醤油屋絵日記(2017/平成29年版 不定期更新)
---------------最終更新日:2017.12.16
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西山醤油店は、平成16年8月30日深夜、台風16号により床上70cmの高潮被害を受けました。
モーター、ポンプ、機械設備、電気系統、事務書類等々に甚大な被害がありました。
また、パソコン、デジカメ等のデジタル器機の破損、データの消失がありました。
しかしながら、被災から13年が経ち、なんとかほぼ被災前の状態にまで復旧することができました。
支援していただいた皆様に心から感謝するとともに、醤油の製造、地域防災活動に力を注ぎたいと思います。
平成29年(2017)はYahoo!おみくじで「さえない大凶」と出ましたので、気をつけていこうと思います。
●2017.11.24-12.13
醤油の仕込み風景。
麹を運搬中に想定重量を超えて酷使され続けたタイヤがバースト。わずか3年で逝ってしまった。
ニンゲンもタイヤも限界ギリギリを試される試練。それが仕込みだ。
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●2017.11.23
勤労感謝の日、麹の温度が安定してからリサイクル畑へ。
TG750にタンクを戻して、ガソリン補給の後、始動テスト。
2発目で起動。うん、よしよしいい感じのエンジン音。
帰ってからも醤油を搾りつつ、麹の温度を気にしつつ、PETボトルをつめる。
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●2017.11.19-22
11/19、醤油の仕込みが始まる前に、乾燥した落花生の実をもぐ。 ほぼ1日仕事になった。
11/20、今年の仕込みが始まる。岡山県産ふくほのかを煎る。
また睡眠不足と肉体疲労とストレスの日々が始まるのだ。
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●2017.11.18
TG750のタンクの燃料ゲージの窓部分を修理。
2mm厚のポリカーボネートの板に円形の窓を写し取り、周囲をドリルで穴あけ。
切り離した後、カッターとヤスリで形を整え、面取り。接着面をサンドペーパーで荒らす。
J-B Weldを混合、接着後ほうちした。 余った接着剤はコンクリートのひび割れ部分の穴埋めに使用。
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●2017.11.5-12
3週間ぶりに晴れた週末。やっとタマネギ植え付けの準備ができた。
掘り起こした落花生の畝のpHを計ってみると、6.0〜6.1でちょうどタマネギに良さそうな値だった。
落花生の植え付け前に、空莢防止のためにたっぷりと入れた草木灰の効果だ。
今年はここに決定。
2年連続の不作の主因がpH4.5の酸性土壌にあったのだとしたら、今年こそリベンジだ!
11/12、約300本のタマネギ植え付け。晩生種のもみじ3号。
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●2017.11.3
朝から夕方まで落花生の収穫。
TG750のタンクはきれいになったのだが、燃料ゲージの窓部分のプラスチックが劣化してめくれ上がり、穴が開いている状態だった。
このままではガソリンが揮発してしまうだろうし、空気中の水分が侵入し、また錆びる可能性がある。
修理のためにプラスチック材料や接着剤を検討した結果、耐ガソリン性に優れたポリカーボネートの板(ヤフオク 板厚2mm 100mm×100mm 70円+送料300円)とJ-B Weld(Amazon 142g×2 2,649円)の2液性エポキシ接着剤を準備した。
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●2017.10.27-31
TG550のタンクと同じく5日ほどほうち。
今週末も台風22号で雨。
処理後タンククリーナー液を濾過してみると、TG550の時と違い全然きれいで、濾紙に使ったキッチンペーパーが白いまま。
もちろん溶液も使用前と大差ない。
洗浄してみると内部のサビはきれいに除去されていた。 これが本来のタンククリーナーの実力なのだろう。
全面びっしりのサビだらけだったTG550のタンクは、投入した薬剤の能力を超えていたと思われる。
処理液がまっ黒だった場合は、もう一度新しいタンククリーナーを使うべきだったのだろう。
