高まる期待感にAppleWorksは応えることができるのか?
AppleWorksは,事実上,統合ソフト「クラリスワークス4.0」の後継となるソフトである。アップルではAppleWorksを「クラリスワークスのバージョンアップ版ではなく新しい製品として認識している」と述べているが ,AppleWorksに「6」というバージョン名がついているところを見ると,実際にはクラリスワークスの後継であることはたしかであろう。
統合ソフトというのはワープロや表計算,グラフィックなどのアプリケーションをひとつにしたソフトのことで,各アプリケーションを統一感のあるインタフェースで操作でき,またアプリケーション間の完全なデータ互換が図られているというメリットがある。そんな統合ソフトの中でもクラリスワークスは入門者向けとして位置づけられていた。各アプリケーションは基本的な機能のみ搭載され,その代わり使いやすさと低価格を実現しており,その評価は低いものではなかった。
そんなクラリスワークスの後継であるAppleWorksに対してみなさんは「クラリスワークスと同様に入手しやすく,それでいながらクラリスワークスよりも使いやすく,高性能/高機能でビジネスにも使えるレベル」という期待を持っていることに違いない (個人的には願わくば“ナントカsoft Office”を使わずにすむようなものがほしい!)。はたしてAppleWorksはその期待感に応えてくれるソフトなのか……この1週間,つねにそのことを念頭に置き,AppleWorksおよびクラリスワークスを使い続けてみた。
……その評価は「部分的にはビジネスで使えるが,基本はやはりパーソナル向け。インタフェースの改良やインターネットの利用によって生産性は向上しているが,性能/機能による生産性の向上は感じられないのでMicrosoft Officeやクラリスワークスに満足している人は完全移行する必要性はない」という評価になった。AppleWorksの出来はなかなかの塩梅だ。モダンな (今風の) インタフェースになっており,特に初めて使う人には受け入れられやすいものになっている。
ツールバーの改良や,より自由度が増したドラッグ&ドロップ機能,タブを利用し,邪魔にならないように配置されるパレットウィンドウなど,見た目や操作感が洗練されたことにより,はじめてAppleWorksを使う人に対して修得しやすいようになっている。筆者はクラリスワークスをそれほど熟練してなかったため感じることができたのだが,同じような書類を作るにしてもAppleWorksのほうが細々な部分の操作性がすぐれており,確実に作りやすかった。使いやすくなり,さらにいくつかの機能向上したことについては素直に喜んでも悪くなかろう。
2000.4.19
Power Mac G4が1GHz PCに勝利?:
Norr氏は「Power Mac Bests the Gigahertz PCs」というタイトルのこのコラムの中で、Power Mac G4 450MHzと、Pentium III 1GHz を搭載した米Hewlett-Packard社のPavilion、そしてAthron 1GHzを積んだ米Polywell Systems社のPoly 800K7-100を比較するため、Photoshop 5.5と50MBのファイルを使ったベンチマークテストを敢行。テストの具体的な内容などについては書かれていませんが、Velocity Engine対応プラグインのおかげもあってか、Power Mac G4が一番高速という結果になったそうです。
「要するに、現在のPowerPCのクロック速度が遅いからといってMac党の人々が狼狽する理由はありませんし、少なくともパフォーマンスの面においては、Appleに頼っているグラフィックのプロフェッショナルの方々が、自身のプラットフォームの選択を疑う理由もありません」と、Norr氏はコラムの中で述べています。
2000.4.6
「Mac OS 9.0.4」の日本語版がダウンロード可能に:
アップルは、Mac OS 9.0.4の日本語版アップデータ「Mac OS 9.0.4J Update」の配付 を開始しました。同社のWebサイト、またはMac OS 9のソフトウェア・アップデートコントロールパネルからダウンロードすることができます。Mac OS 9.0.4J Update (12.8MB)
Mac OS 9.0.4は、今年2月に登場した最新機種を含む、Mac OS 9に対応したすべての 機種で使用することができます。Mac OS 9.0.4ではFireWireとUSBの追加サポート、 ネットワークとパワーマネジメントの拡張、オーディオ、ビデオ、グラフィック機能 の改良などが施されています。
2000.4.1
すげー不格好なPentium III/1GHzプロセッサー:
