ハ
30日以内に利用者に通知をしたい要介護認定の遅れが何と医師の意見書の遅れだそうでびっくりです。当市は保険者から直接かかりつけ医へ書類がいき14日以内に保険者に返すようになっているのだそうです。市の職員も医師への催促や問い合わせで無駄な労力を費やしているとの事です。(面と向かっては、こら!遅いぞ!なんては言われてないのでしょうね)半年以上診察していなかったり、利用者にも問題は有るようです。
ここを覗かれる先生方にはそんな事ないと思いますが、首を長〜くして待ってらっしゃる利用者の為にもご協力お願いしたいものです。
誠心誠意されている音田先生には又びっくり発言で申し訳ありません。
RE:要介護認定の遅れ音田 篤
さん 2000年8月4日(金) 23時41分
びっくりしなくなりました。残念なことに,私の担当している審査会に,調査書と意見書の日付けが2ヶ月以上開いているのがありました。制度上,違法です。
こんな時,医者は謝ってくれないことが多いのです。自治体の担当者に頭を下げ、申請者に事情を説明して詫びた上で、調査員にも無理を聞いてもらって、調査事項について、最近の2ヶ月ほどの変化を一応チェックしたうえで,審査のし直しをしています。
地元の医師会員には,何度も,速やかな意見書作成についての勧告を行い,まともに意見書を書こうとしない主治医の場合は,申請者の了解のもとに,自治体と医師会で相談のうえで,「指定医」による意見書作成を行うことにしました。
介護保健に医師が関わる最初の役割が「意見書作成」であると、私達の医師会では強調しているところです。たとい,半年に一度しか診ていなくても,患者さんが主治医だと指名してくれれば,主治医ですよ!(医師からの反論は覚悟しています
RE:要介護認定の遅れげん
さん 2000年8月5日(土) 9時38分
反論ではありませんが...。
以前もここで主治医意見書のことが話題になったことがありました。同じことの繰り返しになるかも知れませんが、見ておられない方もあると思うので書き込みをさせて下さい。
一寸前まで地域基幹病院で内科部長をしていました。当時診ていた殆どの患者さんは4週間ごとの通院です。診察の際は患者さんの状態に見落としが無いことに気を配るのは勿論ですが、後につかえている人の待ち時間を少しでも短縮することにも同じくらい気を使います。外来が終わって、病棟、検査、処置、合間に救急室に呼ばれたりすると昼食抜きとなることも珍しくありません。勿論仕事が5時に終わることなど滅多にありません。そんなところへ先週診察を終えたばかりの人が突然書類を持ってきて来週までに意見書を書けと言われても・・・。麻痺がどの程度、痴呆がどの程度、生活自立度がどの程度など後で思いだして書けと言われても無理です。もちろん診察場で直接渡されても時間の制約上到底その場で書くことはできません。
もう一つは勤務医の介護保険に対する意識の低さにも問題があると思います。しかし多くの勤務医はそれぞれの施設において専門性を発揮して診療内容を高めることを要求されているので、あながちその意識の低さを責めるわけにも行きません。
私は、個人的には主治医意見書は例えば200床以上の病院の勤務医には書かせないとか、有床及び無償診療所の医師にしか書かせないとかいったしばりをつけたほうが良いのではないかと思っています。在宅医療(介護)とか、コミュニティケアとか言う視点から見るのであればどういう立場の医師が「かかりつけ医」として適当かも論ずる必要があると思います。
RE:要介護認定の遅れかよこ
さん 2000年8月5日(土) 13時58分HomePage
本当に同感です。大規模総合病院では停滞せざるを得ないのですね。
6/6申請、6/15訪問調査「1週間位で通知がきます」と退出
云々 云々 8/3認定通知が届く