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●2017.10.26
このところ週末雨続きで、落花生の収穫、タマネギ植え付けの準備ができない。
しょうがないので今度はTG750のタンクのサビ取りをすることにした。
外してタンク内部を見ると意外ときれい。
サビ取りの必要はなかったかなと思ったが、タンク奥の一段低くなった底部は一面にサビが出ていた。 うんうん、そうだろそうだろ。
TG550での作業から、サビはできるだけ処理前に落としておいたほうが、薬剤が効率的に働くことを学んだ。
今回は事前にワイヤーブラシでできるだけサビを取り除いた。
また今回はサビの範囲が狭いので、20倍希釈で処理しすることにした。 タンク容量4.5リットル。
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●2017.10.23-24
TG550のタンクから処理剤を抜いてポリタンクに移した。
ジェットで洗浄後、まだ内部に黒い微粒子が付着しているようなので、砂を入れてがしゃがしゃ洗浄。
砂を出し、内部を何度も洗浄後天日乾燥。(注 希釈したクリーナー液で洗浄後に乾かすのがホント)
翌日24日、少量のクリーナーで内部を洗浄して、天日乾燥した。
画像のようにまだ一部サビが残っているが、今回は初めてということでここまでにした。
仕上げにドライヤーで乾燥させ、少量のガソリンで洗浄した。 このガソリンは廃棄。
TG550に組んで、ガソリンを少量注入。漏れがないことを確認してから、更に注入。
希望をこめてスターターの紐を引くと、予期せず一発で起動!
しばらく調子を見たが。エンジンも快調。
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●2017.10.22
超大型で非常に強い台風21号のため一日中雨。
四国沖を通り、紀伊半島沖を通過、あるいは上陸すると予想され、このあたりの高潮の危険性は低くなった。
●2017.10.13
タンクから液を抜いてみると、まっ黒だった。
まだ数回使えるらしいので、ポリタンクに移した。濾過すればよかったと後で気づく。
タンク内部を散水ノズルのジェットで何度も洗浄するが、黒い微粒子を含んだ水が出続ける。
ブラシや金属製のヘラで内部表面をこすって更に何度も洗浄する。
内部を見てみると、まだサビが残っているので、使い古しのタンククリーナー液を入れて再処理することにした。
あ、濾過すればよかった。
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●2017.10.8-12
先日使ったTG-550はヤフオク昨年末でゲット(送料込み25,500円)した中古品だ。
TG-750と同系列のクボタトラクターで、共通部品も多く、操作がほぼ同じであるためいろいろ助かる。
使いやすい現役機だったが、最初からタンク内部のサビが気になっていた。
燃料フィルターの目詰まりによるエンストが頻発し、フィルターを交換した。
その後いい感じだったが、再びエンストするようになり、分解してタンク内のサビ取りをすることにした。
タンク内のガソリンをぬくと、一緒にサビがざらざらと流れ出てきた。 タンク内部もサビだらけ。
使うのは「花咲かG タンククリーナー(モノタロウ/割引利用 ¥3,781)」。
へんな名前の商品だが、定番商品らしい。
レベルメーターを取り外し、台所用洗剤でガソリンを洗い流した後、穴をテープでふさぎ、燃料出口はゴム栓をしてテープでまいた。
タンクの容量が3.8リットルなので、50〜60℃くらいのお湯を約4リットルとこの商品約400mlを数回に分けてタンクに投入。
最後は満タンになるように、タンクを傾けたりしながらスポイトで水を注いだ。
4日間ほうち。
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●2017.10.5
エボルタ液漏れの件につき、残りは使っても大丈夫かとカスタマーサポートにメールしたら、今後の品質改善と商品開発の参考にしたいからおくってちょ。代わりに新品送ります。ということになった。
やっぱり、防災用の買い置きはちゃんとしたメーカー品がいいな。
発売初期のものから、さらに改善されているようで、今後の10年が期待される。
●2017.10.1
先週庭の草刈りをしていて、ここ数年で急速に勢力を拡げつつある変な草があった。 ずっと気にはなっていたのだが。
本日、醤油屋のマイホームに隣接する耕作放棄地を蘇らせるため、草むしりとトラクターTG-550による耕運を行った。