ASCII 24に、Intel社が発表したPentium III/1GHzプロセッサーのベンチマーク計測結果が掲載されていました。計測結果よりも、この巨大なヒートシンクにはビックリですね。電圧上げて無理矢理動かしてんじゃね〜の?って疑ってしまいます。
昔のリッター1kmという燃費のアメ車を思い出しますねー。筐体についたファンで他人を圧倒するのが快感だったりして。

2000.3.28
AppleWorks発売は4月中旬に延期:
「AppleWorks 6」の発売を3月に予定していたが,発売日を4月中旬に延期した。同製品は,ワープロ,表計算,プレゼンテーション機能などを搭載した,オールインワンソフトウェア。発売日の詳細に関しては,未定。
USB2.0の仕様が4月10日にも確定:
パソコン用周辺装置インタフェースの規格であるUSB(Universal Serial Bus)2.0の仕様が2000年4月10日にも確定する。標準化作業を進めるUSB Implementers Forum,Inc.(USB-IF)は、3月10日にメンバ企業に対して0.9版の仕様書を配布した。0.9版は、1カ月間のレビューを経て最終仕様になる。
Internet Explorer 5が3/27,ついに登場:
わたしの嫌いなマイクロソフトのニュースも出しますが、この中でIE 5は自分のコンピュータに合わせてブラウザの外観を変更することができる。またIE 5は「Tasman」と呼ばれるまったく新しいレンダリングエンジンを搭載し,速度を50%アップするとともに信頼性を大幅に向上させた。「Interne Explorer 5 Macintosh Editionは高速で,信頼性が高く,簡単に使うことができる,Macintosh用の最高のブラウザソフトウェアだ」とMicrosoftの公式筋は主張している。(マイクロソフトが言うのだから、話半分に聞こう)
また、IE 5はAuction ManagerとInternetScrapbookという新機能を搭載している。Auction Managerは,複数のインターネットオークションを同時にトラッキングすることができる。Internet Scrapbookを使うと,ユーザーはe-コマースの領収確認ページや,将来記録しておくべき一時ページなどを,ブラウザの中からウェブページのキャプチャ,保存,管理を行うことができるそうだ。
Outlook Expressのアップデートは予想外のものであるが,よろこばしい。OutlookExpress 5.02はSMTP認証により電子メールのセキュリティを高めており,大量のデータを保存しているユーザーの起動スピードを向上させ,複雑なHTMLメッセージの表示速度を上げている。
なお、IE 5に含まれているQuickTimePluginはQuickTime J2-3.0.2ですので、QuickTime 4をインストールされている方は、既存のIE 4.xからPlug-insフォルダを入れ替える作業が必要だそうです。いつものことながら、マイクロソフトさん、現在のQTの最新版はバージョン4.1なんですよ。 
2000.3.19
米陸軍のMacサーバはハッカーの攻撃に耐えた - NTサーバはだめだったけれども:
アメリカ陸軍 ( http://www.army.mil/ ) は,Microsoftサーバのセキュリティを懸念し,メインサイトを運営するサーバをWebSTARが起動するMac G3ウェブサーバに切り替えた。しかし,昨日,軍のサーバはブラジル人ハッカーによって攻撃された。ハッカーは,Crime Boysと呼ばれるグループの出身者であった。
Macサーバは攻撃に耐えたが,Microsoft-IIS/4.0を起動している2台のWindows NTサーバはいともたやすく侵入を許した。侵入されたサイト は,すでに削除されているが、この件に関して、軍ホームページのウェブサイト管理者Unger氏は,このG3という特定のサーバとソフトを選んだ理由として,World Wide Web Consortium が,こっちの方がより安全だと述べたからだという。コンソーシアムが自らの結論について発行したレポートによれば,Macintoshにはコマンドシェルがなく,それがリモートログインを許さないため,ほかのプラットフォームよりも安全だという。レポートによれば,Consortiumはソフトウェアにもサーバにもセキュリティ上の問題はないと報告している。
2000.3.18
アップルの公式検索サイト:やっと待ちに待ったサイトです。
http://search1.apple.co.jp/guide.html
たよりないモトローラに代わってIBM社が新しいG4を供給:
米IBM社がPowerPC G4プロセッサの製造および出荷を開始した事を明らかにした。Appleからの要請を受けて、IBM社では昨秋からPowerPC G4の製造準備を進めており、その出荷を開始したそうです。しかし、IBM社はPowerPC G4について、製造のみで開発は行わないという従来の方針に変更はなく、このため、PowerPC G4の性能向上などは、引き続きMotorola社の開発に委ねることになるとしています。もっとも、さらに次世代のCPUであるPowerPC G5に関しては、IBM社は積極的に開発を進めていると、このPowerPC G5の詳細はまだ明らかにされていないが、2次キャッシュメモリ(バックサイドキャッシュ)の内蔵、パイプライン構造の大幅な改良、さらにチップ内マルチプロセッサの採用などが予想されていると報告されていました。 米IBM社のロードマップには、小さな図が掲載されており、2000年には「740L/750L」という現行「750L」(銅配線技術)よりもさらに性能の高いCPU があり(銅配線技術、SOI)、さらに2000年末頃には「G5」と書かれた、オーバー1GHz、0.18μmの次世代CPUが登場すると書かれています。
New iMacDVが発表か?:
来月の5日あるいは15日に、PowerPC G3/500MHzとiMovie 2.0を搭載したiMac DVが発表されるかもしれないと伝えていました。しかし、4月25日でApple社が創立25周年を迎えるため「25th Anniversary/Millenium Edition」として発表されるかもしれない。個人的には液晶iMacが欲しいのですがねー。
2000.3.6
iMac.RevAで起こるトラブル:
最近i-Macで多発している通称「Green Light of Deth」と言うトラブルに対して、米国内では無償修理が実施されているという内容がTech Exchangeに投稿されていました。 現在、日本国内でこの修理を依頼すると(実際には「Tech Exchange]上だけでも数十例の投稿・苦情がアップされているにもかかわらず)「初めてのケースのトラブルです。」と言う対応を受け、アナログボード交換で3万円もの修理代を請求されるそうです。
ノートン先生の最新版はまだMacOS9.0.2には対応していない:
Mac OS 9対応版であるNorton Utilities 5.0.2および Norton AntiVirus 6.0.1は、Mac最新機種に含まれるMac OS 9.0.2には未対応で、実行すると重大な障害が発生する場合があると伝えていました。この件に関してSymantec社側は対応を検討中で、それまで使用しないよう回答している。尚最新のG4やiMacDVにはMacOS9.0.3がインストールされているという可能性があるそうです。
AppleWorks 6の新機能について:多機能とは名ばかりで、ただ重苦しくなっただけ?
定期的な文書の保存を自動的に行う機能で,作業中にクラッシュしても,ある程度までは復旧できることはファイルメーカーのように評価するべきだが、自動的に保存される文書は,システムフォルダの「起動項目」フォルダに作成されるため,クラッシュ後,自動的に保存されている文書が開くことになる。もし,開く必要がないのであれば,起動時にスペースキーを押したままにして機能拡張マネージャを呼び出し,起動項目の該当する文書のチェックをはずしておくなどの処置が必要となる。いずれにしてもまだアップルワークス(日本語版)は国内では出荷されていないのですが、アメリカのリポートを見る限り、重くて、よくクラッシュし、システムに多くのコンフリクトの原因になりそうな書類を入れまくる。どこかで聞いたような・・・そうです。マイクロソフトのOfficeなみに程度が低くなったみたいです。あの軽くて、画像を貼り付けても印刷に負担をかけない名品クラリスワークスはついに亡くなったのでしょうか。

2000.2.28
iBookをデザインしたJonathan Ive氏のインタビューから:
iBookは少し便器のふたの様に見えるという人がいる。あなたがAppleに来る前に、実際に衛生設備のデザインをしていたが、そのことからインスピレーションを得たのか?という質問に対してIve氏は笑いながら否定した。機能が多くの人に謎であるようなものの場合、デザイナーは非常に苦労するものだ。でも何となくiBookを開けるとき便器の蓋に見えたのが私だけでなくて良かった。ほんとに良かった。
ノート市場でついにNECが3位に落ちた:
BCN総研ニュースによれば、ノートPC市場でソニーが1月第4週から3週連続1 位のシェアを獲得したと発表していました。そしてアップルは2位となり、ノートPCシェアのトップをなっていたNEC社が3位となりシェアを落とし始めているとしています。この発表の中で、iBook Special Editionが単一機種としてはだんとつの売れ方をしていると報告されていました。やっと汚職企業のNECを国民が理解し始めたようだ。これで日本は少し救われた?
