醤油屋絵日記(2023/令和5年版 不定期更新)
---------------最終更新日:2023.8.19

平成25(2013)
 〜令和3(2021)
H25
H26&7
H28
H29
H30
H31
/R1
R2
その1
R2
その2
R3
R4
平成14(2002)
 〜平成24(2012)
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24

西山醤油店は、平成16年8月30日深夜、台風16号により床上70cmの高潮被害を受けました。
モーター、ポンプ、機械設備、電気系統、事務書類等々に甚大な被害がありました。
また、パソコン、デジカメ等のデジタル器機の破損、データの消失がありました。
しかしながら、被災から18年が経ち、なんとかほぼ被災前の状態にまで復旧することができました。
支援していただいた皆様に心から感謝するとともに、醤油の製造、地域防災活動に力を注ぎたいと思います。


●2023.8.19
17日間雨なしの後の台風6、7号の雨で野菜の裂果が多い。

  

●2023.8.16
お盆休みは今日まで。
午前中はクズ根絶と草刈り。

 

夕方から櫂入れ。

●2023.8.15
台風7号接近するもコースが東で風雨共に影響軽微。
日よけのよしずもそのままで問題ないほど。
インドアでゆっくりする。
録りためたブルーレイレコーダーのHDDの中身を外付けUSB-HDDに移す。 すっきりした。

午後からは休み明けの学校給食用醤油の準備と櫂入れ。

●2023.8.14
伐採した雑木を回収。以外と時間がかかり、草刈りは延期。
燃えるゴミに出す。

午後のびのびになっていたもろみの櫂入れ。

●2023.8.13
今日からお盆休み。
朝畑に行ってみると、スイカ茶色になってが死亡していた。
日焼けではなく、台風6号の雨(17日ぶり)の影響で裂果した部分から腐敗したようだ。残念。
スイカのへたが着いている部分から伸びた巻きひげが茶色に変色したら収穫時のサイン。
小玉スイカ3玉ゲット。
マクワウリはへたの周りのひび割れか果実がぽろっともげる(あるいは自然にもげている)で判断する。

 

その後第2アダハマ戦線に行き、雑木を伐採する。
午後は瓶詰めのあと片づけ。
夜迎え火。

●2023.8.12
土曜日、瓶詰め。あついぜ。
迎え火の準備等々。

●2023.8.11
海の日でお休み。
朝からクズ根絶と草刈り。

●2023.8.7
台風6号の雨の前に収穫。
4日に収穫、ほうちしていた高温障害のウリも泡を吹き出した。もう処分するしかない。

 
瓦温度測定中のプローブも念のため撤収。

●2023.8.6
朝から第2アダハマ戦線でクズ根絶作業。
ネーブル戦線に移ってお昼までクズ根絶作業。

  

●2023.8.4
このところの暑さに作物が心配になり、仕事の前に畑へ。
カボチャとスイカの日焼け対策はしていたのだが、ウリは色的に大丈夫だろうとまもるテープを貼っていなかった。
油断大敵。高温障害が出ていた。
へたの周りの同心円状のひびは完熟の証拠。
日に焼かれた部分が変色していいる。そこから傷んでいた。

  

ウリにもテープを貼ってまわった。
葉や蔓を踏まないように足の踏み場を確保して片足でバランスをとりながら、張り巡らせたカラスよけの黒テグスに引っかからないように。
外部の人やカラスから見るととても奇妙なうごきに見えるだろう。

仕事は置いといて、カボチャも収穫することにした。まもるテープの跡がくっきり。
玉ねぎと一緒にしばらく熟成させる。
しかしそれほどブラックではないような。

  

例の鉢スタンドに食い込んでしまったやつは包丁で上下に切断するしかなさそう。

7/20に見つけたカラスにつつかれたスイカ。 なんとかなるかと思ったのだが。
やつらの汚れたくちばしの毒で無念のリタイヤ。
暑さもあって泡を吹いていた。

  

9時過ぎからお仕事開始。すでにいい汗かいてしまった。

●2023.8.1-3
もろみ蔵の作業環境。
夏、微生物たちはとても元気にいきいきとしています。
醤油屋は彼らをサポートするためにもろみを混ぜます。
その結果、息はぁはぁで汗だくだくで心ヒィヒィです。
しかし、すかっとシャワーを浴びたあとの本搾りグレープフルーツのためにがんばっております。

  

●2023.7.31
朝スイカ収穫。ちょうど届いた贈答品のスイカとだぶってしまった。
並べてみるとさすがに小玉スイカ。

  

うちで使っている環境配慮型のLSA重油(硫黄分が少ないA重油)が最高値を更新。127円に。

●2023.7.30
朝屋根に登って、瓦温度を測定しているセンサーの位置を変更。
8〜10時ネーブル戦線の草刈りに。

 