こちらでも、その変な草が至る所に進出してきていた。
調べてみると「コミカンソウ」というらしい。
実(直径2〜3mm)が小さいミカンのようなことから命名されたらしい。
かわいい名前とは裏腹に、葉の裏にずらーーーと爆弾をぶら下げているやばいやつ。
見るからに危険だ。 明らかに危険だ。 間違いなく危険だ。 どうしようもなく危険だ。
しかもこの小さいミカンにはたくさんの種がぎっしりだという。 そりゃ急速に殖えるわ。
ミカンの実がなる前に、ちょん切るしかない。
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●2017.9.23
夏が過ぎ、醤油屋も元気を取り戻していた。
今日は土曜日。秋分の日でお休み、だけど醤油を搾りながら一月以上ほうち状態だった庭の草刈り。
空調服、買って良かった。 うん、間違いない。
麦わら帽に防虫ネットを付け、空調服で草刈り。 周囲から蚊が集まってくるが、刺されることはない。
「空調風神服」の名の通り、シルフェの加護を授かっており、邪悪な吸血虫を退ける効果がある。
O型、体温高め、汗かきの醤油屋にとっては、2万円は安いと思える呪物であった。
午後からは空き地の雑木をチェーンソーで切りまくった。
7/1にまいた「除草王」の効果が弱まりだしたのか、アサガオやハマズゲがぽつりぽつりと生えだしていた。
除草剤を使いだしてから、草木の名前を調べるようになった。
草刈り機でかっ飛ばしていた頃は、名前など意味なかったのだが、除草剤に強いやつ、繁殖力が強いやつはマークするようになった。
その後、リサイクル畑へ。
切った種芋からも芽が出ていた。 草木灰、使えるやつ。
20日に玉島南小学校の2年生が生活科の一環で「まちかど探検」に来た。
毎年恒例の行事なので、すでに醤油屋はやつらをコントロールするポイントを心得ていた。
経験値の低いやつらは好奇心が強く、かんたんに釣れるのだ。 ただ、食い付きが強すぎて困ることも多々ある。
嵐のようにやってきて、嵐のように去ってゆく。 それが「まちかど探検」隊だ。
後日届く「感想文」も、解読に努力を要する場合がある。 それが「まちかど探検」隊だ。
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●2017.9.17
「クズ根絶日記2」もファイルが破損してしまった。 死滅したクズののろい?
リサイクル畑付近にカワセミのつがいが生息しているという話や、目撃情報はいくつかあったが、なんとかカメラに収めた。
あと里庄町駅前の配達先で弊社のレトロな看板を発見したので撮ってみた。
本日の台風18号対策、出動準備でバッテリーの充電やらガソリン購入やらやっとります。
使用推奨期限05-2018の防災用買い置きエボルタ単3 20本パックの一本が液漏れを起こしていた。
「10年保存可能」をうたって9年保ったのだから、まあ、よしとしよう。
幸運にも午前中は晴れたので、カボチャの収穫とリサイクル畑のトラクターのシート固定をした。
最新の気象情報に注意してください。
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●2017.9.10
世の中には「空調服」なるものがある。 夏に過酷な屋外作業をしなければならない人のために開発された画期的商品である。
小型のファンで体と服の間に空気の流れを作り、主に気化熱を利用して人体を冷却する商品である。
数年前からチェックしていたが、ついに買ってしまった。 暑さ対策は、醤油屋のライフワークなのだ。
「空調風神服」(楽天市場/19,896円) バッテリーで駆動する2つのファンから外気を取り込み、袖口と襟部分へと空気の流れを作る。
アンダーウエアは、当然おたふくのものでなければならない。
一昨年からのお気に入り、夏の定番おたふく手袋製の「接触冷感BODY TOUGHNESS」シリーズは頼れるやつ、なのだが、汗を素早く吸収してその気化熱で冷却する原理のため、湿度が高い場合や無風の時には真価をを発揮できない。
今までは、リサイクル畑で農作業の合間に扇風機(電池式)の前で「うー、極楽」と涼んでいた。
「おたふく&空調服」は醤油屋のオーバーヒートによる熱ダレを防いでくれる。
どのくらい冷えるかというと、「強」で使っていると、おなかの弱い醤油屋をげりぴにさせるほどなのだ。
空調服のユーザーレビューに「冷え杉で腰痛が・・・」というのもあり、来年の夏には「腹巻きで強」を試したい。