云々の間利用者・ケアマネ夫々から問合せ。「意見書未着の場合は30日以内の通知はしません・・・」
当の利用者の方はあちこちにプラン依頼をし「プランのみの支援事業はしていません」と全て断られたそうです。
この間2つ向こうの市迄半日仕事の2回の訪問、この暑さに誰か交代して!と言いたいけれど情は移るし・・・・・・
意見書提出を依頼された医師の方・プランのみでは事業として成立しないシステムでは法律は空文化しても仕方がないと溜息。従事すると大変心が疲れます。
ハ
RE:要介護認定の遅れ認定審査会会長
さん 2000年8月5日(土) 14時42分
以下は私が地元紙に載せたコラムです。主治医意見書には遅れ以外にも多くの問題点をはらんでいます。
「4月から始まった介護保険制度を皆さんは上手に利用していますか。介護サービスを利用するには、まずどれ位の介護が必要かを決める認定審査を受けます。コンピューターが弾きだす1次判定はあてにならないので審査会での2次判定で介護度を変更することになりますが、そこで大きな役割を果たすのが主治医意見書です。
意見書は病気の診断書ではなく医学的にみた介護の手間、必要性に関する意見であり、詳しく記載してあれば介護度を大きく上げる力があります。ところが介護の手間について全く記載のないものや、痴呆の程度についての記載が訪問調査の内容と大きく食い違うなど残念な内容のものが多いのが現実です。
医学的に見た介護の手間は介護保険に対する意識が低く、病気の診療だけを行っている大病院の専門医には判らないものです。本人の家庭環境や家族構成、住宅事情など周囲の状況をよく知るかかりつけ医こそが介護の手間を正確に書けるのです。
皆さんも意見書をしっかり書いてくれるかかりつけ医を持って介護保険を上手に利用して下さい。
RE:要介護認定の遅れ音田 篤
さん 2000年8月5日(土) 20時45分
恥ずかしいことですが,「主治医意見書」を依頼される医師は,大方,開業医だろうかと思っていました。
私は,田舎町の医者ですね。
ところで,大病院の「専門医」を「かかりつけ医」と混同する人達に,病院の医師のほうから,「意見書」について,申請者や自治体が困らなくて済むように,指導をして頂けないものでしょうか?「主治医意見書を書くような診察はしていない。また,そのような時間的な余裕はない。」と,患者さんに言ってあげれば,無駄な時間が省けると思うのですが,・・。 間違った考え方でしょうか?
RE:要介護認定の遅れかよこ
さん 2000年8月6日(日) 19時20分HomePage
?「主治医意見書を書くような診察はしていない。また,そのような時間的な余裕はない。」と,患者さんに言ってあげれば・・・
本当にその様に伝えるのが一番良いと思います。
公共の大病院でもすぐ意見書が出た例もあります。
役所は依頼する時に意見書提出<する(○日提出予定)・しない)>の付箋を付け、付箋は1両日で回収というル−ルにすると粛々と進行すると思います。
音沙汰ナシで待たされる利用者の不信感は主治医・行政・制度と幾周も巡りホロ−出来ません。
RE:要介護認定の遅れ今は外来はしていませんが
さん 2000年8月7日(月) 1時24分
えー大病院といわれる病院の医師が主治医だと自負していてはいけないんでしょうか?今では、外来こそしていませんが、やっていたときは状態が悪くなったらいつでも来てくださいと患者さんに口を酸っぱくしていた者としてはこれらのレスは悲しくなる以上に何勝手なこといってんだと少々悔しくなります。残念ながら、患者さんが申請書を持ってきてくださり、今日、全ての外来が終わった後に書きますので、最大、4週間後(一ヶ月後ではありません!!)に、患者さんもしくはその親類縁者の手に意見書が渡りますが、「今日、外来が終わった後に書くからその後いつでも取りに来てくださいね」っていうのは、「大病院」の医師の傲慢でしょううか??