2000.2.25
FireWireも起動できるが、Unified Macintosh Architecture搭載の最新機種だけのようだ:
FireWireに接続したハードディスクなどからの起動をサポートするのは,Unified Macintosh Architectureに基づいたハードウェアである。AGPグラフィックのPower Mac G4,iMac DV,FireWire搭載のPowerBookがそれに相当する。iBookもUnified Macintosh Architectureであるが,FireWire端子がない。FireWireドライブからの起動方法は,通常のシステムと同様「起動ディスク」コントロールパネルで選択しておけばよいとのこと。
2000.2.19
MACWORLD Expo/Tokyo 2000 reportより「OS X」は、すべてのG3マシン以上で動作可能現行Mac OSからの移行も問題なし:
マック使いの方は既にご存知のことでしょうが、1年後にはMacOS9はなくなります。DTMやDTPといったプロの分野ではいまだMacOS8.1が最強のOSですが、アップルさんは日本でのこんな事情をほんとにご存知なんでしょうか?もしかして、WINDOZE2000のように、現用ソフトを全く無視したOSにしたつもりなのでしょうか?何れにしても1年後にMacOSXを導入するためにはG4マシンを買わないとダメ?少なくともこれでこのHPのMacOS8.1のサポートは、余計に必要になるということみたいです。
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テバニアン氏のインタビューから----Mac OS XにはClassic、Carbon、Cocoaの3つのAPIが備わっており、移行に関しては特に問題ないと考えている。現行のアプリケーションに関しては、最悪でも(現行Mac OSとの互換モードである)Classic環境でそのまま実行できる。その場合、多少のパフォーマンス低下は生じるが、本来Classic環境はCarbon化できていないソフトを走らせるためのもの。もちろん、アプリケーション側で(X用の新APIである)Carbon環境に対応していれば、Mac OS Xのネイティブな実行環境で使うことができ、新OSの新しい機能の数々をユーザーは享受できる。将来的にはCocoaがXでは主流のAPIとなっていくだろう。現在市場に出回っているMacで十分に動作可能で、ベージュ筐体のものを含め、すべてのG3マシン以上で動作するが、G3カードはサポートできない模様。でもMacOSXのAquaなどを快適に動作させるためには少なくともG4/450MHz以上のCPUと160MBのRAMが必要らしい。
AquaでもっともMacOSライクな使い方をするためには----ナビゲーション用のボタンを隠しておいて,マルチウインドウ・モードで比較的小さなアイコン表示にすれば,これまでと同じ外観と使い勝手にできます。こうした状態から始めていけば,徐々にAquaに馴染めるでしょう。Finderは独立しているように見えますが,基本的にデスクトップの概念は変わっていません。エイリアスだけでなく,アプリケーションやファイルも置けます。ハード・ディスクのアイコンもデスクトップに配置できるので,使い勝手の面でもカスタマイズ次第で現行Mac OS との違いは解決できるはずです。
「ゴミ箱」は従来のデスクトップになくて,なぜ「Dock」に入っているのか?----従来のゴミ箱が抱えている最大の問題は,何らかのウインドウを表示した時に,隠れてしまう場合があるということです。Dockに入っていれば,隠れることはありませんから,いつでもアクセスできるわけ。
日本語のフォントはどうなるの?----Mac OS XではType 1(PostScript)やTrueTypeフォーマットも引き続き利用可能です。現時点のMac OS X ではOsakaもTrueTypeです。OpenTypeのメリットの1つは,従来1フォント8000文字程度だったのが,最大1万7000文字までの拡張セットを使えるということでしょう。ただ,Classicアプリケーションについては,こうした拡張文字セットを持つフォントも使えますが拡張分の文字にはアクセスできません。
2000.2.17
MACWORLD Expo/Tokyo 2000 reportより、
iBookの仕様変更とPowerBook G3 seriesのNEWモデルとPowerMac G4ラインナップ復活について:
iBook の変更箇所は、64MB、6GHDの2点、iBook SE(Special Edition)はこれにG3/366MHzを加えた仕様となっています。iBookの価格は据え置きの¥198,000で、iBook SEは¥218,000となり、それぞれWINDOZE2000と同じ2/18金曜日から発売されます。
・iBook 300MHz/64MB/6GB ¥198,000
・iBook 366MHz/64MB/6GB ¥218,000
