醤油屋絵日記(2014&2015/平成26&27年版 不定期更新)
---------------最終更新日:2015.12.13

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西山醤油店は、平成16年8月30日深夜、台風16号により床上70cmの高潮被害を受けました。
モーター、ポンプ、機械設備、電気系統、事務書類等々に甚大な被害がありました。
また、パソコン、デジカメ等のデジタル器機の破損、データの消失がありました。
しかしながら、被災から10年が経ち、なんとかほぼ被災前の状態にまで復旧することができました。
支援していただいた皆様に心から感謝するとともに、醤油の製造、地域防災活動に力を注ぎたいと思います。

平成26年(2014)は日記をまるまるさぼりましたので、簡略版です。


●平成27年12月13日
落花生うめー! 来年も作ろう。 きゃらす対策を早めに施してね。

●平成27年11月29日
防災講演会に行ってきた
  演題:「防災・減災に向けた地域での取り組みについて」
  講師:河田恵昭先生

2015年11月29日、倉敷健康福祉プラザで行われた河田先生の講演会はホールの定員289名が満席に近い盛況ぶりだった。
日曜日ながら午前中仕事をし、13:00からの講演に急いで駆けつけた醤油屋はICレコーダーを忘れてしまった。
講演は動画、静止画共に撮影禁止で(ルール無用の方もいたが)脳内記憶と手書きのメモが頼り。
河田先生は2011年以来岡山県の防災行政にもずっと携わっていらっしゃるようで、日本全体、岡山県、倉敷市と違った行政レベルでの貴重な防災裏話、また他県との比較についても聞くことができた。

「災害が少ない岡山県民、油断大敵! その日は必ず来る!」
瀬戸内の穏やかな気候。
歴史的に見ても災害の少ない岡山県、安全で暮らしやすい都市ランキングで全国一位の岡山市。
近年、首都圏からの移住者も多いという。
高梁川、旭川、吉井川の三大河川、その他中小の河川も気象条件によっては氾濫の可能性がある。
2014(平成26)年の広島県の土砂災害の一因となったまさ土は、岡山県南部にも存在する。
地震に関しても、県北の山崎断層帯くらいしか活断層はないが、未知の活断層による直下型地震があるかもしれない。
首都直下地震、南海トラフ巨大地震、いずれも岡山県に壊滅的な被害はないが、多大な経済的影響が及ぶのは間違いない。

「首都直下地震に続き南海トラフ巨大地震が発生した場合、日本は壊滅する!」
と河田先生が発言されたとき会場で笑いが起こったが、ここは笑う場面じゃないだろと強く感じた。
おそらく日本全国で講演をされている先生は、この反応を見てその地域の防災に対する真剣度を測られているのではないかと思う。
まさに岡山県民の危機意識の低さを露呈してしまったのではないだろうか。
ま、災害の少ないほんわか岡山県民なんだから、仕方ないよね。

●平成27年11月
醤油の仕込みで忙しいです。
連休にサツマイモ(紅アズマなると金時)と落花生を収穫。
いもでかすぎ、形がいびつ。 甘みを増すため、一月追熟させる。
落花生、カラス対策が必要。

●平成27年10月
いに念願の未使用品のプロパンガス式発電機IEG900PGをゲット。
オクで即決、送料込を入れても6万ちょいだった。 新品価格の最安値は送料込み8.5万くらい。ヤッター! 詳細はこちら

●平成27年9月
夏が終わった。エルニーニョの影響か、暑さに弱い醤油屋にとってはたすかった。
屋根散水による電力節減結果はこちら
とう立ちしたタマネギが腐ってくさいのだ。

●平成27年6月30日
タマネギに続き、男爵いもも収穫が終わった。
タマネギは3割がとう立ちし、ジャガイモは昨年の半分以下の収量だった。天候とアレのせい。
農水省が6/19に最新の夏野菜の生育状況と価格動向を発表した。
それによると東京都中央卸売市場の価格調査では平年に比べジャガイモは177%、タマネギが141%となっている。
7月前半まで高値で推移するらしい。

良いものはお得意先に配り、とう立ちしたタマネギ、蟻の住んでいたジャガイモから食う。

今年はクズ根絶作戦とマルカメムシの徹底駆除でエダマメを守るのだ!

