醤油屋絵日記(2019/平成31-令和元年版 不定期更新)
---------------最終更新日:2019.12.18
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西山醤油店は、平成16年8月30日深夜、台風16号により床上70cmの高潮被害を受けました。
モーター、ポンプ、機械設備、電気系統、事務書類等々に甚大な被害がありました。
また、パソコン、デジカメ等のデジタル器機の破損、データの消失がありました。
しかしながら、被災から15年が経ち、なんとかほぼ被災前の状態にまで復旧することができました。
支援していただいた皆様に心から感謝するとともに、醤油の製造、地域防災活動に力を注ぎたいと思います。
●2019.12.1-18
醤油の仕込み中です。
仕込みの合間に仕事を詰め込み、ご飯を食べ、麹の管理をしつつ短時間眠るという仕込みモードになっています。
昨年一人仕込みの限界を悟り、今年から以前の2/3のスケールに縮小。なんとかなっています。
12月中旬、仕込みも終盤に入ると体も慣れてきて、目の下がぴくぴく痙攣することも少なくなくなりました。
画像はそれぞれ、小麦を煎っている工程、できあがった麹、麹を仕込む作業に使ったマスクのなれの果てです。
大きな桶に仕込む場合は、塩水を調整した後、何度かに分けて麹を投入します。
最初の頃は塩水の割合が多いためしゃぶしゃぶで、櫂(かい)で楽に混ぜることができます。
しかし、最後になるともう堅くて、堅くて、全身の筋肉を総動員して、息を切らし、汗をぬぐいながら全力で混ぜます。
仕込み後に醤油屋が強くなるのはこのためです。
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●2019.11.18-30
近隣の方々には、騒音と振動など大変ご迷惑をおかけしましたが、半世紀以上使っていなかった蔵の解体が11月中に何とか終わりました。
上の木造部分は簡単に解体が進んだのですが、下のもろみ槽は厚さ20cmほどの鉄筋コンクリート製で時間がかかりました。
特に底の部分はしっかりと厚さ30cm以上のコンクリートで作られ、終わりが見えないことから撤去を断念しました。
跡地は道幅の関係で宅地にできないため、防草シートで覆ってそのままとなりそうです。
ちょうどよい機会なので、解体業者さんに災害時用に準備していた2.5kVAインバーター発電機を使っていただきました。
東日本大震災直後に購入したもので、試運転と大体年1回の作動確認程度しかしていなかったので、今回が初陣となりました。
「日頃やっていないことは、災害が起こったときにできない。」
今後も災害対策として準備してきたものを、努めて日常でも使うよう心がけたいと思います。
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●2019.11.16
醤油の火入れを終えた後、「からあげや まき」に行ってみた。 15、16日と6周年記念セール中なのだ。
夕方4時半ごろだったが、ファミリー客2組と個人客1人がすでに店頭に並んでいた。
醤油屋の後にも若者が一人順番待ちに加わり、予想以上に繁盛しているようだった。
「たま手羽(白ゴマ)」と「うめうめ鶏」を買った。 セールで安い商品のみ!