帰宅後日射を更に遮るため、100均のアルミシートを南側窓に貼ってみた。

●2023.7.29
倉敷市の最高気温約33℃。
梅雨が明け、このところの高温で醤油の桶の表面も乾いてきた。

午後になると屋外の湿度50%に対し、室内は80%。
そのせいか気温は低いのに室内の方がむっとしている。
除湿機は電力を食うし、室温も上がるので午後3時保冷剤を部屋の真ん中に置いてみた。
残念ながら効果は数値に表れず、体感的にもよくわからなかった。

 

●2023.7.28
今日も猛暑日。

●2023.7.27
週間予報では猛暑日予想がずらりと並ぶ。特に今日は・・・。 倉敷市の最高気温36.5℃(15:40)
午後1時過ぎスイカが日焼けでやられるかもと心配になる暑さ。
日に焼かれながら畑に行き、かぼちゃまもるテープを貼り付けた。 日差しが強く、画像の影部分もくっきり。

 

●2023.7.25
暑さ対策本格化。
空調服に加え、空調ズボン(おまたがすずしい)、ネッククーラーを装備して働く。
すずしいがバッテリーが重いぜ。邪魔になるぜ。

 

マイホームの暑さ対策も本格化。
散水した井戸水を溜めたタンクから朝夕の庭への散水、カボチャへの水やりを始めた。電源はもちろんポタ電PS5B。

   

梅雨の間にしめじめかびかびしていた蔵の中を高圧洗浄機でなぎ払う。
あとはこの暑さ、すぐに乾くだろう。

  

●2023.7.24
朝、小玉スイカとマクワウリのおしり保護に精を出す。
スイカの着いた部分の巻きひげが茶色になったので1個(約3kg)収穫してみた。
ついでにマクワウリも頭が割れて果汁が浸み出し始めたものを2個(約600g)。
その後冷やして食べた母の感想では、スイカはばっちりでウリは少し早かったらしい。
割れた頭の傷が茶色になってから収穫してみよう。

  

  

作業環境更に悪化。

●2023.7.23
日曜日。朝からクズ根絶と草刈り。
昼前に撤収、バッテリーを充電しながら日中は屋根散水のデータ処理。並行してソーラーパネルでポタ電の充電。
夕方からまた草刈り。

●2023.7.22
カボチャ順調。
母の畑のスイカ、マクワウリとも順調。カラスの被害なし。
ただし、いたるところにコミカンソウがニンゲンの駆除速度を上回り増殖中。

  

もろみを混ぜる環境が悪化の一途。空調服を着ていてもきついぜ。

屋根散水の電源にポタ電を使ってみた結果、
水道代、電気代0円で1日屋根散水が可能とわかった。  →今年の屋根散水へ

●2023.7.20
中国地方が梅雨明け。畑ではブラックのジョーが育ちつつある。

母の畑のスイカ。被害1発生。
どうやら母が草むしりをするために黒テグスエリアに侵入し、一部テグスが切れていたようだ。
小玉スイカ1個アウトで廃棄。もう一つ軽くつつかれたものは何とかなりそう。
テグスを張り直し、ついでに雑草を抜いた。
マクワウリの実も大きくなり、うす緑だった実が黄色く色づき始めた。

  

●2023.7.18
ニンゲンばかりで忘れていた畑の猛暑対策。今年もかぼちゃまもるテープだ。
朝一で黒光りしつつある8個に貼った。
第一弾の実の生長が一段落したのか、新たな実が着き始めた。

  

●2023.7.17
海の日。早朝からクズ根絶、草刈り。
その後昨日の仕事の片付けなど。
今日も暑いぜ。

夕方、母を近くの福満源(中華料理)に連れて行く。
季節ものの冷麺の麺が固いそうで半分くらい残す。←滅多に食べ残さない。よほど固ゆでだったのだろう。
自分はスタミナ重視のレバニラ定食。臭みもなく普通にうまかった。

●2023.7.16
涼しいうちに朝からクズ根絶、草刈り。
予想通りの殲滅具合にしたり顔。 →クズ根絶日記10

 

昨日のクラッシュのため、今日も瓶詰め続行、
日中のしょうゆの瓶詰め作業(昨日のトラブルのため)も空調服なしでは絶対ムリ。
猛暑日で最高気温35.5℃。蒸し暑いぜ。  →今年の屋根散水へ

●2023.7.15
明日16(日曜)、17(海の日)、18日と猛暑日の可能性ありの予報。
今日は曇りなので 9-17時 1分散水/3分停止 の条件で運転。
ポンプと制御装置の一日の消費電力は、0.29/0.02kWh。
まだまだぜんぜん快適。

ああーっ、なんてこったい。瓶詰め中に割れてしもうた。
連休の予定がぶっとんだ。

割れた瓶の破片を回収し、洗浄した瓶詰めラインが乾く間に、よしずの補修と三面同時展開。
明日からの猛暑日に備えねばならない。
畑に出たり、洗濯物を干すときの出入り口の部分は可動できるようにした。

