うま日記(不定期便)バックナンバー

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<2005年7月〜9月>

◎9月17日 ★がんばれ難波JK&サンレイジャスパー
 今週はとても大好きなローズSの開催週です。好きといっても当たるかどうかは別ですが。同じ週に阪神ジャンプSもあったりしてなかなか楽しいです。
 ことしも、注目の1頭がローズSに参戦します。小倉で遅いデビューを果たし、2戦2勝のサンレイジャスパーです。出遅れからの豪快な差しきり勝ちというレース振りもいいのですが、ミスズシャルダン産駒というのが渋いですね。検索すると中央登録馬はわずかに7頭。勝ち上がりはこのサンレイジャスパーだけです。
 ミスズシャルダンってほとんど覚えていない印象の薄い馬なんですが、小倉大賞典を勝っているれっきとした重賞ウイナーなんですね。
 この馬の鞍上がこれまた渋い難波剛健JK。古川吉洋JKと並ぶ我がふるさと岡山出身JKです。ぜひここで一発大仕事をやって欲しいです。応援しています。
   
◎9月10日 ★気長な趣味
 次走で必勝態勢と思われていた3歳未勝利の愛馬シルクイチモンジが、無念の屈腱炎でリタイヤしてしまいました。大変なショックなのですが、思い起こすと、一口馬主という趣味は、そういうやりきれなさや悔しさを味わうためにやっているような感じがしてきます。
 ネットの掲示板を見ていると、あまりのショックに調教師批判も盛り上がっているようですが、僕らのように長い間やっていると、同じような悲惨な目に何度もあっています。
 
 どうでしょうか。一番最初のころは、2番人気で新馬戦を迎えたシルクサファイアが、ゲートで1秒くらい動かないという超出遅れをしたくらいのことでも立ち直れないくらいのショックを受けていましたし、前走の春天で僅差の4着と復活の兆しを見せていたシルクジャスティスが秋シーズンに入る直前で脚部不安を発症したことでも、悶々としていました。
 しかし、何度もそういう挫折を繰り返していき、最後には、未勝利ながら前走500万特別で3着と好走していたシルクレジスタンス(出資していた愛馬の中でも特に思い入れが強くて大好きだった馬なのですが)が、テレビ中継で見ている目の前で脱臼して安楽死処分になる。ということを経験して以来、かなり考え方が変わりました。
 どんなに順調でうまくいっていても、競馬というのはゴールするまで何が起こるか分からないものだと、やっと心から理解できた気がしたのです。それ以来、愛馬が走るまで、走るときのドキドキ感がそれまで以上に高くなって、成績が多少悪くても、怪我なく走る喜びさえ感じられるようになりました。
 
 例えば、最近出資した愛馬の中に、シルクエモーション(シルクトラベラーの姉です)という究極の成績を残した馬がいます。引退までの4戦すべてが最下位+タイムオーバーでしたから、この馬に出資したせいで「もうシルクやめた」という人も多かったのではないかと心配しました。僕は「嫁さんの誕生日と誕生日が同じ」という理由だけでこの馬に出資していましたが、それでもこの成績はかなり寂しかったです。
 しかし、引退して名古屋競馬に行ったこの馬は、2年以上たった今でも現役で頑張っています。名古屋での通算成績が53戦4勝。決して大した成績ではありませんが、それでも最近はBクラスにまで昇級して頑張っています。勝ったところで何も賞金は分配されませんし再ファンドもないのですが、それでも密かに応援し続けています。まかり間違ってJRA交流レースにでも出てきたらいいなあ…などと考えています。
 
 シルクイチモンジも怪我が怪我だけにこの先どうなるか分かりませんが、同じ屈腱炎仲間のシルクアルパイン同様、気長に治してやって欲しいんですけど、最近のクラブの傾向で言うとそういうのは少数意見なんでしょうね。特に、イチモンジは未勝利馬ですし、うまくいって、症状が軽い+再ファンド対象という流れくらいしか期待できないかもしれません。
 でも、仮に引退になって再ファンド人にならなかったとしても、是非復活して地方で活躍して欲しいなあ。
 