その場で書いて、次の介護保険に関係ない患者さんを待たせる医師が良い「お医者さん」でしょうか?ケアマネの勉強はしていなくても医師会からのプリントの束(すごい量だと思うのは傲慢ですか?)を読んでそれなりに努力している「大病院」の医師がいっぱいいます。過激な意見かもしれませんし、以前も同じようなツリーがありましたが、どうかもう一度話し合って欲しいと思います
RE:要介護認定の遅れおさる
さん 2000年8月7日(月) 19時42分
主治医意見書はいままでずっと診て来た患者さんでも、数分の診察では書けるものではありません。少なくとも30分以上は必要でしょう。そしていかに自分が丁寧に診察していなかったかが、意見書の診察を通じて見にしみるものなのです。決してさっさと書ける類いのものではないのです。さっさと書くからひどい内容の意見書になるのでしょう。
RE:要介護認定の遅れ(‘‐‘)
さん 2000年8月7日(月) 11時58分HomePage
私の主人も5年前に開頭術を受けています。
いわゆる地元の大病院の脳外科でです。
もし主人が介護保険を受けることになったら・・・
そんなことを想定しましたら、やはり4週ごとに診察を受ける
脳外科の先生にかかりつけ医として意見書をお願いする事になるでしょうね。
その先生の忙しさといったら・・・。
定期の診察を受けるのにも予約でいっぱいです。
大きな手術は次々に。お食事中も病棟から呼び出しがかかったり
術後は遅くまで付き添ってくださっていたのに、翌朝は私が面会に行った時には
もう診察してくださっていました。
主人の事を一番わかっていてくださる先生です。
まさに主治医で、かかりつけのお医者様です。
どんなにお忙しくても、意見書をお願いする事になるでしょうね。
そう考えたらお医者様も大変なのだろうなと・・・。
脳梗塞などの後遺症害で介護が必要になるということは
多いですので、大病院の先生に意見書をお願いせざるをえなくなります。
家族の側からすると、大病院に救急車で運ばれてから
ずっと診療にあたって下さった先生が、唯一の主治医でございます。
お願いしたいとおもいますね。
RE:要介護認定の遅れDRLTC
さん 2000年8月7日(月) 14時44分
ある大きな病院勤務の内科医です。一連のスレッドを読ましていただきました。
「病院のドクターが意見書を書けない、あるいは書かないでよい」という事には釈然としないものを感じます。制度を変えるより、医師の認識を改めるほうが先だと思うのですがいかがでしょうか?意識の高い医学部では助教授や講師クラスも、ケアマネを取るという話です。医師に対し新たな義務が発生しているという事を早い時期から教育しておくことが必要と思います。また卒後でいかなる科を専門としていようとも、知識を吸収し、理解すべき事項です。患者さんにとって医師とは、いかなる組織に属していようが、病苦に際して頼れる存在のひとつであることに昔も今も変わりありません。
RE:要介護認定の遅れおさる
さん 2000年8月7日(月) 19時47分
RE:要介護認定の遅れげん
さん 2000年8月7日(月) 16時20分
「例えば」とお断りしたのですが、「200床以上云々」は不適切且つ過激な表現であったかも知れません。気分を害された方にはお詫びいたします。ただ、私は主治医意見書の提出が遅いと非難される(しばしば大病院に勤務する)医師をむしろ弁護するつもりで書き込みました。大病院の医師には先進医療の実現に寝食を忘れている人もいるでしょうし、在宅医療に尽くしておられる方もあると思います。一つ一つの事例を細かく検証してもきりがないと思いますが、要は皆がそれぞれの立場で、色々な方向に頑張っているから今の医療が成り立っているのであって、医師であるというだけで一律に同じものを要求するのはどうかと思うのです。ここで考えるべきは解決策なのですが・・・
RE:要介護認定の遅れ認定審査会会長
さん 2000年8月7日(月) 18時28分