  

  

●2023.7.13
朝6時過ぎ、仕事前に母の畑の様子を見に行く。 対策はしたものの、不安はつきまとう。
スイカとマクワウリの小さな実が増えつつあり、そっとおしりにフルーツマットを敷いた。
115mmの小さい方のフルーツマットがあと2枚に。 ということは、マクワウリがもう18個もあるのか。
やきもきしていたらコメリからフルーツマット(100枚入り 780円)が届いたとの連絡。早速とりに行った。

醤油蔵の内部で蟻の行列を発見。「ウルトラ 巣のアリ」と「アリメツ」を設置した。
アリは嫌いだ。
マイホームに侵入し、時々ニンゲンを喰いに来る。やつらは殲滅対象。 いろんな薬剤を試した。
その結果、アリにも好みがあるようで、効果が高かった薬剤が他の場所、他のアリでは全く見向きもされないことがある。
「アリの巣コロリ」と「アリ用コンバット」は現在手持ちがなく、補充予定。

  

●2023.7.12
タニタの温湿度計を購入した。
どうも+STYLEのセンサー(温湿度)の湿度の値に疑問があるのだ。
温度はほぼ同じなのだが、湿度に関しては5〜10%ほどの差がある。

●2023.7.11
省エネ冷蔵庫(2021年比 省エネ率105%)が届いた。倉敷市の「省エネ家電買い換え促進補助金」を申請。
まだ使える愛着のある冷蔵庫を廃棄するのは罪悪感がある。
平成16(2004)年の高潮被害のあと購入したもので、もうすぐ19年になる。
長い目で見れば省エネ、電気代節約になり買い換え時としてもよかったのかもしれないが、やはりもったいない感がぬぐえない。
その後スマートプラグで消費電力を確認したら一日あたり2.0→0.95kWh。半分以下!になっていた。
しかも、温度設定 ”中”にもかかわらず、夕方仕事が終わって飲む本搾りグレープフルーツの冷えが明らかに違う。
そこまでやらなくてもっというくらい。 これが19年の差か。

屋根散水は 9-17時 1分散水/1分停止。日中は家を閉めきり、夜間網戸にして台所とお風呂の換気扇を作動させ換気
ポンプと制御装置の一日の消費電力は、0.6/0.05kWh。

●2023.7.9
雨の日曜日。ゆっくりしよう。
サイトの更新をして、ミシン仕事(空調服、夏用作業ズボンの裾上げ)、衣替え等々。
空調服の肩の部分にエアーの通り道を確保するスペーサー(市販品 マジックテープで着脱可能)を増設した。
空調服は服自体とファン、バッテリーの重さで肩の部分が密着するため、汗が浸みたりエアーが滞ったりしてしまう。
この点を改善するスペーサーなのだが、本来この服のオプション品ではないので、服の内側にマジックテープを縫い付ける必要がある。

 

むしむしする午後、早速改造した空調服をもろみの櫂入れ作業で試す。
気のせいか作業がはかどる。
作業終了後シャワーを浴びて、夕方5時母を外食に連れて行き、あとはサイトをアップして気楽な日曜の夜を楽しむ。

●2023.7.7
朝、ブラックのジョーがぐんぐんでかくなっている。現在8個で、最大直径20cmほどに。
そしてブラックらしい風合いが出てきつつあるような。
4mに達した蔓をUターンさせる。

  

仕事の合間に、母の畑のスイカとマクワウリにフルーツマットを敷く。
大きい(145mm)のは小玉スイカとカボチャ用、小さい(115mm)のはマクワウリ用。
材質はスーパーの食材パックと同じ発泡スチロールのよう。
厚みもそんな感じで強度は低く、敷いている途中でパキッとヒビが入ることがある。
昨年のマクワウリの多くが尻を蟻かダンゴムシにかじられて腐敗し、収穫されずに朽ち果ててしまった。
マットで改善することを祈る。

 

黒テグスの効果か未だにカラスによる食害はない。
初物小玉スイカはマットの大きさを超えるくらいに生長。
マクワウリは小さな実があちらこちらに着き始め、マット10枚を使用した。残りあと10枚。
足りない可能性があるので、追加でコメリに100枚(780円)発注。

  

屋根散水は7月になっても梅雨空が多いため、本格運用はしばらく先のよう。
今のうちによしずを補修、塗装している。 →今年の屋根散水へ

  

●2023.7.2
梅雨にもかかわらず3週連続の好天の日曜。 クズをたたけ!との天啓か。→クズ根絶日記10
今日も早朝から出動。
目に見えてザイトロンの効果が現れてきた。

  