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●2017.9.7
ヤフオクがアタリ3等をくれた。 かなり「さえない大凶」を後悔しているらしい。
当選本数12,300本だという。 上限いっぱい5,000ポイントゲットだぜ。
●2017.9.4-5
9/4、専務様が作業部隊を率いて来店。
高価な甘いお土産をいただく。 クズ対策の王道を教えてもらった。→クズ根絶日記
9/5、作業完了後、専務様が来店。
余った高価な薬剤を箱ごといただく。
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●2017.8.22
先日の専務様が新入社員を伴って再び来店。
道案内をし、クズの群生地(50m×10m)を確認していただいたところ、この量で十分だという。
「やっちゃってください。」
いちおう使用する薬剤のMSDSをもらったが、無料でクズ根絶を助けてもらえるとは思いもしなかった。
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●2017.8.20
裏庭にはびこりつつある雑草(草丈約40cm)にグリホサート系の除草剤を試した。
すでに一部は除草した後、防草シートで覆っているのだが、戦いはまだ道半ば。
明かな効果があった。
ただ、10日ほど経ったが、シダには効果が見られない。
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●2017.8.10
クズ根絶日記をずっとやっていたら、ケイピンエースの卸売をしているという方からメールがあり、製造元の方と一緒に来店ということになった。
名刺を交換したら、単なる営業担当ではなく、部長様と専務様だった。 想定外だった。
とりあえず心を立て直してから、よく話を聞いてみると、薬剤効果の経時変化を追跡できる“クズ天国”を探しているという、また社員教育のフィールドワークができる“雑草天国”も必要らしい。
このような田舎までわざわざと思うが、なかなか条件の揃った場所がないらしい。
一年前ならば、西部戦線には、ススキにクズ、ノイバラ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、ヤブガラシにイタドリその他諸々がおおいに繁茂し、低木がぽつぽつある、昼なお暗く、人を拒絶する雑草地獄が広がっていたのだが、もう平らげちゃった。
リサイクル畑周辺を見て回ったが、雑草(主にクズ)の元気さや周辺状況等を鑑みて、別の空き地を提案することにした。
●2017.8.9
ダレダレの熱ダレ中の醤油屋です。
8/6に玉島乙島でもヒアリが確認されたとの報道。 防災記録に残すことに。
8/4に現場付近を通過し、発見現場から1.5kmの会社を訪れた醤油屋はとくに何もありませんでした。
女王アリは風に乗ると10km移動する事もあるそうなので、それらしいアリに注意したいと思います。
ちなみに6月に国内で初めて確認される前から、スーパーアリの巣コロリ(アース)、ウルトラ巣のアリ(フマキラー)、コンバットアリ用(金鳥)、アリメツ(横浜植木株式会社)という4段構え対策をとっており、アリの嗜好に応じた対策をしていた。
アリの種類によっては、全く見向きもされない場合があるのだ。 食い付きが全然違うのだ。
醤油屋の作った作物や醤油屋自体も毎年アリに食われる。 おいしいのだろう。
今後はやったアリを虫眼鏡でよーく観察してみようと思う。
●2017.7.17
「クズ根絶日記」、「タヌキとのたたかい」に続き、「井戸水を利用したDIY屋根散水冷却システム」もファイルが破損した。
テーブル並べすぎのごちゃごちゃしすぎのファイル巨大化が原因と思われ。
2002年発売のMacintosh G4QuickSilver(dual 1GHz)でMacOS10.4.11、Adobe GoLive6.0.1という年代物の環境。
すでにホームページ専用マシンとなって久しいが、移行で何度も挫折している。
まあ引っ張れるところまで引っ張ってみようと思う。
梅雨明け宣言はまだだが、すでに夏の日差し、すでに平年を上回る暑さ。 熱ダレの季節。
●2017.7.2-9
枝豆が収穫時期に入った。
雨を外して、ほぼ一日おきに早朝の収穫。 防虫ネットをめくって、太った莢だけはさみでちょきちょき収穫する。
今年はアブラムシの増殖が早く、収量低下の一因となった。 東の畑の枝豆は残念。 西の畑は例年通り。
とりあえず、収穫祭。 今年は枝豆とピーナッツのまめまめ祭りだ! やっぱうめえ。うめえぜ。
