うま日記(不定期便)バックナンバー

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<2002年10月〜12月>

◎12月20日 ★有馬記念
 愛馬シルクバレンタインは残念ながら9着でした。次走は年明けの小倉になりそうです。もう少し、引退せずに頑張ってみて欲しいものです。
 さて、今年の競馬もいよいよ明日の中山大障害とあさっての有馬記念を残すのみとなりました。今年は、集中して予想できていないせいか、近年まれにみる絶不調が続きました。最後の大一番くらいはすっきりと当てたいのですが、どうでしょうか?

 今年の有馬記念は、一応GT馬が9頭も出走するという豪華メンバーです。(一応というのは、テイエムオペラオーやグラスワンダーやスペシャルウイークのような傑出した実力馬がいないという意味で…)
 実力接近で、狙えそうな馬が半分いる感じですが、今年は買い目を絞って勝負したいと思っています。

 ところで、毎年話題になるのが今年のキーワード。一説には、「ワールドカップイヤー」ということでナリタ−ヒシのサッカーボーイ産駒を。とかいうのもありますが、自分的には今年は「田中の1年」じゃないかと思っています。
 思い起こせば田中眞紀子外務大臣の更迭、辞職に始まり、田中康夫長野県知事の再選が続き、田中耕一さんのノーベル賞へと流れていった1年でした。そういえば、マイナーなところでは北朝鮮問題で活躍した外務省の局長も田中さんでしたね。
 
 では、どの馬が『田中馬』なのか?単純に行くと田中勝春騎乗のイーグルカフェ(前走GT勝ちでも無印扱い?)でしょう。田中章厩舎の馬はいないのですね。…でもって…いました。あのファインモーションの厩務員が「田中さん」らしいです。
 ということで、やはりファインモーションは外せない感じですね。
 今のところは、ファインモーション、シンボリクリスエスの人気どころから、大一番に強いブライアンズタイム産駒のノーリーズン、先ほど書いたイーグルカフェ、有馬に強い菊花賞馬のヒシミラクルあたりを絡めた3連複を考えています。中山の馬場が合わなそうなナリタトップロードはご遠慮いただく予定です。
     
◎12月12日 ★今週シルクバレンタイン出走
 今週、愛馬シルクバレンタインが日曜日の中京7Rの500万下・ダート1000mに出走します。
 12頭立てですが、そのうち9頭がマル外。これはメンバー的に厳しいかな?と思いましたが、よく見ると結構低レベルメンバーのようです。
 未勝利馬はバレンタインを含めて2頭だけですが、全12頭の前走の着順が、10着、13着、8着、7着、6着、13着、10着、8着、4着、8着、5着、5着となっていて、このなかの6着がバレンタインです。前走最高着順は4着ですが、これは秋の未勝利戦でのものですから、実際には前走着順が5着以下の馬ばかりというメンバー構成。であれば、前走6着とはいえ2着と0.1秒差の接戦を演じたバレンタインにとって、上位に食い込むことは十分可能なはず。「どうして牝馬限定のダート1000mに投票しないのかな?」と思っていましたが、古賀センセイ、実はメンバーを睨んでの深い読みだったのでしょうか?
 とにもかくにも、今年最後の出走になりそうなのでなんとかいい成績を残して欲しいものです。
    
◎11月28日 ★今年もやってきたWSJSの季節!
 今週は、いよいよ阪神でワールドスーパージョッキーズシリーズが開催されます。何回も書いてますが、僕にとってはJRAの中で最も楽しみにしている週です。世界の一流ジョッキーがプライドを賭けて真剣勝負するだけに、直線は凄まじい叩き合いが展開されます。
 阪神の坂下で、横いっぱいに広がって大接戦を演じることも少なくありません。馬たちも日頃と違う騎手に追われて意外な力を発揮するケースも多く、配当もかなり高めになることが多いようです。今年は、3連複や馬単が導入されて初めてのWSJSですので、こちらの配当も楽しみです。

 そして、これも以前に書いたことですが、騎乗馬の抽選について、昨年度からハンデキャッパーの手で出走馬をA〜Dの4ランクに分けて、4レースでそれぞれのランクの馬に1回ずつ騎乗するシステムになっています。
 それまでは完全に抽選で決まっていましたが、これって自分的にはずいぶん昔から気になっていました。JRAへのアンケートハガキにも書いたことがありました。昨年は子供の出産なんかでドタバタしていて気づいていなかったのですが、JRAが改善してくれていて(武豊JKが出られるようになったのもいいことですね)、すごく嬉しかったです。
 でもって、今、昔のうま日記を見ていたら…やはり!1998年12月7日のうま日記にそのことを書いていますね。おお、結果論だけど、JRAってこっちの言ったとおりのことをしてくれているじゃないか!気持ちが通じ合っているかも?

