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糖尿病の素因を持つ人は国民成人の6.3人に1人にも及ぶ難治疾病です
私が20年間の糖尿病の専門医として蓄積してきた経験から以下のコツをお教えします
1に食餌、2に運動、3.4がなくて、5に薬剤
以上を言い換えて・・・・
1 に半食(1500Cal)
2 に散歩(8000歩)
3 4 がなくて
5 に自覚(お薬、インスリン注射、自己血糖測定)です
(受診や薬や注射は必要最低限とし自らが管理する摂生が第一です)
ここでは糖尿病と診断された方ためにちょっとだけ真面目な解説をします。糖尿病に興味のないひとは次にお進みください。でも糖尿病という病気の養生はすべての成人病のそれとほとんど同じです
お薬の上手な飲み方や最近の健康食品について、またお薬の飲み合わせや副作用について
漢方薬信仰を持たないいわゆる健康食品の嫌いな私の辛口の解説です
お年寄りの場合、カルシウム食品摂取に加え注射や内服剤を併用しても製薬メーカーさんや、偉い学者さんがいうほど骨塩量は増加しません。むしろ骨塩量をふやすよりは減らさないよう指導を行ない、さらに転倒をしないような日常生活でのアドバイスを行ない、自宅の改造法などについて専門家の指導をお願いする事のほうが国民医療費節減のためにも大切だと思うのは私だけでしょうか?
実際に3年間に亘りエルシトニンという注射と骨粗鬆症治療内服剤の投与を行ないデキサ型骨塩量定量測定器で骨カルシウム濃度を測り続けてきた率直な印象です。
代表する疾病は、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、悪性新生物である肺癌・胃癌・大腸癌・乳がん・子宮癌などです。この病名は厚生省が昭和40年代より提唱しておりますがほんとに胃癌や大腸癌・乳がん・子宮癌も生活習慣を改めれば減るのでしょうか?
これこそ骨粗鬆症という病名が追加されてもいいと思うのですが・・・・・
もしかして東大卒の偉い役人が決めた病名でしょうか?とすると逆らってはいけません。たとえ間が抜けていても役人は役人ですから。怒らせると子供よりもこわーーい!!!
肥満症とは単にみかけ体重が多いということではありません。身体に余分な脂肪が多くついているということです。ところが実際には皮下脂肪でなく内臓脂肪が困った問題となるわけです。結果として危険な内臓、血管合併症をひきおこします。どうせ肥るなら健康なデブになりましょう
まず第一に診療をお受けになる前に用意することは
1)患者さんご自身の病歴の整理(詳しくメモしておく)
2)診療所へは1回だけでなく、複数回診察を受けることが大切
3)必要ないと思った症状でも正直にうちあける
4)大病院に行きたければ診療所で紹介状をもらうこと
5)医薬分業の病院(診療所)が望ましい
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