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7/5からの九州北部豪雨について思う。
気象学者が解説で非常に稀な、悪条件が重なった、現在の観測体制では予想できない豪雨だったと言っていた。
もしそうであれば、自分の家の潜在的危険性、災害歴、地歴、地質、海抜、周囲の地形等々を知り、経験と実際の天候と最新の気象情報を元に自ら判断するしかない。
「予想できなかった」とはいえ、今シーズンから導入された「危険度を色分けした時系列」は未来を知ることができないただの人間にとっては、「高解像度降水ナウキャスト」とともに重要な判断材料になる事は間違いない。
気象庁のトップページから「気象警報・注意報」に進み、地域を選んでいくと下図のように表示される。
不意を突かれることなく、事前の準備と起こった後の臨機応変な対応ができるよう心がけたい。
とりあえず、チャリティーオークションに出品した。
●2017.6.25-27
今日からやっと梅雨らしい天気になるようなので、昨日夕方駐車場の草むしりに行ったのよ。
除草剤で枯れた草のたばをぐっとつかんで、カマでがしがし切ってたのよ。
カマを持った右手に「あつつつつって」何かが突き刺さりまくる感じがして、見たら手袋にアシナガバチが数匹群がっていたのよ。
ひーーー。 振り払って、即時撤退ス。
蜂に刺されたときにやってはいけないこと
× 適切な応急処置もせずに現場へ戻り、ハチ・アブウルトラジェット(フマキラー)で巣ごと殲滅。
× 購入したはずのポイズンリムーバー(ヘビ、毒虫等の毒吸い出し器)が見つからず、探しまくる。
× ムヒアルファEX(1,180円/税込み)を買いに近所の薬局まで急いで行く。帰りに雨が降り出して、更に走る。
× のどが渇いたので、アルコール飲料を摂取する。
24日(土)夕方に刺されてから約24時間後の25日(日)夕方、手の膨張が極大に達した。
ムヒEXを塗っては保冷剤で手の甲から腕を冷やす日曜日であった。 雨は上がったが、農作業はお休み。
よく考えたら、年明け以来このようにだらだらとテレビを見ながら過ごす初めての休日であった。
せっかくの発熱がもったいないので、夕食の冷凍ご飯と冷凍牛丼を解凍した。
26日(月)は醤油の瓶詰め作業だったのだが、ぱんぱんだった手も徐々にしぼみだし、なんとかなった。
醤油屋の蔵の中にはアシナガバチの巣が5個くらいあり、よく頭の上を飛んでいる。
夏の暑い日には水を飲みに地面に降りてくるので、井戸水をくんでやる。
悪いやつではない。なんとか平和に住み分けたいものだ。
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●2017.6.13
今年からリサイクル畑の土壌酸性度を測っている。
一昨年ごろから、カボチャ、タマネギが生育不良で原因(昨年のべと病を除く)の特定が急がれていた。
草木灰を今年初めてまいたのだが、まいていない部分のpHが4.5とかなりの酸性だったため、これが原因ではないかと推測された。
ただ、二番絞り醤油かすにも少量の塩分が含まれており、10年以上にわたる塩分の土壌への蓄積も懸念された。
また、土中の塩分がpH測定に影響している可能性もあり、今回土壌の塩分濃度を初めて測定してみた。
リサイクル畑の土(pH測定を続けている部分)を一週間ほど天日乾燥させ、乾燥土壌10.0gに水道水90.0gを加えて10%溶液とした。
攪拌後、10分静置し、上澄みの部分の水溶液の塩分濃度を測定した。 5回測定し、平均値をだした。
結果は0.00%。
水で10倍に希釈していることを考慮しても、作物の生育、pH測定値に大きな影響を及ぼすとは考えられない。
今年導入した草木灰の効果が期待される。
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●2017.6.11
草刈りの季節到来。 戦線が拡大してしまった。 うー、戦力不足。
昨年来、新たな戦場である空き地に増殖しつつある竹を刈ったのだが、竹の子が伸び始めていた。
直径2cmほど、竹の種類不明。
5月末、グリホサート系のやっすい非農耕地用除草剤(¥214 500ml/ナフコ)を試した。
竹の子が2m弱まで伸びている。地面から30cmほどの高さで、竹の節の下に穴を空け、除草剤の原液を10mlほど注入する。
ビニールテープで穴をふさいで作業終了。
一週間ほどは特に変化もなく、ダメかなと思ったが、10日ほど経って行ってみると、竹の子の先端が消失していた。
曲げてみると竹の節の部分でぽくぽくと折れる。更に、節の部分から出ているささの葉も枯れていた。
ばっちり効いてる!