 じゃあ、調子に乗ってついでにもう一つ『こうなったらいいな…』ということを。地方競馬の騎手を1人→2人にしたらもっと面白いと思うんですが(東西1人ずつのイメージで)。今年アンカツがJRA騎手試験に合格したら、来年は相当高い確率でWSJSにでてくるんじゃないかと思いますが、本当は今年も見たかった気がします。
 もちろん、今年出場の菅原JKの騎乗も楽しみですが、名だたる地方の名手の中で1人しか出られないというのはちょっと寂しい。しかし、全体の出走頭数をこれ以上増やしすぎるのもどうかと思います。ここは、やはりJRA選出を東西2人ずつにするしかないかなあ。
 書き出すときりがないのでやめます。所詮妄想のようなものです。
 
 さて、自分にとっての今年の注目は、毎年そうですがオリビエ・ペリエ騎手です。平成10年以降、ペリエ−柴田−ペリエ−鮫島と優勝してきていますんで、今年はまたペリエかな?他のなじみの騎手はオサリバン、キネーンといったところですが、この2人の成績は今ひとつですね。
 最後に注目の出走馬。以前総流しをして惜しいところで3着止まりだった「なーさん」の愛馬タイキマグナム(ゴールデンサドルT)、この前障害とはいえGUを勝った馬がいきなり1000万下クラスに出てくるというメジロライデンといったあたりです。
 とにかく今年も楽しみにしています。
    
◎11月26日 ★早田牧場自己破産の衝撃
 昨日、耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。あの早田牧場やCBスタッドが自己破産したというのです。馬産地の現況が厳しいことはわかっていますが、まさか。という感じです。
 シルクHCのHPには、今日早速コメントが載せられていて、「シルクホースクラブと協力関係にあった早田牧場が自己破産を申請し、 11月25日、札幌地裁から破産宣告を受けました。しかし、クラブと早田牧場は完全に別会社であり、今回の牧場の破産によりクラブの存続が危ぶまれるものではありませんし、会員募集も引き続き行いますのでご安心下さい。なお、現在事実関係を調査中ですが、全会員様に文書でお知らせする準備も進めておりますのでしばらくお待ち下さいますようお願いいたします。」とのことです。

 会員の混乱を避けるために、すぐにこうしたコメントを公表するのは好ましいことだと思いますが、やはり先行きが心配です。早田牧場からの募集馬の提供がなくなってしまうとなると、来年度以降のラインアップがどうなるのか?そもそも、クラブの運営自体に本当に支障が起きないのか?気になるところです。

 僕は、これまでのクラブへの要望を書くアンケートに、常に「地に足をつけて末永く健全に運営してください」といった趣旨のことを書いていました。会員とすれば、もちろんいろいろな魅力的なサービスが増えた方がいいのに越したことはないのですが、すべて運営がちゃんとしていることが大前提です。
 僕の印象では、これまでシルクHCは会員の声を十分に聞く姿勢を持ってきたと思えます。(むしろ聞きすぎて右往左往していたかもしれません。)今からが本当の正念場と言えると思いますので、頑張って欲しいです。
 
 それにしても、シルクジャスティスはどうなっちゃうんでしょう?ジャスティスは早田牧場の所有なので、いずれ競売にかけられることになるんでしょうか?そっちも気になります。
  
◎10月31日 ★かみのやま競馬に注目
 山形県の小さな競馬場「かみのやま競馬」。ここで、今年からある試みが行われています。それは「○○杯」とか「○○特別」といった形の冠レースを一般に募集しているのです。1万円相当の協賛品を用意すれば誰でも申し込めます。
 わずか1万円で応募できるのですから本当に簡単。しかも、特別観覧席20席サービスや予想紙、コーヒーのサービス、そしてなんと言ってもウイナーズサークルでの記念撮影とその写真進呈。さらには、かみのやま競馬公式サイトに協賛者のHPをリンクしてくれたりします。

 その結果、たくさんの個人冠レースが実施されているようです。今日、たまたまその「かみのやま競馬」のHPを見たら笑えました。「上山ライオンズクラブ賞」当たりは普通ですが、「東京都立城南高等学校創立六十周年記念杯」って?「渡辺美奈子勤続30周年記念」ん?誰それ?「木村智君、道代さん結婚おめでとう記念」結婚のお祝い代わり?
 