私は、町の介護認定審査会で数多くの主治医意見書を読んでいますが、あまりにもひどい内容の意見書が多いのが現実です。まず、痴呆についての知識があまりにも低い。短期記憶が保たれているのにかかわらず痴呆と診断してあったり、老人の物忘れを痴呆としたり、不勉強があらわになっています。さらに、関節の拘縮の見落とし、四肢麻痺と筋力低下の混同などあげたらきりがないくらいです。訪問調査の方がよほど正確であり、同じ医師として恥ずかしいくらいです。しかしこれはむしろ起こって当然の事なのです。大病院の専門医は自分の専門領域以外のことには、あまり興味もしめしませんし、痴呆や整形外科領域のことは自分の病院の他科に受診させておけば、それでおしまいです。また、介護に対する意識が低いので、どのような介護がこの人に有効か、介護の手間はどれくらいか、わかりずらいのでしょう。その点「かかりつけの開業医」はどうでしょうか。彼らは患者の身近にいます。介護者と同じ視点で患者をみているのです。大病院の専門医を決して否定するわけではありませんが、こと介護保険に関わる主治医意見書に限って言えば、「かかりつけの開業医」のほうが、患者にとって有益な意見書を書いているのです。
RE:要介護認定の遅れかよこ
さん 2000年8月7日(月) 19時57分HomePage
10年近く同一医療機関受診の利用者へ1月以内に相応の認定結果ありがたくさすがと感謝しています。
別件では2ヵ月間、利用者とケアマネ両方問合せと同じ様な説明を繰り返しやっと出た認定結果は「まあ!えっ?」。
次回再認定申請迄の約2ヶ月の間に痴呆等家族を見てもらえる医院の受診を薦めました(更にくたびれそうな不服申請は嫌)。
ケ−スバイケ−スの対処を学びました。
この掲示版で救われます。ありがとうございます。
RE:要介護認定の遅れ Demi さん 2000年8月7日(月) 21時11分
私はとても小さい診療所のケアマネ内科開業医です。
「今は外来はしていませんが」 さん、「DRLTC 」さん 、ご意見はもっともです。「病院のドクターが意見書を書けない、あるいは書かないでよい」という意見は確かに間違いだと思います。しかしながら「げん」さんや「音田」先生のおっしゃるように基幹病院の医師には意見書免除のできる特例があってもよいと思います。この掲示板をご覧の先生方は、みなさん介護保険にも前向きで、このような討論ができることをうれしく思います。少し無礼な表現があるかもしれませんが、15年間、基幹病院以外の270床あまりの国立・公立病院に勤務し内科部長で退職した事情をお含みお許し下さい。
先日からのカキコを見るにつけ、開業医と勤務医の温度差を感じざるを得ません。といいますのは、私が書く意見書の多くは、大病院で見放され、中小病院からも追い出されたスパゲッティー症候群のターミナルのケース(要介護度4〜5)が多いのです。それに対して3時間待ちの3分診療がまかり通る大病院の患者さんは軽傷(要支援〜要介護1)のことが多いのではないでしょうか?
この掲示板で少し気になったことがあります。それは、主治医とかかりつけ医の考え方です。かかりつけ医は、主治医から一歩進んで患者さんのみならず、家族構成や環境その他事情を把握しておかなければならず、特に介護保険ではインフォーマルな資源についてもケアマネさんのみならず、かかりつけ医は把握していないといけません。
私は4月以降、少し対応を変えました。意見書の依頼がくれば、その患者さんが通院可能であっても、一度、夜になって家族が揃っているときお宅を訪問させていただいております。(往診ではないのでもちろん往診料はいただきません)そこで、住宅環境、家族の対応なども含め介護保険に対する啓蒙を行っているのですが、間違った知識が多いのにはびっくりさせられます。外来診察の時にはとてもお話してくれないようなことも、この場で新たに聞くことができます。こんな小回りの利く医師が、かかりつけ医だと考えています。その折どんたく先生の意見書問診表も参考にさせていただき、独自の問診表を作成し、それに記載してゆくことで、はじめて意見書がちゃんと書ける気がしています。先にご指摘のように、外来で待ってもらって・ちょこちょい・と書けるようなものでないことはご承知いただきたいと思います。勤務医ではあっても、以前の診察で得た知識での記載は困難なのではないでしょうか?月1回の診察日ではあっても、意見書の依頼があれば、日をあらためて、本人もしくは家族を呼び出すくらいの必要性があるのではないでしょうか?ほんとに必要な情報は、介護に関わる手間に関する記述であり、むしろ医学専門的な記載より、困っている動作などの現状について、あるがままに表現された方がわかりやすいからです。