◎8月27日 ★すごい馬名
 しばらく日記更新をさぼりました。最近ちょっと仕事が忙しくて大変です。時間的にもですが、メンタル面でせっぱ詰まるとなかなか体調がすぐれなくなってしまいます。
 8年ほど前にも、仕事やら何やらで結構精神的に参った時期がありましたが、その時まさにシルクジャスティスが大活躍してくれて、そういうイヤな気分を吹き飛ばしてくれたのを思い出します。あの時は、精神的にジャスティスに助けられたなあ。と今でもときどき思い出します。
 明日の知床特別のシルクトラベラーにはそこまでは求めませんが、是非、無事にゴールして欲しいと思います。
 
 ところで、今日、すごい名前の馬がいることに気づきました。北海道競馬の3歳馬キンタマーニです。「おいおい、これ、ええんかい?」と唸ってしまいましたが、インターネットで検索すると、どうやらバリ島の有名な観光スポットのようなので、旅行する人にとっては対して珍しい名前でもないのかな?
 昔、チェリーコウマン(←重賞のウインターSを勝っています。)という馬名が話題になりましたが、岡山人の僕らにとっては、そんなにいかがわしさを感じないのですが、関東の方ではインパクト強かったのでしょうか?自分にとっては、断然キンタマーニの方が強烈です。
 ゴール前で「キンタマーニ差しきった!」とか言われたら、かなり痛そうです。
 この馬、2歳の時に認定勝ちしているくらいなので実力もありそう。中央競馬に挑戦する日が楽しみですね。
 
◎7月16日 ★はくぼ開催
 今週の狙い目は、ずばり函館と小倉の「はくぼ開催」でしょう。PATでの投票がずいぶんと増えているようですから、きっと何%かの人間は「メインは11R」という条件反射でうっかり間違ってしまうでしょう!…?
 毎年ダービーの日に最終の11Rのオッズが異常な数値を示すことはよく知られていますね。今年も、11Rの「5番」(そう、ディープインパクトの馬番です)は、ダービーが終わる前までは実力を遥かに上まわる単勝オッズを示していたと聞きました。
 何周感化するうちにみんな慣れてしまうでしょうから、今日明日が勝負です。函館9Rの人気馬が11Rで人気がない場合は狙いましょう。
◎7月6日 ★シルク新規募集馬パンフ到着
 シルクイチモンジは、7月2日の2戦目で確勝を期していたのですが、洗い場で転倒というトラブルがあって出走を取り消してしまいました。お楽しみはしばらく持ち越しです。
 さて、毎年この時期恒例なのがシルク新規募集馬の検討です。今日、パンフレットが到着しました。例年と同じくらいになかなか血統的な魅力がある馬がたくさんいます。青毛や芦毛などミーハー的要素がある馬もそこそこいますね。
 馬体のことなどは全く分からないので、だいたい牝系の血統で決めることが多いのですが、今年のパンフは見ていてかなり楽しいです。
 自分としては、2004年生まれは昨年グラスワンダー×グラスオードリーの牝馬に出資していますので、今回は、恒例により唯一のシルクジャスティス産駒募集馬であるシルクリバティー2004の牡馬に出資することになると思います。関東馬というのがこれまでの自分のルールに反しますが、年々頭数が少なくなっているジャスティス産駒ですから是非とも出資してあげたいところです。 
 
 このシルクジャスティス×シルクリバティーの牡馬ですが、写真で見る限りシルクジャスティスとに本当によく似ています。栗毛で腹袋が大きいところなどほほえましい限りです。しかも、生産者はジャスティスな人なら誰でもよく知っているあの見上牧場さんです。いいですね〜。
 見上牧場とシルクジャスティス産駒の相性の良さは際だっています。シルクジャスティス産駒の活躍馬は、ほとんどがこの見上牧場で生まれ育っていると言っても過言でないくらいです。シルクトラベラーをはじめ、盛岡競馬で強烈な末脚で重賞政はしたウインクプレアもそうですし、先日JRA福島競馬で初勝利をあげたウインクポラリスもそうです。このシルクリバティー2004は血統的にもいいですし、いっそう期待が高まります。
 
 でも、ちょっと心配なのは、意外とシルクジャスティス産駒の人気が高まっていることです。去年の募集までは、いくら安くても全然満口になんかなりそうになかったジャスティス産駒ですが、トラベラーの新馬勝ちの効果もあって今年は人気が高そうです。この馬も、800万円の安値ということもあり、ひょっとして抽選になったりしないかと…