 そして、「祝・森川貴章・追手門学院小学校合格記念」とか「杉原朋也一才の誕生日・拓也小学校入学記念杯」「港北出版印刷(株)山田明夫様部長代理補佐心得昇進記念」になってくるとなにをかいわんやです。もうとにかく見ているだけで爆笑ものです。
 もし、この辺のレースの優勝馬がJRAの交流レースなんかにでてきたら、「主な勝ち鞍・杉原智也一才の誕生日・拓也小学校入学記念杯」なんて書かれたりするわけですね。(競馬専門誌も馬柱を書くのが大変)
           
◎10月20日 ★激走!ファストタテヤマ。しかし…
 今日の菊花賞は荒れると読んでいました。しかし、それでもスタート直後の名手武豊JKの落馬には驚きました。まさに、競馬には何があるかわからない。といったところですね。

 自分の本命はファストタテヤマ。京都重賞2勝の実績と父・ダンスインザダークの血統を買っていましたが、人気は全然なし。単勝16番人気です。でも、忘れた頃にビックリするような末脚を見せるこの馬が結構好きなんです。
 そして、今日の馬体重も10kg以上プラスとなっていて「そこそこやれるんじゃ?」と期待はしていました。

 が、淀の直線で内へ外へと馬群を割りながら、ファストタテヤマが伸びてきたときにはまたまたびっくりしました。でも…先を行く2頭は全く買っていないヒシミラクルとメガスターダム。
「うぉぉぉぉ!!買ってない!買ってない!どっちも買ってなィィィイイ!」とテレビに向かって叫んでいました。嫁さんには「買ってないのに何で喚いてんの?」と言われてしまって。
 結局複勝の2,250円だけが当たりました。なんだか釈然としない感じ。ま、来週も頑張ろう。
          
◎10月14日 ★FM圧勝!&惜しかったカネトシ
 先週の愛馬2頭出しは残念ながら、勝つことができませんでした。4年ぶりの勝利の美酒は持ち越しとなりました。
 
 ところで、9月15日に予想したとおり、ファインモーションの秋華賞は圧勝でした。単勝はなんと1.1倍。GTのそれも18頭立てでこのオッズ自体が驚異ですが、その勝ち方が豪快そのもの。
 前日発売の午前中なんかは当然のごとく単勝1.0倍。それも、2番人気のシャイニンルビーが80倍以上で残る16頭はすべて単勝万馬券でした。
 ジャパンCに進んで欲しいところですが、陣営はエリ女に進む意向とのこと。誰が見てもこの馬に勝てる牝馬が古馬も含めているとは思えないだけに、またまた単勝1倍台になるでしょう。
 一方、自分の秋華賞の狙いは単勝11番人気のカネトシディザイア。FMのアタマは固いだけに3連複狙いでした。しかし、ホントに惜しいところで4着止まりでした。複コロをやるとホントに4着が多いんです。スプリンターズSのディヴァインライトも自分としてはいい狙いだと思ったんですが、やはり4着でした。さて菊花賞はどうしよう……
         
◎10月4日 ★愛馬通算100戦目へ
 一口馬主を始めて7年になりますが、ここまでの愛馬の出走が延べ98戦でして、今週シルクエモーションとシルクバレンタインが出走することで通算100戦の大台に乗ります。ここまで出資頭数が10頭で優勝は8回。ただし、この優勝は初年度出資馬のシルクジャスティス5勝とシルクベルベット3勝だけに限られていて、あとの8頭は未勝利での現役又は引退か未出走で引退という状況です。
 今週は2頭が初勝利を目指します。シルクエモーションもなかなか仕上がりはよさそうですが、相手が強そうなのでまずは掲示板に載ってくれれば…というところ。
 シルクバレンタインの方はというと、これはもう必勝態勢です。未勝利戦のあとが少ないこともありますが、ここらのメンバーなら楽勝のはずだと思っています。これまでの愛馬の出走の中では相当に自信がある方。愛馬通算100戦目となるシルクバレンタインの方は、是非とも4年ぶりの優勝で飾って欲しいと思っています。
        
◎10月2日 ★今週は豪華2頭出しか?
 先週の秋のGTシリーズ第1戦は、指名馬ディヴァインライトが予想どおりというか…4着に終わり、あと1歩で穴馬券を取れませんでした。いい狙いだったはずと自分では思っていますが、上位3頭の力が違っていたかな?というところです。
 とにかく狙い馬が4着になるのは今に始まったことではありません。せめて3着に来てくれればなあ。
 さて、今週いよいよシルクバレンタインが未勝利脱出に挑戦です。と思っていたら、西では、2歳馬のシルクエモーションが京都新馬戦でデビュー予定という情報が…。
 なんとこのままいけば、愛馬2頭出しです。なにしろ、2歳以上の馬が2頭しかいませんから、稼働可能馬全馬出走とも言えます。シルクバレンタインに比べてシルクエモーションの方は過度の期待は禁物です。「掲示板に載れば上出来」といったところですが、まあ、この時期の新馬戦にデビューするだけでも嬉しいものです。
 ただ、大久保正陽センセイの新馬戦ですから、いわゆる「使いながら仕上げていく」パターンじゃないか。ということは覚悟しています。何戦かのうちに勝ち上がってくれればなあ。と思っています。