試験的に処理したのは10本程度。地下茎でつながっている他の竹の子の様子を観察しつつ、根絶を進めたい。
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●2017.5.29
今年からリサイクル畑以外の空き地や駐車場で雑草対策をすることになった。
独力では何カ所もの草刈りに限界があり、夏の暑さにめっぽう弱い醤油屋はついに除草剤に手を出してしまった。
有機栽培、無農薬、自然のままを理想とする醤油屋ではあるが、人間社会はつらいぜ。
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●2017.5.19
今年の作物のリサイクル畑への定植すべて完了。
枝豆のマルカメムシ対策として防虫ネット、落花生にはK対策として防獣ネットを張った。 → 醤油粕リサイクル計画2017
気象庁が今年の出水期から「危険度を色分けした時系列」表示を始める。
今までにも台風接近時など、最も雨が強まると予想される時間帯、風が強まる時間帯などが示されていた。
これからは、それぞれの地域ごとに総合的な気象スケジュール表のように示され、防災対策をたてやすくなる。
気象予報技術の進歩、情報技術の進歩は防災に大きく寄与できそうだ。
●2017.5.6-7
例年通りゴールデンウイークは、草刈りとリサイクル畑の準備で終わった。
いやー刈った刈った。運んだ運んだ。積み上げた積み上げた。
そんでもって耕して、畝立てて、堆肥入れて、草木灰も混ぜた。
用水路では、浮かんだ丸太の上で亀が甲羅干しをしていた。 いろんなやつがいるなー。
5/7、連休最終日。
畝を黒マルチで覆った。あとは苗の定植だ。
ケイピンエースパッケージ16(50本)を一日で打ち尽くした。 → クズ根絶日記2
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●2017.4.25
北からミサイルが飛んでくるかもしれないので注意しましょう的な消防団メールが届いた。
ちょっと遅い気がするが、とりあえず防災用ガソリンの予備タンク(20リットル)を2つ満タンにした。
今期の作物も発芽し、リサイクル畑の畝立て。
今年は草木灰を有効活用して土壌の酸性土を調整し、土壌酸度計でpHを計ってみる。
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●2017.4.16
北上中。ただし本日はリサイクル畑の草刈りがメイン。
4/9にポット栽培を始めたので、そろそろ植え付けの畑の準備を優先。
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世間では例年よりやや遅れて桜が満開か散り始めている。 リサイクル畑付近ではオオシマザクラが咲いていた。
熊本地震(2016/4/14)から1年。 被害の分析から見えてきたことは多い。
昨年発生直後の日記で「震度7×2の他に、内陸の活断層型地震で階級4の強い長周期地震動が初めて観測されたことも”想定外”」と書いた。
4/9放送のNHKスペシャル「大地震 あなたの家はどうなる? 〜見えてきた“地盤リスク”〜」では、”地盤リスク”が新たにクローズアップされた。
以前から指摘されてはいたが、地盤と建物の相性が悪い場合の被害があまりに大きいことが先の地震で衝撃的に明らかになった。
従来は一概に「軟弱地盤だから揺れやすいですよ」としていた想定に、より詳細な地盤の調査に基づく全般的な見直しが必要となった。
『今、熊本地震をきっかけに、「地盤リスク」についての国の研究が本格化しています。国はことし中に、まずは首都圏の「表層地盤」による揺れやすさを示した地図をインターネット上で公開する予定です。さらに2年をかけて、東海地方で詳細な解析を実施し、その後、全国的に進めていくということです。NHK NEWS WEBより』