朝8時には帰宅してシャワー、洗濯。 新型ソーラーパネルを設置して醤油屋仕事。
画像奥の200Wソーラーパネルは172Wの入力値をたたき出していた! やっぱこいつはすげーぜ。
夕方に畑の草刈りで終了。

  

●2023.6.29
カボチャの生長速度を見誤っていた。
実が鉢スタンドにがっちりはまってしまっていた。どーしても抜けない。
ボルトカッターでレスキューを試みるも、空中栽培のネットを巻き込んでおり断念。
ああ、鉢スタンドの広口の方で支えるんだった。
昨年のミニカボチャのようにはいかないのだ。油断してしまった。

  

蔓も4mを超えてきたのでU ターンさせないと。

最高気温32℃の予想で屋根散水を開始。よしずも設置した。

 

●2023.6.28
注文の200Wソーラーパネルが届く。

●2023.6.27
カラスよけに効果が高いという「黒テグス」を買った。
母の畑のミニトマト、小玉スイカ、マクワウリに使う。
普通のテグスに比べ、光や背景の影響で見えたり見えなかったりして、より警戒されるらしい。
確かにニンゲンの目でもよくわからず、張った本人が手探りで進むほど。
被害が出る前に先手を打てたが、どうなるか。
あとスイカやマクワウリのおしりを守る「フルーツマット」や「野菜マット」も導入してみた。

  

自分の畑ではブラックのジョーが元気に伸びているが、人工授粉したにもかかわらず育たない雌花が増えた。
どんどん大きくなる果実1個でいっぱいいっぱいなのだろうか?
ネットで調べると「一番果を着けると根の生長が止まるので、ある程度までは雌花を摘心する」のがよいらしい。
一応種の袋書き通りに13節以降に着果させたのだが、もうすこし辛抱した方がよかったのかも。
とりあえず黒マルチに切れ込みを入れて株間に追肥してみた。

 

●2023.6.26
月曜日。本日からパートさん骨折から復帰。マジでたすかる。

●2023.6.25
今週も早朝からザイトロン。 →クズ根絶日記10
高所のクズにも対応できる。よい道具を得た。さすがオレだ。
先週の効果がすでに現れていた。

  

草刈りをして昼前に撤退。
シャワーを浴びて、防護服と防護メガネ、マスク等の洗浄。
ポータブル電源からバッテリーを充電して、太陽光発電で補充。 来週は梅雨空が戻る予報。
6月からの電気料金値上げをうけ、楽天市場で200Wソーラーパネルを購入。マイナポイントをぜんぶつぎ込んだ
昼食をとって休憩した後、醤油屋仕事。発酵が進むもろみ桶に櫂を入れる。

●2023.6.24
毎朝の人工授粉が日課となる。
今年始めてミツバチの活動を確認。羽音があちこちから聞こえ、4〜5匹以上はいるようだ。
とはいえぜんぶミツバチにお任せというわけにもいかない。
雨天時にはやはり人工授粉が必要なのだ。
最初に受粉した実はこぶし大に。

 

●2023.6.22
昨年末と今期仕込んだもろみのアルコール発酵が最盛期。
混ぜても次の日にはもりもりと復活してくるので油断できない。

●2023.6.21
収穫して畑で天日乾燥していた玉ねぎを風通しのいい日陰に移す。 明日から雨模様らしい。
とう立ちしたものは収穫かごに放り込み、一日一個自分で消費する。

 

●2023.6.18
朝4時に始動。5時半には第2アダハマ戦線でザイトロン散布開始。
そのあと午前中いっぱい草刈り。

  

傷めていた左腕がやばそうな上、散粉機のハンドルを回し続けた右手もすりむけ、水ぶくれができたので草刈り断念。
ギアもいやな音がし始めるしやはりこの散粉機は使えない。

長めの昼休憩のあと、午後から玉ねぎ収穫。
根と葉を切って、畝に並べて天日乾燥。明後日火曜日までは好天が続きそう。
植えた200本強のうち61株でとう立ち。
とうが立った玉ねぎは硬い芯があるので、優先的に自分で使う。

ブラックのジョーは順調。毎朝雌花を確認して受粉、わき芽欠き。
草刈り機の18Vバッテリー3個と空調服のバッテリ−を充電して消費したポータブル電源の電力をソーラーパワーで回復する。

  

●2023.6.17
実は最初の一輪目は雨天でスルーしてしまった。ごめん。
なので、これが最初の人工授粉。


あと仕事終わりの夕方から明日の分の溝掃除をしとく。

●2023.6.16
梅雨の合間に好天が続く。
朝から夕方までソーラーパネルの向きを調整しつつポータブル電源を充電する。
収穫前に地面を乾燥させるために玉ねぎの黒マルチ撤去。

 

ブラックのジョーの蔓が伸び、2m幅のネットをもう一列増設。
種の袋書きには「親づる1本と子づる1本の2本仕立てとし」「果実は13節以降につけ、20節までのわき芽は取り除く」とある。
雌花の着き具合を観察し、毎朝の人工授粉が日課となる。

