11 そぼQ そぼくな質問 エレクトーン5級に3回失敗しています。 2005年4月15日 2005年版へ戻る
そぼQ コラム 勝負は勝たにゃあいけん…
そぼQ インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:匿名さん
エレクトーン5級に3回失敗しています。
先生のすすめで受けましたが、今回も69点でした。
1ヵ月後にもう一度受けますが、どのような勉強をしたら良いかアドバイスをお願いします。

回答者:そぼQさん
1ヵ月後というと、申込は すでに終えとるん じゃろうな。
(あまり大きい声では言えんが、来月受けるのは止めたほうがエエと思うがのぉ)
69点は「まだまだ基本をしっかり勉強して下さい」 という点じゃし、追試の枠にも当てはまらんのと ちゃうか?

そねぇな点なのに、先生も 受けることを すすめておられるんかいなぁ?
今の状態で受け続けておると、落ちることに慣れてしまう恐れもある。
まあ先生と相談してのことじゃと思うんで、あまり余計なことは言えんわ。

急がれておられる様子じゃったんで 急きょ掲載しましたが、
せめて72〜73点はないと、アドバイスの仕方も 見当たりませんのじゃ。
下記のページを読んで、参考にしてみて下さい。
2002年4月25日版 ◆2002年8月5日版 ◆2003年11月25日版 ◆2003年12月25日版 ◆2004年10月25日版




≪そぼQ コラム≫  「勝負は勝たにゃあいけん…」

「合唱コンクールで銀賞に入ったんよ。すごいじゃろぅ。」という言葉を耳にした。
2位に入賞したんかと驚いて よく聞いてみたら、金賞は3チームで、残りの出場チームは全て銀賞をもろ〜たそうな。
すなわち、このチームは “4位以下〜ビリ” の範囲じゃなぁ。

ここで問題視せにゃあいけん箇所は、「すごいじゃろぅ。」という得意げな言葉。
“コンクール” とうたっておる以上、順位をつけん主催者側にも 大いに疑問を感じるが、
自分たちの位置を把握せんままに単純に喜んでおる このチームに、レベル・アップを期待するのは難しい。

そう、何事においても 勝たにゃあ 価値はないのである。
「よく頑張ったね。」という ねぎらいの言葉も、勝負の世界においてはべんちゃらにしか過ぎず、空しさを感じるんじゃ。
勝負は 『勝つか負けるか』に決まっており(たまに引き分けもあるが)、『善戦したが惜しくも敗退』なんぞは、全く意味がねえ。
1位でなけりゃあ、2位以下は ビリにも等しいと思うがのぉ。

『負けるが勝ち』という諺、これも結局は勝っておるんじゃが。
人間同士の隙間をうまく泳いで 負けたふりをしとっても、最後には勝ってしまう。
この行為はズルイとは言わず 賢いというべきであり、これこそが、かけひきの妙味なんじゃ。

これに似た言葉で、『押してもだめなら、引いてみな』 がある。
何事に対しても、引き際が大切…ということ。
頭を使えという意味で、『損をして得をとれ』とも よ〜似とる。

『失敗は成功のもと』
これを正しく要約すると、 『失敗は成功への過程』、“結果” ではなく “過程” なのである。
“失敗” を結果と認識してしも〜たその時点で、その出来事は たちまちのうちに 本当の失敗に成り下がってしまう。
その “失敗”を 一つの要素と受け止めて分析できる人こそ、成功への道程が見えてくると いうもんじゃ。

同じ失敗を2度と繰り返さんよう 努力をすりゃあ、必ず成功(勝つこと)は訪れるのである。
少しは理解できたかな? あかねさん!!