たま手羽の商品名は、玉島の醤油をつかった手羽先の唐揚げらしい。
七味/白ゴマが選べる。ピリ辛が好みの醤油屋だったが、今日は商品本来の味がわかるように白ゴマにした。
ちょうどよい甘辛さ。 うちのさしみ醤油がしみたころもは、ご飯やビールがすすむぞ。
冷えてもうまい。 晩ご飯前だというのに、1パックでビール1缶空けてしまうところだった。
うめうめ鶏の第一印象は、からあげ小っさ! だった。
通常イメージする唐揚げの約1/3〜1/5(それ以下も)なのだ。
これは、注文を受けてから揚げるので、お客を待たせない、そして別カップ付属の梅ソースがよく絡むように表面積を増やす工夫なのだろう。
梅ソースのカップの大きさからも、小さいサイズの方がディップしやすそうだ。
がっつりメインのおかずというより、軽いスナック、おつまみ系をねらっているのか。
唐揚げと梅ソースの組み合わせは新鮮で、おすすめできる味。
●2019.11.14
タマネギの苗入荷とのインサイダー情報を得て、コメリ直行。
午後3時頃から仕事そっちのけで、10日に畝だてした場所に定植。
昨年と同じところだ。もみじ3号(50本/358円×4束 コメリ)。
肥料は去年買った楽農一発ねぎ(5kg ¥1,580/コメリ)で同じく750g使用。タマネギ200本植えの規模で、一袋で6年分。あと4年分ある。
安心のため、カラスよけネットは欠かせない。
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●2019.11.10-17
落花生の収穫。
草木灰だけで、半年間ほうち。
やはりリサイクル畑での栽培に比べ、実の付き方が少ない。
逆さにして、カラスよけのネットをかけて一週間天日干し。
その後軒下で更に乾燥中。
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●2019.11.7
このところ毎週末、解体撤去が決まった古いもろみ蔵周辺の草刈り、雑草根絶にかかりきりだった。
醤油屋廃業というわけではなく、醤油屋が最も盛んだった頃に建てた独立した蔵で、もう何十年も放置されていたものだ。
傷みが目立ち、地震等で倒壊すると近隣にたいへんなご迷惑をかけてしまうので、今回の解体となった。
中にあるのは木の桶ではなく、なんとコンクリート製のもろみ槽だ。
どうやって仕込んだり、もろみを出したりしていたのか。 人力で何十メートルも運んだのだろう。
今となっては解体に費用がかかる負の遺産だ。 まあ、しょうがない。
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文化の日前後の連休(11/2〜4)で瓶洗い、瓶詰めと第2アダハマ戦線の草刈りをし、休み明けに2日かけて仕込み用の小麦を引き取りに行った。
軽トラの積載量の関係で宇野港〜醤油屋(往復約74km)を4往復。なにごとも経費削減である。
令和1年岡山県産ふくほのか1等でございます。
●2019.10.18
与党の有力政治家が台風19号被害について「まずまずで収まったという感じだ。」と発言したことに批判が集まった。
言っちゃいけない(特に政治家)んだけど、被災地以外の防災関係者の本音かもしれない。
東京湾沿岸壊滅、首都水没という最悪の想定。 まさに国難となる可能性があったのだ。
2年連続で広範に大雨特別警報「これまでに経験したことがない」が出されたこと、流域型洪水への対応、ライフラインのもろさ等々、今回の被害から学び、今後に活かすべき教訓は多い。
念のために発電機のオイルを交換し、メンテナンスをしておこうと思う。
●2019.10.12
朝7:00現在、台風19号が伊豆、関東地方に進んでいる。
日本の気象災害史に残るほどの甚大な被害が懸念されている。
高潮災害を経験した人間としては、東京湾沿岸の京浜工業地帯の浸水を最も恐れている。
以前石油会社に在籍、川崎市の臨海部の埋め立て地帯の研究所に勤務していたことがある。
国土地理院地図で海抜を確認すると、ざっと3〜5m。
当然護岸はあるのだが、今回の前例のない台風に対してどこまで対応できるのかわからない。
首都圏のゼロメートル地帯には多くの人が住み、ひとたび堤防が崩れれば、長期間水没してしまうだろう。
文明が進めば進むほど 天然の暴威による災害が その劇烈の度を増す (寺田寅彦)
今年3/20日、岡山県医師会館で河田恵昭先生の防災講演会 〜平成30年7月豪雨の教訓〜 に行った。
「東京オリンピックの最中に超大型の台風が来たらどうするんですか? 首都直下地震が起きたらどうするんですか?」
「(政府の対応は)起きないことにするんであります。」
