うま日記(不定期便)バックナンバー

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<2005年9月〜12月>

◎12月31日 ★来年もがんばれジャスティス産駒
 30日の笠松競馬で2歳馬スイートレモンが見事2勝目をあげました。前走はJRA交流へ挑戦で惨敗しましたが、まだ3戦で2勝ということで経験を積めばかなりいけそうです。
 シホウネリといいこのスイートレモンといいアイラブタイムといい、笠松では2歳のジャスティス産駒が頑張りましたね。年明け早々にウーマンドリームが園田で、シホウネリが8日のJRA・福寿草特別に出走予定です。新年早々の快走が楽しみです。
 その福寿草特別には、あの3億円馬・テレビでもおなじみのフサイチジャンクが鞍上武豊JKで挑戦してきそうです。鞍上安部幸で笠松育ちのシホウネリは、いわば雑草のような存在。一泡吹かせてくれると痛快なのですがどうでしょうか。
 この福寿草特別はすごいメンバーになりそうな状況です。フサイチはフサイチジャンクとともにGT・阪神JF3着のフサイチパンドラも出てきそうですし、ラジオたんぱ杯2歳S3着のヴィクトリーランやサンヴィクトワール、アドマイヤジュピタといった有力馬も出走予定です。
 いかにも地味な血統と名前のシホウネリにはジャスティス産駒芦毛代表として是非頑張って欲しいです。
 
◎12月25日 ★懐かしのハイレグ白メンコ!
 24日にシルクトラベラーが障害デビューを果たしました。結果は、1周目で落馬という残念なものに終わってしまいましたが、自ら飛越に失敗してのものではなく、完全に他の馬の落馬の影響を受けてのものでしたから、まだ失望するものではありません。年明けの2戦目で好走して欲しいものです。
 それよりも、一番感激したのは、パドックの様子をグリーンチャンネルで見たときです。トラベラーの顔に着けられていたのは、あの懐かしい『ハイレグ白メンコ』だったのです。ジャスティス奈ディープなシルクジャスティスファンならよくご存じだと思いますが、やけにグリの大きい白いメンコは、あのシルクジャスティスが未勝利時代からダービーまで着けていたものと同じです。(「シルクジャスティス覆面(メンコ)のあゆみ」をみてね。)
 当時は、その特徴的なメンコに対して「パンツをかぶっているんじゃないか?」などと失礼な噂まで飛び交った(?)ことは記憶に新しいところです。昨日のトラベラーのメンコは全くそれと同じもののようでした。ひょっとしてジャスティスのお下がりでしょうか?
 シルクジャスティスも、脚部不安からの復活を賭けて出走した2度目の春の天皇賞の時には、亡きナリタブライアンの着けていたメンコを着用して4着に健闘したことがありました。
 保護者としては本当に嬉しい限りの粋な計らい。是非年明けも続けて欲しいと思います。
 
 さて、今日の有馬記念。またまた『ディープインパクトのディープインパクトによるディープインパクトのための有馬記念』というリンカーン(アメリカの大統領の方のですが)状態になりそうです。入場人員はどのくらいになるでしょう?
 噂では既に200円の入場券に4000円のプレミアがついているそうですが、以前、ナリタブライアン3歳時の有馬記念をナマで見たことがありますが、前売り券を持たなくても、当日競馬場に行けば余った券を持っている人から定価で譲ってもらうシステムがありました。今でも4000円も払わなくても大丈夫だと思うのですがいかがでしょう?(そうしないと、もとの値段が安いですからダフ屋が横行しますよね。)
 
 馬券の方は、やはりディープインパクトの1着固定3連単で行かざるを得ません。ただし、2着はそう単純にいかないと読みます。狙いは調教絶好調の上に念願の内枠を引いたサンライズペガサス。JRAのCMどおりに引退戦で頑張ると見ました。(でも勝っちゃうとはずれになります。)
 …と、ここまで考えてみて、他にも引退レースの馬がたくさんいることに気づきました。だめだこりゃ。
   
◎12月9日 ★久々に興味深いニュース
 久々に気になるニュースが。東京三菱銀行の10億円横領事件で夫婦ともども逮捕された男女が、なんと2億5千万円も馬券を購入していたというのです。電話投票口座を設けて買ったらしいのですが、買う作業も大変だったでしょうが、一体何円損したのか?何を買ったのか?気になるところです。
 昔、メジロブライトが優勝した春天でメジロブライト−シルクジャスティスの馬連1点勝負に横領した6000万円を突っ込んで外して話題になった人がいましたが、額では今回が上回ります。まさか1レースに2億5千万円ではないでしょうが、オッズがかなり動いたでしょうね。
 そんなに元手があるのなら、3冠レースのディープインパクトの単勝を買い続けていればよかったのに。ダービーのディープの単勝に2億5千万円だとオッズはどうなっていたのかなあ。
  
