うま日記(不定期便)

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<2004年1月〜3月>

◎3月23日 ★ハルウララとサイレントクルーズと武豊JK
 愛馬シルクアルパインはあと1週間後にデビューを控えた時点で、左後脚に不安が出てしまい、絵に描いたようなデビュー延期になってしまいました。おそらく、早くても夏の小倉くらいでしょう。

 さて、昨日は高知競馬であのハルウララに武豊JKが騎乗すると言うことで、大騒ぎになっていましたね。このハルウララ現象というのは、競馬ファンとは別世界での話に感じられます。自分自身もほとんどハルウララを特別視する意識はありません。というか、『驚くほどの弱さ』という意味であれば、我が元愛馬のシルクエモーションが断然だと思うんですが。(何しろ出走した4レースがすべてタイムオーバーの最下位でしたから)
 武豊JKも言っていたようですが、ずっと競馬をやっている身からすれば、ただ負け続けるだけで人気が出るというのは、どうもしっくりきません。同じ負け続けるのでも、シルクオーディンのように600kgを超す馬体があるとか、シラユキヒメのように白毛の馬だとか、何か特徴がないと…と思ってしまいます。

 そういえば、以前さっぱり勝てないけれども応援していた馬に、いまは準オープンまで出世しているサイレントクルーズがいます。知っている人も多いと思いますが、この馬はかつては「2着大魔王」とも呼ばれた馬で、デビュー20戦目で初勝利をあげるまでなんと19戦中12回までが2着でした。こうなると「わざとゴール前で緩めとんのかい?」と言いたくなりますが、憎めない馬です。走ってもさっぱりオッズが付かない今でも「ひょっとして忘れた頃に2着に来て大穴を開けるかも?」と馬券を買ってしまいます。
 そのほかに、シルクの馬で「リマインドシルク」という馬がいました。なかなか勝ち上がれなくて、通算26戦目の障害レースでとうとう執念の初勝利をもぎ取りました。一口出資していた方も感慨が深かったのではないでしょうか?このリマインドシルクは、引退レースで中山大障害を走るまでになりましたから、ある意味では幸せな馬だったかもしれません。

 話が戻りますが、そういうことでハルウララ関連のニュースにはサッパリ興味がなかったのですが、ひとつの記事に心を打たれました。
 それは、スポニチの記事で「今週末には1着賞金4億円のドバイワールドカップの騎乗が控えているにもかかわらず、月曜日に1着賞金11万円のレースに騎乗した武豊騎手」という表現で武豊JKの心意気を賞賛したものでした。確かに、ハルウララのレースであの泥んこ馬場の中で故障落馬でもして怪我でもしたら、あのワールドカップへの騎乗までもが不意になる危険性だってあったわけです。
 それでも、わざわざ高知まで(ほんとはノボトゥルーのためですけど)出かけて騎乗した武豊JKってエライですね。1勝もしていない馬のために大騒ぎしているのって本人はきっと嬉しくないはずなのに、レース後のインタビューにも笑顔できちんと受け答えしていました。騎手としても人間としてもスケールが大きい人だと改めて感心しました。
 
      
◎3月6日 ★近づくGT戦線&シルクアルパインデビュー
 3月28日の高松宮記念から春のGTシリーズが本格的に始まりますが、今日のオーシャンSで優勝したシルキーラグーンが、天皇賞に向かうシルクフェイマスとともに、シルクとしてはこの春GT参戦となりそうです。
 僕にとっては、今日の時点でシルキーラグーンは、高松宮記念の穴馬候補1番手になりました。今日の勝利もオープン特別勝ちに過ぎず、重賞ウイナーという肩書きがないために本番でも人気しないのではないかと思われます。
 しかし、今日のレースは、GU2着のカフェボストニアンやGV2着のサーガノヴェル、同レース僅差で4着のトーセンオリオンや重賞の常連ネイティヴハートなど、非常に骨っぽいメンバー構成でした。それを考えると、クビ差とはいえこの勝利は勝ちあるものと言えるでしょう。
 加えて、シルキーラグーンは中京のこでまり賞を圧勝し、福島の河北新報杯も勝っているように、差し馬ながらも本質的に小回り平坦コースを得意としています。こでまり賞の時はやや重の馬場もこなしています。間隔を明けながら使われているので、上積みもまだあるでしょうし、そもそも馬自身が急成長している時期のように思えます。
 よほど人気しない限り、手広く買ってもよさそうで楽しみにしています。