  

●2023.6.15
今日はもろみを搾りつつ、もろみを混ぜて一日が終わった。実に醤油屋らしい一日だった。

  

●2023.6.11
梅雨時の懸念。ネーブル戦線でのタケノコ侵入。
朝から今年第二回目の草刈りに行く。
ほぼ2月ぶりで稲科の草が草原のよう。
予想通り竹も侵入。クズも侵入。茅(チガヤ)は・・・・、一カ所か。これはよかった。

  

  

A.T.シールド外にまいた「除草王」と「クサトール」の効果で竹の葉が変色し、侵入したものも元気がない。

  

例年ならシールド間際までヨモギなどが押し寄せているのだが。
とりあえずタケノコをかっ飛ばして、午前と午後でそれぞれバッテリー3個分刈る。
しかし、まだ刈りきれていないので続きはまた後日となった。

 

●2023.6.9
もうケル玉枯れてるんじゃね状態に。
葉がダンゴムシやナメクジにやられてる。

  

●2023.6.7
友軍から共同戦線の申し出あり。
仕事を4時過ぎで切りあげ、アダハマ戦線の草刈り継続へ。
やはり人手が多いとすすむこと進むこと。
マンパワー3で6時過ぎまでがんばり、全体の7〜8割を刈り終えることができた。

更に翌日、残りの部分も草刈り完了との連絡。
これはなにかお礼をしとかないと。 ありがたや、ありがたや。

●2023.6.4
日曜日。もうカラスにつつかれる心配はなさそうなので、ネットを撤去。
あとは蔓をうまいこと誘導しないと。

 

ケル玉は葉が枯れ元気がない。今日まででとう立ちした株は51(約24%)。
一部に倒伏が見られる。このまま収穫できるのか?

  

そして草刈りへ。
アダハマ戦線北部道路沿い。今年第一回目だ。
去年南部で繁殖していたメマツヨイグサがぽつぽつと観察された。まだ草丈は1mほど。

  

午前中4時間ほど、バッテリー3個分草を刈ってアメリカンレーキで集め、午後からも3時間バッテリー2.5個分。
しかし、南部はまだ手づかずで草ぼうぼう。
帰ってからバッテリーを充電しとく。

  

●2023.6.3
6月から電気料金が値上げされるらしい。
ソーラーパネルで自然エネルギーを貯めて日々使う。
使用先はMacとモニター、LEDライト、マキタのバッテリー(草刈り)、空調服のバッテリー、モバイルバッテリー(iPhone)。

畑のブラックのジョーは8株とも順調。ケル玉はやや元気がない。

  

●2023.6.1
久しぶりに勇崎堤防の補強工事を見に行った。
鉄板を打ち込んだところで一時中止しているようだ。

●2023.5.29
中国地方が梅雨入り。
パートさん足の親指骨折! 醤油の製造と配達、当分一人で回していくしかない。

●2023.5.27-28
5/27土曜日。朝から今期最後の出麹作業。
マスクと服はコウジカビの胞子で黄色に染まり、マスクの隙間から醤油屋の肺にも侵入する。
体内の免疫系と戦った結果、仕込みシーズン初期には頭痛、微熱、痰の絡みなどの症状が出る。
ま、いつものことだ。
とにかく無事仕込みが終わったのがなによりうれしい。

5/28日曜日。朝1番に仕込んだばかりのもろみを混ぜる。
じつに堅くていい筋トレになる。

 

その後、草刈りとクズ根絶に。

●2023.5.23
不織布がきつそうなのではずして、今度はカラス対策のネットを張る。

 

●2023.5.21
ケル玉のとう立ち、今までに34株(約16%)、けっこう多い。玉は太りつつある。

  

隣ではソーラー発電中。 黒マルチを突き抜けたハマスゲを引っこ抜く。

 

ブラックのジョー8株を定植。ウリハムシ対策に不織布で覆う。

  

●2023.5.17
仕事が終わって畑の草刈り中に事故。玉ねぎを一株やってしまった。すまん。

 

●2023.5.14
ケル玉の先っぽが枯れてきている。病気か? 葱坊主は早めに切り取る。
ブラックのジョーは本葉が3枚に。定植に備えて黒マルチを敷設。

  

 

●2023.5.11-12
自宅の天井裏に来客の気配、仕込み蔵にも痕跡が。 → 侵入ルートに粘着シート展開。
翌日おろかな小動物2匹捕獲。
チューチューとまだご存命の様子。
シートをぱたんと閉じてぎゅっと踏む。 ぺきゅっ と音がして反応消失。
有益な殺生には躊躇しない醤油屋だった。
一般衛生管理記録に記録しておこう。クマネズミ2処理。

  