「認定審査会会長」さんのご指摘どおり、認定審査委員をしていますと、いろんな意見書に出くわします。概して、病院の医師の方が記載量は多いように思いますが、内容が・・・・次のような大病院事例(病院名は推測)も最近経験しました。
(例1)ある脳外科医の意見書:神経膠腫で、術式は**で減圧した後、放射線を**rad、化学療法は**を用いて2コース行ったところ、心不全となり内科に転床、そこで化学療法を***に変更してもう2コース行った云々。(以上がヨコモジ中心でびっしりかかれており、症状経過のところでは足りず、特記事項のところまでびっしりです。)(私は内科医なので翻訳に自信がありませんので一部内容が異なっているかもしれません)
(例2)ある整形外科医の意見書:肩関節左屈曲**度、右**度、左伸展**度、右**度、肘関節、股関節、膝関節、も同様に詳しく測定され、びっしり記載があるのに、患者さんがもっとも困っている骨折後遺症の足関節だけ記載がないし、麻痺や筋力低下の記載もないのに、要介護状態である?と特記事項に書かれている。審査会に同席している調査員に聞くと、この方は足を引きずって、毎日買い物に行っているそうな。
これらの事例では、意見書に対する医師の熱意は感じ取れるのですが、一番大事な麻痺の程度やしびれの程度が大間違い(もちろん麻痺が無くても、パ−キンソン症候群を麻痺とするなんてゆう基準なんてご存じないはずですし)、ついでに寝たきり度や痴呆度の基本知識もデタラメ。
そこで当自治体の審査委員長は、一言、「この意見書は患者を診ないで作ったのだから、無視するように」・・・・と。
本来、医師の味方をするはずの小生がじっと黙っていたのは言うまでもありませんでした。これは、大病院医師の事例では、結構多いのです。また、音田先生には叱られるかもしれませんが、開業医の意見書は実はもっとひどい。大半は、ほとんど何も書いていないのだから・・・・やっぱり、医師の介護保険教育を一番に考えた方がいいかもしれません。私も含めて・・・・。
ハ
ハ
RE:要介護認定の遅れ認定審査会会長
さん 2000年8月7日(月) 21時54分
先にも書きましたが、主治医意見書は病気の診断書ではなく、介護の必要性や介護の手間についての意見を述べるのがその役目です。ですから、当然ながら、病気を診ているだけの医師には有用な意見書は書けません。しかしそれは、ある意味仕方のないことです。訪問診療などの在宅医療を積極的に行っている医師-かかりつけの開業医の先生が一番多いと思います-がもっとも有用な意見書をかけるはずです。これが主治医意見書の現実です。でも勘違いしないで下さい。だから大病院がだめだということではないのです。
RE:要介護認定の遅れDRLTC
さん 2000年8月7日(月) 23時45分
RE:要介護認定の遅れ あきら
さん 2000年8月7日(月) 21時51分
すごい顔ぶれの人ばかりのようで書き込みするのが
恐縮ですが。
私の受け持ちの利用者で意見書を総合病院の勤務医
に書いてもらった方がいらっしゃいますが、その意
見書は事実と反することが多く、例えば家族が以前
から物忘れがひどいと何度も話しているのに痴呆や
短期記憶の項目には何もついておらず、更新申請が
他の方より早かった為再度意見書を書いてもらうと
同じような内容で(痴呆等の問題行動はひどくなっ
ている、家族はその話をしたにもかかわらず)特記
事項に何度書かせれば気がすむんだと書いてありま
した。調査員の方がいろいろ書いていたにも関わら
ず結果はこちらの思っている以上に軽かったです。
その方は痴呆による徘徊がひどかったので、その後
変更申請をし、かかりつけ医を変えました。
そして、認定結果は重くなりました。
大病院に頼むと似たようなことがあるので、
私は痴呆のある方は大病院のかかりつけ医より、
開業医のほうが状態をよく見てもらえると思い更新
申請のときは家族とよく話をしてかかりつけ医を決
めてもらっています。
書き込みをみて先生方の大変さが少しわかり不信感
が和らぎました。