そして、ラグビーワールドカップ開催中にこの台風。
FEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)のような大きな権限を持つ省庁の設立が、温暖化の進む災害大国日本には必要なのではないだろうか。
防災の根幹部分から見直さねばならない気がする。
東日本大震災でも大きく変わらなかった体制が、首都圏直撃のショックで変わるだろうか。
ともあれ今回、小さな被害で、大きな反省 になってほしいと心から願ってやまない。
●2019.10.6
醤油屋は暑さに弱く、毎年の熱ダレは避けられない。
そんな醤油屋が2017年以来、毎年増強してきた「空調服」。
温暖化が進み続けるこの世界では、なくてはならない夏の必需品となっていた。
今年は「ベストタイプ」、「半袖タイプ」、「空調服ズボン」を試しに運用してみた。
まず、「空調服はひとつ上のサイズがおすすめ」と言われている。
ゆとりがある分、空気の吹き抜けが容易になり、結果的に冷却効果が高くなる。
実際その通りなのだが、まるまる2シーズンも使い倒すと腰の部分のゴムが劣化してゆるくなり、余裕がある分エアーが漏れやすくなってきた。
今年からは実際のサイズ通りの「M」サイズの半袖を1シーズン通して使ってみたが、使用感に大差ないようなので今後は「M」にすることにした。
2019年は「ベストタイプ」がおすすめ! 的なネットショップのプッシュを見て、試しにたまったポイントで1着購入(5/30)してみた。
バートル AC1024(2,530円/送料込み)でサイズはL。
昨年までは長袖だけだったので、瓶洗いやもろみを搾る作業では、空調服自体を着ないか、長袖を腕まくりをして着ていた。
「ベストタイプ」は袖がないので、水仕事、汚れ仕事、細かい作業などに使えて便利だ。
ただ、脇の部分をゴムでぴっちり閉じる感じがしっくりこないのと、肩から腕の冷却ができないのが残念。
素材が薄いので、前屈みになると空気が抜けない。
ベストタイプの使用感から、次に「半袖タイプ」を買ってみた。
サンエス KU91450(3,960円)サイズはM。
これはいい! 作業性は良好、よく汗をかく脇から上腕にもエアーが抜けていくので、けっこう涼しい。
作業性と冷却性能のいいとこ取りの商品だ。 夏の仕事着の定番となった。
お盆が過ぎた8/18、在庫処分価格(1,900円)となった同商品を4着、消耗品のファンケーブルも5本、楽天24で買い占めた。
慌てた楽天24が再び通常価格に戻したが、買ったもん勝ち。
これであと10年は戦える。
期待外れだったのは「空調ズボン」。
サンエス KU90730(7,560円)サイズはL。7/16購入。
×高杉。
×長靴だと空気が抜けない。
×座ると空気が抜けない。
着た直後、おまたからももにかけての清涼感に、おおう!と期待したが、実際は有効に使える場面が限られていた。
ももの内側あるいは膝裏などにエアーの抜けるメッシュ部分があれば良いのだろうが、ズボンとしての耐久性の低下や着心地の問題もあり難しそうだ。
今後の改良に期待。
夏の屋外での作業、屋内でも水仕事などをしない場合は、冷却効率第一で長袖の空調服が最適。
現状で空調風神服(サンエス)用のバッテリー(RD9870J)2個、ファン4個(使用3、予備1)。
長袖の空調風神服も使用2、予備3。
着心地で素材は綿が好き。
《注意》空調服の規格は統一されていません。違うメーカー間では互換性を確認してから買いましょう。
●2019.9.22
20日に玉島南小学校の2年生、2グループ16人が、「まちたんけん」にやってきた。
ことしも、おしょうゆの原料をさわりまくり、もろみをまぜまくり、しょうゆをなめまくって帰って行った。
よくべんきょうできたので、おみやげに紫印のおしょうゆ(80ml)をプレゼント。
22日、連休明けに絞れるように、もろみをポンプで移送。 桶の底に残ったもろみをさらえた。
クズ根絶作業は、あいにくの天気でできそうにない。
昨日「うがうっ」っとひねった利き手の親指の根元が紫色に腫れて痛い。不覚。
台風17号が近づきつつあるが、勢力、進路予想、朝夕などからこのへんには大きな影響はなさそうに思える。
しかし、万が一に備えバッテリー類を充電。15号の時満充電にしていたので、すぐ完了。
●2019.9.19
台風15号が首都圏を直撃して10日。千葉県南部ではまだ電力が復旧していない世帯が2万軒もある。
平成16年8月30日の台風16号による高潮被害から15年。
災害に備え、発電機などを準備してきた。 →防災防備
今回の台風被害のニュースで気になったのは、発電機を使用する場合、ご近所トラブルにも注意する必要があるということだ。