あと前月10日から一月ほどかかった離れのリフォーム工事が完了。
バス、トイレ、洗面台の水回りがとても使い易くなり、高齢の母の負担も減りそうだ。

●2023.5.8
新型コロナウイルス5類に移行。
醤油屋はお得意先に病院、老人福祉施設、給食センターなどがあるので、マスク、消毒など従来の対応を続ける方針。
ウイルスの変異や後遺症などリスクは潜在し続けている。

●2023.5.7
きのうのだらだら分働く。
瓶詰めとレッテル貼り作業に加えて連休明けの段取り。

●2023.5.6
雨模様で草刈りとクズ根絶を断念。
一日だらだらとすごし、惰眠。 おやすみばんざい。

●2023.5.5
小麦を煎ってもろみを混ぜて、あとはおやすみ。
今日もいい天気、ソーラーパネルでポータブル電源を充電。

WHOが新型コロナの緊急事態宣言(2020年1月30日から)解除。

●2023.5.4
連休3日はやはり出麹作業その他。
で今日は朝一で仕込んだもろみを混ぜたあと、畑の続き。
卵の殻がたまっていたのでミキサーで粉砕(ポータブル電源利用)、畑にまいてすき込んでみた。
その後元肥(有機混合肥料+牛糞堆肥)を入れて畝立て完了。
畑周辺部の生き残りおよび畑に侵入しそうなハマスゲを掘り起こしてバケツ半分ほど処理。しぶといぜ。

  

  

●2023.4.30
連休初日の昨日は出麹作業と月末仕事で残業。
今日はマジでお休み。ゆっくりしよう。
ブラックのジョーは順調、本葉が出てきたので定植する畝立てをした。
今年は東西に向きを変えた。ソーラーパネルの設置場所を確保したかったのだ。

 

●2023.4.27
2回目にしてトラブル発生。
蒸した脱脂大豆を冷やす減圧装置が作動不良。
こうなると蒸したてあつあつ(100℃くらい)の大豆をすぐに出して自然放冷するしかない。
火傷に注意しつつ、割細した煎り小麦の上にスコップで広げていく。大豆の香りと湯気が立ち上る。
昔の道具(名称不明)で何度も畝を切り、外気との接触面を増やす。
だが、こーれがなかなか冷えてくれない。温度が高すぎるとこのあと加えるコウジカビの胞子が死滅してしまうのだ。

  

遅れたもののなんとか製麹装置に入れ、午後からさっそく減圧装置の修理。
数年に一度は発生するトラブルなので原因は大体予想がついている
ただ、はしごを登って地上4mでの作業。 下には奈落の底のように井戸がある。
ベンチュリ効果を利用したアスピレーターの流路3つのうち2つにサビのかけらがつまっていた。
原因を除去、予防措置も施し作業完了。

  

●2023.4.26
今期最初の麹がいい感じにできた。
塩水を張った桶に投入。

  

●2023.4.23
今年の脱脂大豆。やはり大豆の枝の破片が目に付く。
ポット栽培のブラックのジョーは順調に全て発芽。

 

●2023.4.21
春の仕込みが始まり、小麦を煎った。
燃料の重油価格は過去2番目の高値。
コスト高以外は順調な滑り出し。

  

●2023.4.19
ある程度家業に見切りを付けている醤油屋は仕込み開始を延期、お店をパートさんに任せて母と津山での告別式に参列した。
早朝から雷が鳴る大雨の中何とか間に合った。
19年前の高潮被害の際たいへんお世話になった方なのだ。
母ももう帰ることはないと思っていた生家に寄れてうれしかったようだ。
人生も終盤にさしかかると子供の頃の記憶がとても懐かしく思い出されるらしく、いつでも見えるように母のiPhoneでたっぷり動画に撮った。

●2023.4.16
仕込み前の最後の日曜日。
まずネーブル戦線の草刈り。まだ草丈20〜50cmほどだが今年第一回目。
午前、午後とそれぞれバッテリー1個分刈って終了。

 

次に3月に敷いた防草シートの確認。
固定ピンの在庫があったので最後に打ち切れなかった5カ所を固定。
もうシートが収縮し始め、ゆるーく敷いたシートのしわが少なくなっていた。
北側のA.T.シールド外はクサトールと除草王の効果で、ほぼ雑草が生えていない。竹も生えてこなければいいのだが。
新芽を伸ばすクズを一株ケイピンエース処理。

  

よしよしとシートを見渡すと、チガヤが生き残っていた! ぷすっと3本新品のシートを貫通!
う〜ん、まだ根が残っていたか。不覚。
畑なので除草剤はまけない。引き抜くしかない。

 

●2023.4.11
運転免許の更新。
醤油屋はいわゆるガチャ目で右の視力が0.1以下。
近年左の視力低下も感じることが多くなり、ルテイン、ブルーベリーサプリを摂るようになっていた。
メガネ等の限定が付かないためには対策が必要なお年頃。