PowerBookG3の最強Newモデルは、PowerPC G33/500MHzプロセッサーを採用し、FireWireポートを2つ装備、RAGE Mobility 128、6倍速DVD-ROMドライブ、ATA-66 HD、最大メモリー搭載容量が512MBにアップされています。これで完全にSCSIポートは廃止されました。淋しいーー
・PowerBook G3 400MHz/64MB/6GB ¥298,000
・PowerBook G3 500MHz/128MB/12GB ¥398,000
PowerMacG4は以前のクロックが復活し、価格は現行のまま、スライドアップするそうで、最初の設定にようやく戻ったということみたいです。
・PMG4 400MHz/64MB/10GB/DVD-ROM/56kModem 
・PMG4 450MHz/128MB/20GB/DVD-ROM/Zip/56kModem 
・PMG4 500MHz/256MB/27GB/DVD-RAM/Zip 
アップルはアダプテックのPowerDomain SlimSCSI 1480を正式サポートか?:
アダプテックジャパン社が、PowerBook向けCardBus SCSIカード「PowerDomain SlimSCSI 1480」を発表していました。SCSIポート廃止に伴う対応ですが、外部起動には対応しているんでしょうね。
2000.2.14
「QuickTime 4.1日本語版」をウェブ上で配布開始:
アップルコンピュータは,「QuickTime 4.1日本語 (スタンドアロン版) 」の配布を同社ウェブ上にて開始した。ファイルサイズは8,654kバイトで,ダウンロードは http://www.apple.co.jp/quicktime/download/support/ index.html から行える。
これまでQuickTime 4.1日本語へのアップデートは,「QuickTime Updater」経由で行わなければならなかったが,今回の単体での配布により,「QuickTime Updater」導入以前のバージョンからのバージョンアップが可能となった。
2000.2.9
Mac OS 9いよいよDHCP問題クリア:
OpenTransport2.6の発表は問題が発生してから3カ月を軽く越えたが,これでDHCP問題も収束する方向に進むはずである。その後,ウェブからの配布もはじまり,現在インターネット経由のみだが,すべてのユーザがDHCP問題を解決できる道が開いたことになる。あーーやっとこれでルーターが使えるわ。http://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/open_transport_2.6_update.htmlから約1.5MBでダウンロードできます。
PowerPC G4/780MHzは年内発表か?:
Wired Newsが伝えた内容として、Motorola社製のPowerPC G4/500MHzは春からの出荷となり、年内にはIntelの1GHzプロセッサーが出荷される前に、同じ性能を出せる780MHz版を出荷することを明らかにしたと伝えていました。1GHzのWintelには全く興味はありません(笑)
2000.2.7
Motorola社には技術的にPowerPC G4/500MHzを作れない:
Apple Insiderによれば、PowerPC G4が500MHz以上の動作保証が得られるチップを、Motorola社が製造するのは設計上の問題や製造上の問題などの点から難しくなっているそうです。11月末から12月初めにかけて、MotorolaはAppleに対してPowerPC G4/500MHzプロセッサーを10,000コ供給しましたが、これが8月以降Motoralaが生産できたすべてのG4/500のチップだそうです。現状のMotorolaは、1枚のウェハーあたり300コのチップを製造しているが、500MHzで動作するモノは平均して僅か2コか3コしかないそうです。
IBMがAppleからの要請を受けて(Apple以外にもG4プロセッサーを供給することを、Appleとの契約書に定義していたらしい)PowerPC G4を製造することを手助けすることになったそうです。このため、両社は500MHzオーバーを実現するために、改定されたPowerPC G4(G5ではない)を完成させるべく、G4の設計を早急に見直しているそうです。

2000.1.28
『iMac DV』にDVD再生トラブル:
1月25日 米アップルコンピュータ社は、DVD再生機能付き『iMac』で大問題に直面している。ユーザーが訴える苦情の中身は多岐にわたる――音声が頻繁に滞る、不意に停止・再開する、映像が割れたり粗くなったりする、などだ。一番よくあるのは、音声の同期に関する問題のようだ。再生開始から数分経つと、映画の音声と映像が同期しなくなり、まるで「吹き替えの下手な香港カンフー映画を観ているようだ」と言う人もある。この問題は、DVD再生ソフトやマックの音声管理パッケージ、そしてアップル社のマルチメディアソフト『クイックタイム』など、4〜5 種類のソフトに潜む複数のバグによって生じているようだ。もうちょっと完成度を高めて出荷して欲しいものです。アップルさん!