早生枝豆が収穫時期に入った。
良いエダマメからお得意先に配り、虫食いは自分で食う。しかし、旬のとりたてエダマメはうまいのだ。

●平成27年6月1-8日

昨秋仕込んだもろみが発酵し始めた。これからは櫂入れがポイントとなる。
そして、今シーズンの作物の収穫が始まった。
とうが立ったタマネギ、蟻がかじったジャガイモ、小さすぎるジャガイモから食う。
良いものはお客さんに配るのだ。

●平成27年5月25日
落花生を定植。これで今シーズン栽培予定の苗は全部植えた。
5/24日から6/1日までは最高気温が27〜31℃。ほとんど雨が降らなかったので、暑かった日の夕方は水やり。
ポリタンクに井戸水を入れてカブでリサイクル畑に運ぶ。
ついでに作物の根本、黒マルチの丸い穴にはえた雑草をピンセットで引っこ抜く。
そしてエダマメにマルカメムシ等の虫がいたら、捕殺する。
クズ根絶作戦の手応えを確かに感じる。
昨年まで当たり前のように草木を覆っていたクズが見れれない。
もちろん打ち漏らしたクズは元気に蔓を伸ばしているが、数は多くない。
エダマメに付くマルカメムシの数が桁違いに少ない!

●平成27年5月13日
11日になんとかエダマメ、カボチャ、サツマイモの苗の定植が終わって一安心。
12日の台風6号の雨もありがたい恵み。

●平成27年5月4日
きのうやっと醤油の仕込みが終わり、自由になった醤油屋はいろいろと動き出した。
ポット栽培の苗が「そろそろ定植してね。」と催促している。
リサイクル畑の草刈り、耕し、醤油かすと雑草の堆肥まき、畝立て、黒マルチと事前にやるべき事は多い。
クズの打ち漏らした株からは元気な新芽がすくすくと伸び始めている。はやいこと掃討せねば。
その他の雑多な課題を一つずつつぶしていく、そんな連休です。

●平成27年3月31日
年度末で事務仕事、棚卸し、醤油の仕込み準備などなど。
今シーズンに栽培予定の枝豆、カボチャの種を購入。
夕方、イモ畑の防草シートを張り、次にリサイクル畑にジャガイモの芽の出具合を確認しに行った。
種芋が2つ掘り出されていた。堆肥の山にほじくった跡があった。

T侵入。

今年もTとのたたかいは続く。タヌキとのたたかい
クズ根絶作戦との二面作戦はしんどい。

●平成27年3月21日
くしゃみをするとずきっとくるがほぼ完治。今日は土曜日だが春分の日でお休み。
朝からクズ根絶作戦
9:00から消防団の新車両(とてもよい)で放水訓練、午後から塩1トン運搬。
そして夕暮れまでクズ根絶作戦
月末と年度末の忙しさに加え、仕事や雑用、防災訓練、クズ退治、リサイクル畑とあわただしい春の予感。
できることからこつこつと。

●平成27年2月
寝返りをうとうとすると左胸にするどい痛みが。
起きあがろうとすると左胸にするどい痛みが。
せき、くしゃみをすると左胸にするどい痛みが。 かはぁぁぁぁ。
最初の一週間はつらかった。
怖くて風邪、ましてやインフルエンザなどにはかかれないので、マスク、手洗い、うがい(ちょっといたい)励行。
たぶんヒビだと思うので牛乳を飲んで自然治癒を待つ。
仕事は休めないので、通常業務続行。クズ根絶作戦継続。
注意一秒ほね一本、完治一月。 安全運転、安全運転。

こけてから約一ヶ月、痛みはほぼなくなったが、くしゃみをしそうになると痛みに身構えてしまう条件反射が治らない。

●平成27年1月
醤油の配達中にバイクでこけちゃった。
雨上がりにコーナーを攻めるのはあぶないよね。やっぱり2輪は倒れるよね。
被害、醤油一本(金@670円)、あばら一本、その他。


平成26年(2014)まとめ

 1月 ひとやすみ。

 2月 さむかった。

 3月 ジャガイモ植え付け

 4月 消費税8%に

 5月 カボチャ、枝豆植え付け、消防団操法練習始まる

 6月 タマネギ収穫、ジャガイモ収穫、マルカメムシ駆除、井戸水を利用したDIY屋根散水システム作成開始、
    カボチャの空中栽培に挑戦、消防団操法練習

 7月 井戸水を利用したDIY屋根散水システム作成開始、消防団操法練習

 8月 カボチャ収穫、井戸水を利用したDIY屋根散水システム完成、消防団操法練習

 9月 カボチャ収穫、消防団操法大会、防災士資格取得

 10月 カボチャ収穫、

 11月 秋の仕込み開始、タマネギ植え付け、クズ根絶作戦開始

 12月 仕込み終了、されど忙しい年末


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