 一方、我が愛馬シルクアルパインは、今週栗東芝コースで追い切られました。やっと出走態勢が整ってきたように思えます。今年の新馬戦もあと2週しか残っていませんが、ぎりぎりで間に合いそうです。今週の阪神の新馬戦を見る限りでは、出走頭数も少なそうなのでなんとか出走していい成績を残して欲しいものです。
      
◎2月26日 ★今年こそ複コロ継続をやるぞ!
 今年のGTは、暮れの中山大障害が中止になって1月になったおかげで、すでに2戦を消化しました。メジロライデン−アドマイヤドンと一応継続中です。
 たいてい2回続くのが精一杯ですが、昔、1997年の秋に6回くらい続いたことがあります。天皇賞?から朝日杯くらいまで当たり続けて1000円が3万6千円くらいにまでなっていたと記憶しています。残るのはスプリンターズSと有馬記念。スプリンターズSで転がったら、全額を有馬記念のシルクジャスティス−マーベラスサンデーの馬連1点買いをするつもりでした。
 さあ、そこで悩んだのがスプリンターズSの複勝候補です。タイキシャトルにすれば間違いなく転がることはわかっていたのですが、つい欲が出ました。外国馬で評判も高かったキステナという牝馬をつい買ってしまいました。結果はあえなく14着。後で気づいたのですが、この馬直線コースでしか走ったことがなかったらしい。中山のコーナーを曲がれなかったという噂も。
 有馬記念がシルクジャスティス−マーベラスサンデーで馬連12.4倍が的中だっただけに悔やまれます。その後年だったら、きっとお気に入り馬のワシントンカラーを買っていたでしょう。(3着)

 今年は、積年の雪辱をはらすべくがっちり転がしたいものです。問題は桜花賞でしょう。きっとエイシンヘーベを買ってしまうに違いないですから…まだ賞金800万クラスだからいっそ除外された方がいいかも。
    
◎2月21日 ★久々の日記更新&総流し予想大的中!
 丸4か月以上も更新を怠っていたうま日記ですが、何か理由があったというわけではありません。単に面倒だっただけなんですが、久々に更新したくなるようなことが起こりました。

 それは、遂にというかHP開設以来念願だった10万馬券GETです。日記を中断する前の9月のさくらんぼ特別で、入力間違いで19万馬券GETと言うのがありましたが、今回は「ちゃんと」当たったものです。
 といっても、東京10R春房S・2番人気カイトヒルウインドからの馬連総流しだったのが、なんと最低15番人気のタカラテイオーが2着に粘ったために10万馬券になったと言うことで、穴馬予想が当たったというわけでもありません。しかし、こういうことが起こるのも、総流しの面白いところかもしれません。

 普通、2番人気絡みの馬連で10万馬券というのはなかなかありませんが、1番人気のエイシンハンプトンが単勝1.5倍と一本かぶりの人気だったことが高配当の理由でしょう。実は、散髪から帰ってテレビをつけたら、ちょうど最後の直線のところでして、エイシンハンプトンとタカラテイオーのきわどい2着争いが繰り広げられているところでした。
 まさかそんな配当とは知らずに「1番人気のエイシンじゃあなあ…エイシンじゃない方がいいなあ」くらいな気持ちでテレビを見ていたのですが、あとで1045.2倍という配当を聞いて腰を抜かしました。もし、2着と3着が入れ替わっていたら馬連は5.0倍です。その差は…
 きっと血管がぶち切れていたでしょう。