2000.1.26
英語版QuickTime4.1がリリース:
ただし日本語版MacOS9にインストールすると、最悪起動不能になる。原因は機能拡張フォルダにある「サウンドマネージャ」というファイルをシステムフォルダから取り除かないためだそうですが、やはり日本語版QuickTime4.1の登場までさわらないほうがいいかもしれませんね。
「エアポート」名のかわりは「AirMac」だそうです:
アップルがAirPort製品の名称に関して「AirMac」という新しい製品名称に決まったと発表したと伝えていました。
ColorSync訴訟はAppleの勝利:
AppleのColorSyncに関して、Imatec社が特許を侵害しているとして訴えを起こしていた件で、アメリカのニューヨーク州南地区連邦地方裁判所が、Imatec社側の訴えを却下した。
2000.1.21
ゲイツといい、ジョブスといい・・・・お金の価値が・・・(貧乏人のひがみ!):
アップルの出した声明によると、新たに最高経営責任者(CEO)に任命されたジョブズに昇給はないが、「アップル社に対する同氏の貢献を認めて」アップルの株式を1000万株とガルフストリームV型ジェット機が与えられるという。「スティーブはこれまで全く報酬を受け取っていない。これまでに彼が株主のために達成した素晴らしい業績に対する感謝の意として、このジェット機をプレゼントできることを、われわれは喜ばしく思う」とウ−ランド。 アップルによると、9000万ドルの資金は、ジェット機の購入資金およびジョブズが負担することになる関連費用や所得税などの全てをカバーするのに使われる。この金額を給与として考えると、過去2年半に、年3850万ドルを受け取ったことに相当する。 12日のアップル株の終値が87.13ドルだったことを考えると、総額8700万ドルに相当することになる。そしてこの株は今日現在、既に1億600万ドルの価値がある。 全く我々日本人にとって気の遠くなるような金額ですねー。
2000.1.18
アップル、無線LANに「エアポート」名使えず、関西電機(広島市)に商標権:
アップルコンピュータは17日、家庭向け無線LANシステム「エアポート」の日本国内での名称を変更すると発表した。同名の商標が国内ですでに登録されていることが分かったためで、3月までに別の名称を決める予定。エアポートはアップルが世界共通で使用している名称で、日本だけが別名を強いられる不測の事態となった。
エアポートは、iBookと同時に発表された無線LANシステムで、「ベースステーション」とiBookに組み込む「エアポート・カード」からなる。標準の「IEEE802.11b」を採用。最長45メートルの距離で、最高11Mbpsの通信が可能。新iMac、新G4などで対応する無線を使用したワイヤレスネットワーク製品の総称になる予定であった。ところが、ネットワーク機器、パソコン周辺機器の関西電機(広島市)が、すでに商標登録をしてLAN製品のブランド名として使用していることが分かった。同社は91年に出願し、97年に商標登録第2722397号を完了している。製品名としてほぼ10 年間の使用実績があった。
2000.1.16
偽物iMacの青白ソーテックe-One販売禁止決定:
アップルがソーテック社に対して、iMacのデザインを模倣したとしてソーテックを訴えていた裁判で、両社が東京地方裁判所の勧告を受け入れ、ソーテック側が、アップルに対して和解金1,000万円を支払い、「e-one 433」の製造と販売および輸出を行わないとし、アップルは「e-one 433」の製造および販売を禁止する仮処分申請を取り下げることになったと伝えていました。「e-one 433」の色を青みがかった銀色に変更した(まずいはがれやすい塗装)の後継機種「e-one 500」の販売は継続していく。