対策その1 一月以上前からルテインサプリを摂取。
  その2 晴れ予報の日を選ぶ。
  その3 前日の十分な睡眠。
  その4 目が疲れていない朝1番(8:30〜)をねらう。
  その5 視力検査の3時間前から1時間ごとに「速攻ブルーベリー」を2粒ずつドープ。できれば同商品の強化版「V-MAX」推奨。
  その6 アウト判定に備え、メガネも持参する。

実は5年前の更新では一回アウトになり、後日メガネを作った上でブルーベリードーピングで臨み、ぎりぎりセーフだったのだ。
今回も覚悟はしていたのだが、視野検査も含めすんなりと一発OK。
日々のルテインが効いたのだろうか?
5年後には5年後なりの対策をしよう。

●2023.4.9
ちゃんと日曜日でおやすみ。 仕込み前に済ませるべき事をやらねば。
朝から今年の作物の準備。コメリで買ったお値段高めの「ブラックのジョー(8粒/428円)」。
「長期貯蔵、貯蔵性抜群」という表示が決め手。
例年通り種まき培土でポット栽培開始。
種の色がえぐい。本来こういう物なのか、薬剤が塗られているのか? 名前が名前だけに判断しづらい。

  

続いて畑の草刈りと空中栽培のための地ならし。 ケルたまは順調に生育。草丈は60〜70cmほど。

  

蔵跡に敷いた防草シート(2020年2月敷設)の補修。
やはり引っ張られている部分にほころびが。もうちょっとゆったりと敷くべきだった
シート専用の補修テープを数カ所貼り付ける。

 

●2023.4.7
瓶詰め作業。一人で一升瓶300本以上詰める。一本がちょうど3kg。
いつもは仕事が終わってから着ける磁気サポーターを常に装着することに。
なるべく左腕に負荷がかからないようにする。のだが、右に負担がかかりすぎるのも不安だ。
ろーか、かー。

●2023.4.6
朝から瓶洗い。仕事が一段落した午後2時半から近くの守谷整形外科に行く。
数年前から左肘内側に違和感があり、一昨年頃から負荷のかかる仕事のあとに痛みが残るようになっていた。
ここ一年ほどは夜中に寝返りをうつと、ずーんと疼痛がするまでに悪化。
日常生活ではほとんど意識しないのだが、仕込み前に一度ちゃんと看てもらうことにしたのだ。

レントゲン写真を見ながら
「ここは痛いですか?」 「いいえ」
「こっちは?」 「いいえ」
「うーん」
   気まずい沈黙
「いい筋肉ですね。ここなんかこう盛り上がって映っています。」 「はあ、仕事柄よく使いますので」
「特に異常はないようなので、炎症でしょう。加齢に伴い柔軟性が失われていきますから。」
「老化ですか?」「老化です。」
「ろーかでは治りませんか?」「消炎剤出しときますから」

リハビリ室に移り、超音波治療3分、遠赤外線治療3分。
ろーか、か。 そうか、ろーかなのか。

●2023.4.5
昨年あたりからなんとなく気づいてはいたが、どうやら全国的に一升瓶が不足しているらしい。
NHKのネット記事を見て、みんな(醤油屋、酒屋等)そうだったのねと腑に落ちた。
うちは100%リユース瓶を使うエコでビンボな醤油屋なので、回収瓶の在庫が減ってきているのはマズイ。
足りない分はお蔵入りとなっていた古い瓶で補うしかない。
これが実に平成3(1991)年物。
32年間蔵の奥で眠っていたレトロな代物。 木枠の下に敷かれていた新聞が平成3年12月11日。
まだこの頃は賞味期限ではなく、製造日を表示していた。
ふたを開けると、すえたにおいと共にバブル時代末期の空気がただよい出る。

現実問題として、古い瓶にはかちこちになった醤油の残りやサビつきなどがあり、一度瓶洗い機を通しただけでは使えない。
人の目でチェックして洗い直すのもを仕分けなければならない。 じつにめんどくさいのだ。
みなさま、一升瓶のリユースにご協力をお願いします。

  

 

●2023.4.4
麹蔵の窓修理。
農業用ビニールを張っていたが経年劣化で破れてしまっていた。
ちょうどいい大きさのポリカーボネート製のプラダンがあまっていたので、窓枠に木材のスペーサーを入れ、大きさを調整して使った。

●2023.4.2
朝から母の畑への道の草刈り。続いて自分の畑の草刈り。
畑にはまずカラスノエンドウが繁り始め、まあ窒素を固定してくれるからゆるそうとほうちしていたらいろいろの花が咲き始めていた。
ナズナは背が高く、ソーラーパネルに陰を落とすので刈りとばす。
玉ねぎ順調。
 ↓↓

  

  