『9日の台風で停電になり、お風呂も入れず、エアコンも効かず、4日経っても電気が来ない状況です。 しかし、私の自宅の前のお宅は夜真っ暗なのが嫌なのか、10日に発電機を用意して通電を開始しました。 そのお宅は多少明かりが灯っていますが、発電機の音と振動が地面を伝って回りに届き、私も家族もご近所さんも寝られません。 ご近所のご主人がそのお宅に注意するよう伝えて、敷地の奥に移動させたようですが、 今度は位置が悪いのか前より低周波の振動がきて余計に眠れません。 大災害なのであまり文句は言えませんが、もう少しご近所のことも考えて欲しいものです。 停電の被害や浸水して家屋がダメになった辛さより、低周波音の響きが辛い今日この頃です。』 Jタウンネット2019年9月12日 20:00 より |
被災時の真夏の夜、停電はつらい。翌日も寝不足のまましんどい災害の後片付けをしなければならないのだ。
そんな経験から、乾電池式の扇風機(単一×8本/AC100V)を2台用意した。
そして、今年は静かな電源としてポータブル電源(suaoki S270,PS5B)とソーラーパネルを購入。
夏あるいは寒い冬の夜でも、扇風機や電気毛布が使え、疲れた心身を休めることができる。
発電機については、防音対策例もネットで多く見られ、ぜひトライしてみたいが、なかなか簡単ではない。
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●2019.9.7
とってもとってもコミカンソウが。
●2019.8.25
熟成中のカボチャと落花生。そして、草むしり。
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リサイクル畑があった塩田跡地に建設された太陽光発電施設。
●2019.8.14
明日は台風10号が来るので、防災装備の点検とバッテリー類の充電。
そしてカボチャの収穫。
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●2019.7.29
カボチャと落花生は順調に成育中。
●2019.7.18
京都アニメーション放火事件。
またひとつ世界を明るく照らす光が消えた。
なんと理不尽な現実なのだろう。
感謝と祈りと支援しかできない。
●2019.7.1-7
畑にコミカンソウが。
抜いても抜いても生えてくるので、種を飛ばす前に抜くしかない。
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●2019.6.30
6/26平年より19日おくれて中国地方も梅雨入り。
朝畑仕事、続いて2番絞り醤油かすをむき、午後からクズ、ヤブガラシ対策。
プチプチでカボチャの座布団をつくり、落花生の黒マルチを調整。生育は順調。
毎朝の日課は人工授粉。
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●2019.6.19-23
先週の日曜が地域の溝掃除などで一日つぶれたため、23日は午前中いっぱいハマズゲ駆除。
なんとかカボチャの蔓の伸びる空間3mを確保した。
朝には水やりとカボチャの人工授粉。ミツバチ達も蜜を集めているが、念のため。
そして、今年もコミカンソウとのたたかいが始まった。
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●2019.6.21
屋根散水の試運転。→井戸水を利用した屋根散水冷却システム2
●2019.6.9
今日は朝から空調服で庭の草むしり→畑の草むしり、午後アダハマ戦線、第2アダハマ戦線の草刈り→夕方から消防団の操法練習。
カボチャの蔓が伸びる先のハマスゲをなんとかせねば。
●2019.6.4-6
梅雨入り前にタマネギ収穫。
●2019.5.31
「各種の防災情報について、発表された情報からとるべき行動を直感的に理解しやすいものとし、住民の主多雨的な行動を促すため。5段階の警戒レベルと防災気象情報との関係を明確化。」
ということで29日から、大雨による災害発生の危険度と住民に求められる行動とを5段階の警戒レベルで示す新たな情報提供が始まった。
情報化社会の恩恵で、より正確で、細かい情報を瞬時にたくさん得られるようになった。
だが人間の情報処理能力には限界があり、個人差も大きい。価値観も様々。
当然アウトプット(行動)は一人一人で異なる。
防災情報 → のうみそで処理 → 逃げる、逃げない等の行動
入ってくる災害情報を理解しやすく工夫する努力は必要。