ハ
RE:要介護認定の遅れ認定審査会会長
さん 2000年8月8日(火) 18時6分
私たちの自治体では、申請者が自ら主治医のもとへ主治医意見書を書いてもらいに行き、その後、申請書と一緒に自治体へ提出することにしています。したがって、自治体の職員は主治医のもとへ催促をしなくてもすみますし、主治医も患者さんの手前、意見書を書くのをそうそう遅れるわけにもいかない仕組みになっています。
RE:アジってしまいましたが、今は外来はしていませんが
さん 2000年8月8日(火) 22時10分
アジった文章を書いて大変失礼いたしました。
ここにいらっしゃっている皆様は既にお気づきのこととは思いますが、大病院だからとか、開業医だからというレベルではないのではないでしょうか。本人の資質ではないでしょうか。大病院の医師だから、家族背景を知らなくて良いわけでも、開業医だから、その家の手すりの位置まで知っていなくてはいけないわけでも無いのではないのでしょうか。身障者の意見書を書ける医師は限られていますが、それでも、的確に書けるようになるまでは時間や、枚数がかかりませんでしたか?勿論、初めからパーフェクトの意見書が書ければそれにこしたことはないでしょう。
だけど・・・・
患者さんだって、特に年齢が行くほど「主治医」を沢山持っています。その沢山の主治医の中から自分が患者さんとその家族に選ばれた事を全ての意見書を書く医師に気づいて欲しいなと思います。
もし、意見書を特定の医師しか書いてはいけないと言うのであれば、病院、医院の規模でなく、むしろ、ケアマネなどの個人の資格にすべきではないでしょうか。特定機能病院の医師がケアマネとるほど暇だとは思えませんので、そうすれば自動的に、彼らは除外されるでしょうから。でも、そうすると、大病院のたった一人の医師を主治医として奉信して20年以上通っている高齢者の患者さん達は本当に困るだろうな・・・・
RE:アジってしまいましたが、認定審査会会長
さん 2000年8月9日(水) 8時17分
介護保険制度がはじまり、主治医意見書を書くようになって、これまでいかに医師が患者の病気だけを診ており、介護の視点が欠けていたかとういうことが、明らかになってきたということでしょう。その医師たちのなかで、もっとも介護という立場から患者の身近に位置しているのが、在宅医療を積極的におこなっている人たちです。主治医意見書はどんな医師にも書けます。しかし、その内容に大きな差がつくのが、現実です。その点を申請者も理解しておいてほしいものです。
RE:要介護認定の遅れ,と関係ないかも・・音田 篤
さん 2000年8月8日(火) 22時54分
「今は外来していませんが」さんのおっしゃる通りで,意見書を依頼される医師それぞれの資質の問題でしょう。
(大部分の自治体では)意見書の依頼は,申請者の申告に基づいて,自治体から行っているのだと思います。「認定審査会会長」さんの自治体の方法{申請時に意見書を添付すること}は,昨年の試行事業の時に,かなり私も働きかけたのですが,主治医を持たない〜特定できない申請者のために「指定医」を依頼することも含めて,意見書の依頼は,自治体の仕事になりました。「意見書遅れ」のひとつの要因かもしれません。
「介護保険制度における医師の役割」については、くどいほど、医師会で発言していますが、どこかで行き詰まります。審査会で、恥ずかしい思いをするような意見書に出会うと,その主治医を選んだ申請者の方に申し訳ない気持ちがいっぱいになります。
医師たる者は,病気を診ていれば良いのではないのです。病む「人」を診てほしい、その人の生い立ちも、その人のこころも、その人を取り巻く環境も、私達すべてを取り囲む社会も,じっと,診なければならないと思います。「主治医」「かかりつけ医」とは,そのような医師であってほしいと思います。意見書を書く「視線」は,その立場からのものであってほしいのです。
勤務医にも,開業医にも,すばらしい「医師」と尊敬できる方が,いっぱいいらっしゃいます。特定の方に対しての「私見」を述べたわけではありません。一介の田舎医者である私自身への,戒めのつもりの駄弁でした。
この話題が,ずいぶん長くなりました。この辺で一度閉じていただいても良いか,と思います。