◎11月20日 ★来週はジャパンカップ、そして…
 今日のマイルチャンピオンシップもいいレースでした。今年の秋のGTシリーズは好勝負が続いています。その中でもここまで印象的だったのは、やはりディープインパクトの菊花賞、そして先週のエリザベス女王杯です。
 娘と同じ名前で思い入れも深いオースミハルカが頑張ったからです。もう引退間近と聞いています。これが最後のGTダッシュのチャンスだったかも知れません。そして、川島JKの執念が感じられた直線での手綱さばきも感動を覚えるものでした。それをゴール寸前見事に差しきったスイープトウショウも立派。熱くさせられるレースでした。
 来週はジャパンカップ。だんだんと残りも少なくなってきますが、今年は最後の最後にディープインパクトが登場する有馬記念があります。これは最高に盛り上がりそう。
 
 そして、実は来週土曜日に注目のレースが…それは土曜日26日の東京9Rベゴニア賞です。地方3戦2勝の成績をひっさげて、あの知る人ぞ知る「キンタマーニ」が中央に初参戦するのです。その名前のインパクトではディープにも劣らない2歳馬。実力の程に興味津々です。
 
◎10月22日 ★明日はいよいよディープインパクト
 スプリンターズSに続いて秋華賞も火の出るような熱いレースでした。予想はラインクラフト1着固定でしたのでエアメサイアが差しきった時点ではずれてしまいましたが、GTらしい、それも非常にレベルが高いと評判の今年の3歳牝馬の頂点を決めるにふさわしいレースだったと思います。いや〜ことしの秋のGTは楽しめますね。
 
 そして、明日10月23日は、その最高潮とも言えるレースです。ディープインパクトただ1頭のためのと言っても言い過ぎではないような菊花賞です。9年前のナリタブライアンの3冠の時も多いに盛り上がりましたが、今年のフィーバー振りはそれ以上です。ナリタブライアンと違って無敗で挑む3冠です。しかも、春の弥生賞以外は全く危なげのないというか、次元の違う走りをしていましたから、期待が高いのも当然です。
 余程のひねくれ者でない限りディープインパクトを本命にせざるを得ないはず。負ける要素がほとんど見あたりません。ノーリーズンのようなスタート直後落馬でもない限り、普通にまわれば圧勝でしょう。
 明日は、仕事の関係があるので、テレビでリアルタイムで見られるかは微妙ですが、馬券を離れて応援したいと思います。そして、その後の古馬との闘いも楽しみです。
 
 あと、もうひとつ。ディープインパクトに劣らぬくらい衝撃的だったのが、今日の京都9R・1000万下、ダート1200mの天王山特別に出走したジョイフルハートです。追い切りで栗東坂路48秒9、ラスト1ハロン12秒6という猛烈な時計を出して注目を集めていましたが、ディープと同じ武豊JKを背に余裕の大楽勝。
 ほとんど何もしないで2着に7馬身もの大差を付けました。ダート短距離ではディープインパクトなみの強さ。JBCスプリントに出してあげたいくらいです。距離がどこまで持つかという問題はありますが、来年のフェブラリーSが楽しみな1頭だと思います。
 
◎10月3日 ★素晴らしいレースだったスプリンターズS
 秋のGT初戦のスプリンターズSは、最近稀に見る素晴らしい力のこもった名勝負でした。わずか1200mの間に2転3転のドラマがあり、最後は渾身の力で(なんと上がり32秒7!)追い込んだデュランダルの末脚を完封したサイレントウィットネスの力強い走りで締めくくられたレースは、終わった後も思わずため息が出るようでした。
 穴馬として狙った7番人気のマルカキセキは、最後わずかにこらえきれず4着に終わりましたが、馬券がはずれたことも忘れさせる感じでした。
 でも、僕が思うにこの好勝負の陰の立て役者はカルストンライトオではないかと。体調が十分でないと聞いていましたが、いつものようにけれんみのない逃げ。恥ずかしながら坂の下では「去年の再現か?」と思ってしまいました。
 それにしても、今年の秋のGTシリーズはいつもの年にも増して面白そうですね。