過去の災害履歴、潜在的な地理的危険度に加え、最新の気象情報、被害予測をぜんぶ飲み込んで
「○○さん、すぐに○○に避難してください。 1時間後の床上浸水の可能性70%です。 私が案内します。 お薬持ちましたか?」
とか言ってくれる判断支援AIがもうスマホに搭載できそうな気がする。
官民協力すれば、災害大国日本ならできそうな気がする。
●2019.5.28
「クズ根絶日記4」「プロによるクズ駆除」ファイルが相次いで修復不能となった。
テーブルに画像をたくさん詰め込みすぎてはいけないのだろう。
正常に表示されているサーバーのファイルをダウンロードしてもレイアウトがくずれる。
HTMLを理解せずにほいほいサイトを作っている素人にはこのあたりが限界。
クズののろいかGoLiveのバグか、「クズ根絶日記5」「プロによるクズ駆除2」で継続します。
プロ直伝のシュッシュフリフリが今期のテーマです。
●2019.5.24
タマネギがそろそろ倒伏し始め、畑のそこここから駆除を免れたハマスゲが芽を出し始めた。
黒マルチなにするものぞと突き破って生えてくる。
増殖力に加え、この突破力。強害雑草と言われるだけある。
黒マルチ突破組は出た芽を引き抜くしかない。 掘り起こせる部分は、根源を絶つ。
●2019.5.19
落花生12株を定植。発芽率は12/13(92%)。
根の張りが弱く、くずれ易いので注意が必要。
ポットを一つずつ切り離し、逆さにして慎重に取り出す。何とか無事に定植完了。
Kよけの防鳥ネットを張って、一安心。
カボチャの西にはまだハマスゲ天国が広がっており、カボチャの蔓が伸びる前に、駆除を進めなければならない。
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●2019.5.15-16
ハマスゲを駆除し、何とか確保できた土地に落花生用2畝、カボチャ用1畝を確保できた。
畝は南北に6m。落花生には草木灰を混ぜ、カボチャには牛糞堆肥(コメリ244円/40L)を株あたり約1kg入れた。
土にまぎれて駆除を生き延びたハマスゲが芽を出していた。 見つけ次第、掘って、駆除。
16日にはカボチャ7株を定植。 おくれ気味で葉っぱが黄色いのが申し訳ない。
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●2019.5.12
タマネギが非常に順調。草丈は80cmを超えるものも多い。
結局、掘り出したハマスゲは、乾燥後燃えるゴミとして処分した。
地下50cmに埋め込んでも芽を出す生命力は脅威だ。
●2019.5.4-6
農業再開のための畑の整備。つまり、ハマスゲの駆除。
昨年秋にタマネギを育てるために一畝分(約1.5×6m)確保した部分の西だ。
無農薬野菜を作るので、数年間耕作放棄されていた畑(50m2弱)を深さ30cmまで掘り起こし、一面に増殖したハマスゲの根塊を取り除く。
こいつもクズ、竹ほどではないが、やっかいな敵だ。
面積の7割程度を処理して約33kgのハマズゲを収穫した。 ざっと1kg/m2。
もったいないので堆肥化の予定。
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栽培予定のカボチャと落花生がポットで順調に育っているので、畑の準備が目下の急務。
カボチャは発芽率100%。
落花生は、今のところ10/13で77%。
●2019.5.2-3
瓶詰め。
●2019.5.1
令和元年。
改元によるファイルメーカーとエクセル書類日付の設定変更と確認。4月分の請求書作成。
あとは醤油屋仕事。
●2019.4.29-30
相続関係のデータ整理。
●2019.4.27-28
27日、今日から10連休。午前中仕事で、午後から草刈りとクズ対策。 →プロによるクズ駆除
28日、一日みかん畑、元イモ畑の草刈り。 →根絶日記4。
●2019.4.21
午前中は畑の草むしり。
午後から第2アダハマ戦線の草刈り。夕方から両戦線でクズ根絶。
●2019.4.14
タマネギ順調に成育中。 防鳥ネット除去。
ただ、葉が途中で中折れしているものが見られた。
検索してみると、肥料過多が原因らしい。規定量まいたのだが、うまいこと分散できていなかったのかも。
醤油かす堆肥一本だった醤油屋には、初めての経験だった。
今年は農作業を再開し、カボチャ(タイム/7粒/276円)と落花生(タイム/13粒/183円)を作ることにした。
種まき培土(コメリ/25L/698円)購入。
うーむ。畑が家に隣接していて楽なのだが、面積がどうにも少ない。
●2019.4.7
アダハマ戦線、および第2アダハマ戦線で草刈りの後、クズ根絶再開。 掃討戦だ。