つまり、地方のゆれやすさマップの更新と内陸型地震発生時の被害想定の見直しは早くても平成32年となりそう。
自分の足下の潜在的危険性を知ることは重要だが、想定に依らず早め、多めの防災対策を心がけたい。
●2017.3.31
後年、2017年は何を成したかと顧みれば、「ノイバラ根絶、クズ根絶、その他根絶」となるかもしれない。
3ヶ月をかけ西に50m、西端に達し、およそ600m2を制圧。更に用水路沿いに北上をねらう。
今年の春先は天候が安定し、週末に雨がほとんど降らなかったので、朝から夕方まで開拓三昧。→ クズ根絶日記2
東日本大震災から毎年欠かさなかった防災装備の点検をさぼり、チェーンソーの整備、チェーン刃の目立て、デプス調整、耕耘機の整備、修理を優先した。
部屋の掃除、整理整頓も後まわしで乱雑な室内。課題山積状態。
しかし、夏に向かい草木は静かに確実に勢力を増し、ニンゲンは熱ダレでパワーダウンする。 今しかないのだ。
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●2017.2.22
醤油屋絵日記が醤油屋らしくないことに今更ながらに気づいた。
醤油屋の日常をどうぞ。
天然醸造のため、冬のもろみは外気温に近い。もろみを搾る手の感覚が鈍って来ると、お湯に浸けて復活。
もろみを仕込んでいた桶に残った最後をさらう。あとは中に入って桶の掃除だ。
年末からずっとリサイクル畑西のクズ殲滅作戦に没頭したため、2ヶ月遅れのネーブル収穫。
野鳥につっつかれたものがけっこうある。
ありがたい大地の恵み23.7kg。熟れたネーブルの皮をむいでぱくぱく食べる。うまい、じつにうまい。
玉テレがサーバーメンテナンスのため、カウンターが消えたり、看板が消えたり。醤油屋のせいではありません。
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●2017.2.4
おろかな小動物が再び。スパイスの効いた料理でもてなす。 → タヌキとのたたかい2
●2017.1.29
1月はノイバラとの戦いで終わった。毎日曜日昼食(カロリーメイト等)持参で夕方まで。 → クズ根絶日記2
さすがに年明け早々の「さえない大凶」は申し訳ないと思ったのか、ヤフオクがアタリ4等をくれた。
ヤフオク人口、開催期間(1/16〜2/15)、当選本数(4等は153,790名)から推計して、けっこうレア。
●2017.1.1〜5
さーて今年の運勢は、と・・・・・・・。
思い当たることばかりでこわい。慎重に生きていきたいと思います。
お正月は昨年末からのリサイクル畑西の土地の整備。
棘だらけのノイバラを刈り取り、その根を掘り起こし、ススキ、クズ等の根とともにトラクターで耕し、分断する。
冬の間に根絶しておかないと、夏場に復活した雑草を駆除するためには大変な労力を要するのだ。
地面に埋まっている石を取り除いていると、リサイクル畑開拓初期を思い出す。
ノイバラは枯れた後も鋭い棘が残り、靴底に突き刺さりまくる。長靴の薄い部分を突き破り、服や手袋を突き抜け鋭く突き刺さる。
はんだごてで火傷したときのような、あちっという感じに近い。
なんか手がちくちくすると思ったら、折れた棘の先端が刺さって化膿していたりと非常にやっかいだ。
倉敷市でも屋外焼却いわゆる野焼きは禁止されているが、例外として認められている「農林漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却」「たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの」にあたると判断し、ノイバラは焼いてその灰はふるいにかけてリサイクル畑で有効利用することにした。
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