ゲイツ氏、CEO辞任のたくらみ、「MS分割案」対応シフト :
今度の”下逸”は何をたくらんでいるのか?マイクロソフトのビル・ゲイツ会長兼CEO(44)は13日(現地時間)、米ワシントン州シアトル近郊の本社で会見し、25年前の創業以来、務めてきたCEO を辞任すると発表した。後任には、スティーブ・バルマー社長(42)が27日付で就任する。ゲイツ氏は会長にとどまったうえで、新設する「最高ソフトウエア設計者」(Chief Software Architect=CSA)に就任し、ソフトウエアの開発などの将来戦略に力を入れる方針を明らかにした。バルマー社長は、ゲイツ会長のハーバード大学時代からの友人で、1980年に同社に入社、98年7月に社長に就任している。要するに今までやってきたあくどい商法がバレそうになってあわてて「バルマーさん私の犯罪の一部を肩代わりして」ということらしい。その証拠にバルマー社長は、マイクロソフト社を巡って進行している反トラスト法訴訟の解決法の一部として、司法省はマイクロソフト社が自発的に3分割するよう要請してくるのでは、と尋ねられ、憤慨したようだった。痛いところを付かれたわけだ。
2000.1.15
アップル,AppleWorks 6の日本語版を発売へ:
アップルコンピュータ(TEL 03-5940-2530,http://www.apple.co.jp/)は,MACWORLD Expo/San Franciscoで米Apple Computer社が発表した統合ソフト「AppleWorks 6」(関連記事:「AppleWorks 6を発表」)の日本語版を発売する予定であることを明らかにした。 旧称は「ClarisWorks」。AppleWorks 6は,ワープロ,表計算,データベース,プレゼンテーション,ペイント,ドローの機能を持つ統合ソフト。日本語版としては「クラリスワークス 4v4」以来のバージョンアップとなる。価格や発売時期といった詳細は未定。
2000.1.8
MACWORLD Expo/San Francisco 2000ジョブス氏の講演から:
ジョブズ氏は、Appleを再び変革するものは「単なるボックスを超えた」インターネット戦略だとし、「Appleには、すぐに利用できる4つの主要なインターネット資産がある」と語った。それは、「QuickTime 4.0」、「Mac OS 9」、「Apple.com」、「Apple Online Store」であるという。
またジョブズ氏はAppleのISPパートナーにEarthLinkを選び、2億ドルを投資したことを発表した。この契約は数年にわたるものになり、 EarthLinkが接続サービスにより売上を得る代わり、AppleはEarthLinkに加入したMacユーザー1人につきコミッションを得ることになる。
一方、期待されていた17インチのiMacやPowerBookの新製品ライン、Pismoなどのハードウエア関連は発表されなかったが、ジョブズ氏は「ボックスを超える」インターネット戦略「Mac OS X」クライアントバージョン、iMacのように透明で洗練された質感を持つ次世代ユーザーインタフェース「AQUA」など、ミレニアムにふさわしい新たなビジョンを打ち出し、Appleが再びコンピューティングの未来を切り開くという期待を感じさせる講演となった。
ジョブズ氏ついに正式なCEOになる:
講演の最後に、ジョブズ氏はついに「Interim(暫定)」の文字を取り、正式なCEOになることを宣言した。「でも、iCEOという言葉は気に入ってるので、これからも使わせてもらうよ」とジョークを飛ばした。






マック超初心者のための基本操作のコーナー:




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