生き残ったクズが新芽を伸ばし始める。その出鼻をくじく醤油屋。
出る芽は打たれる。
●2019.3.21
年明け以降、十日間ほどは全く仕事ができず、休日返上で休みなく働いて2月中旬ごろに何とか目処が立ち、3月中旬には余裕が出て、本日めでたく春分の日に休むことができるようになりました。
昨年の豪雨災害以降、醤油在庫切れのプレッシャーに追われ続けた醤油屋。
災害時の事業継続計画などと偉そうにいう前に、じぶんちの家業もまともに回せないようではいけませんです。
この反省に立ち、恥ずかしながら余裕を持った醤油の製造が今年の第一目標となりました。
冬の間、クズ根絶は休んでしまいました。
十連休あたりには草刈りと、生き残りに引導を渡しに行かねばなりません。
足かけ3年、今年でアダハマ戦線は完全制圧したいです。
第2アダハマ戦線の道のりは未だ遠く、元イモ畑の草刈り、防草シートの補修と課題が山積しております。
そういえばこの冬、みかん、ネーブルはほうちされ、野鳥の糧となりました。
気づけば、放置されたタマネギの根元からは、春を待ちわびたように雑草がすくすくと生長しておりました。
仕事が終わった夕方、根を傷めないように雑草をぷちぷち抜いて何とか畑らしくなりました。
3/21で約40cmほど。
仕事と法事の手配、香典返しやらを日々続けているとストレスがたまるので、気分転換に「全国水利台帳LITE(iOS,android/下図)」に地元の消火栓、防火水槽、自然水利などを登録し、平成16年の台風16号の進路(中心気圧、風速、宇野港の潮位等)をGoogleMapにプロットし公開しました。
宇野港で最高潮位255cm(標高)を記録した8月30日22:47(満潮時刻は23:18)には、台風の中心がすでに日本海に抜けていたことがわかります。
防災装備として150Wと60W(折りたたみ式)ソーラーパネル、ポータブル電源S270に加えPS5Bを追加。
ソーラーパネルによるポータブル電源の充電、ポータブル電源のみでのネット接続(Macmini、モニタ−、ハブ、ルーター、モデム)を一週間ほど試したところ、朝から夕方くらいまで十分使えそう。
ポータブル電源からのエネループの充電、モバイルバッテリーの充電、インパクトドライバーのバッテリー充電、iPad の充電も確認。
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ポータブル電源PS5Bは、一般的な家電製品に300Wまでなら電力を供給できる。
何よりの特徴は、ほぼ無音で電力を供給できる点にある。
災害発生時の夏の夜に扇風機を回し、冬の夜には電気毛布で体を温めてくれる。
ひとつ残念なことに、我が家のプラズマテレビは消費電力が335Wなので、映らなかった。
発電能力150WのソーラーパネルをPS5Bに接続して充電すると、いまのところ最高で115Wくらいの入力を確認している。
太陽光から無尽蔵のエネルギーを汲み出せるソーラー発電の誘いは非常に魅力的で、もっと大きなパネルを、もっと大容量のバッテリーをと野望は止めどなくわいてくる。
のだが、マネーのない醤油屋はこのへんでやめることにした。
●2019.1.8
父が病気療養中の処、容体が急変し平成30年12月31日0:45に他界いたしました。
享年84でした。
故西山徳一郎の通夜、葬儀にご参列いただき、またご弔問いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
皆様のご助力、ご助言、暖かいお言葉、ありがとうございました。
年末年始のため、お知らせが遅れましたこと、たいへん申し訳ありませんでした。
父は西山醤油店四代目として、醤油屋らしく実直な仕事をする人でした。
平成16年の高潮では、醤油屋、自宅とも浸水被害を受けました。
その復旧にはたいへんな苦労があり、当時69歳だった父の命を削り取ってしまった気がします。
一方、若い頃から日本刀を収集、日々手入れを行い、多くの専門書を読んで研究していました。
長年の研鑽の結果、刀剣に関しては岡山県一の目利きと評され、平成11年文化庁長官から「登録審査委員」に任命されました。
県の文化財課から「どこそこで出物がありました。先生、鑑定をお願いします。」という依頼があるたびにうれしそうに出かけていました。
趣味が高じて日本の伝統文化の保護、継承の一助となれましたことは、本望だったと思います。
私も父の意志を継ぎ、西山醤油店五代目として、醤油造りに精進してゆく所存です。
皆様方におかれましては、四代目と同様、ご指導、ご鞭撻、またご愛顧賜りますようお願い申し上げます。