続いて蔵跡の防草シート周りの草をむしる。
シートが収縮してできた隙間に草が生えだしていた。もちょっとゆるーく敷くべきだった。
専用の補修テープで繕う予定。

 

シート北側のコンクリート舗装された道の下に潜む茅(チガヤ)。なんとかしないと。

  

午後からは夕方までクズ根絶。もう新芽が伸び始めている。

 

●2023.4.1
今日から新年度。昨年度の集計と価格改定その他のデスクワークが続く。
土曜日でよかった。Mac仕事に集中できる。
とはいえ長時間座ったままだとしりがくさるので昨年末仕込んだもろみの櫂入れ。

 

●2023.3.29-30
仕込み前にもろみ桶周りの足場の修繕。
 

●2023.3.27-28
4月になると小麦の値段が更に上がるので、その前に小麦を入手すべく例年通り玉野まで6往復。
令和4年岡山県産ふくほのか1等です。

 

●2023.3.25
仕込み前に小麦を煎る炒煎機の補修。
レンガの表面が風化するようにぼろぼろと落ちてくる。高潮被害の影響か。
表面と目地をモルタルで覆う。ついでに蔵の中のコンクリート床の凹も埋める。

 

●2023.3.22
仕込み用の脱脂大豆の搬入。
醤油屋史上最も高価な脱脂大豆となっております。
価格が下がる要素がなく、このまま高止まりか最悪もっと高くなりそうです。

 

●2023.3.19
今日も一日防草シート。
まずシート北側に除草剤「クサトール」をまく。
なんとか竹の侵入を食い止めたい。

また防草シート西端の一部も「茅(チガヤ)」に侵食されていた。
文字通り鋭い矛のような先端でシートを貫通、シート下に張り巡らせた地下茎を通じてその勢力を拡大しつつある。
織布タイプの防草シートにとって天敵とも言えるやつ。増殖させてはいけない。
クズの節根は上から貫くが、チガヤは下から突き抜けていく。
幸いシートの端1m×2mほどの範囲なので、シートに切れ目をいれて貫通したチガヤを抜きつつめくり上げる。
その下の土を深さ20cmほど鍬で掘り起こし、熊手で慎重に地下茎ごと取り除いた。
地下茎の一部が残るとそこからしぶとく再生するのだ。
薬剤も届きにくいアスファルトやコンクリートの下にもぐられると完全駆除は困難。

   

 

買い置きしていた新しいシート(幅180cm×長さ100m)と調整用のシート(幅100cm×長さ100m)を敷きつめていく。
東端は木陰になるせいかシートの傷みが少なく、今回はそのままにした。
表面にしわが寄っているが、これは意図したもの。
最初からぴんと張ると夏場の熱で収縮するシートがぱっつんぱっつんになり、傷みやすくなるのでその対策。
何とかシートの張り替え終了。固定ピンを300本以上使い、あと数本足りなかった。
全面張り替えには、シート1.5巻きとピン400本(2箱)は必要だろう。また買っておかないと。
ともあれ、これで3年はかなり楽になる、はず。

 

●2023.3.16
3月分(2/16〜3/15)の電力使用量は、前年同月に比べ−39kWh、23.4%減だった。
電気料金自体も-716円(14.9%減)。 3ヶ月連続1000ポイントゲット(予定)。
しかもなんと醤油屋の方も3%の削減を余裕で達成できていた。
事務所のデスクマットヒーターなどをポータブル電源で賄った結果と思われる。

自宅 醤油屋+本宅
1月 -25.4% -13.6%
2月 -18.2% -11.8%
3月 -23.4% -9.6%

節電キャンペーン参加の2000ポイントに加え、3%削減ポイント3ヶ月分の3000ポイントで計5000ポイント。
これが自宅と醤油屋の2契約分で合計10000ポイントゲット(予定)
更に削減達成者に当たるポイント(抽選で2220名に1000〜30000ポイント)の可能性も。

ソーラー発電生活を始めてから、お日様の光がさんさんと降り注いでいるのにポータブル電源が満充電だともったいないと思うようになってしまった。
ああ、新たな太陽光エネルギーの受け皿があればなー。
10000ポイントは、次に買うポータブル電源(長寿命なリン酸鉄リチウムイオン)の原資としたい。

●2023.3.13
来月中旬から始まる仕込みの前にもろみ桶の掃除。
主原料の脱脂大豆、小麦、塩の急激な値上がりは非常に痛い。
醤油屋の努力ではどうにもならないので、とりあえず桶を洗うしかない。
すんませんが4月からまた値上げさせていただきます。
醤油は元々保存食なので瓶詰めの場合賞味期限が2年あります。少し多めの買い置きをしても大丈夫です。

●2023.3.12
玉ねぎが元気に伸び始めた。現在草丈30cmほど。
マルチの穴に生えた雑草を抜く。

そして今日も防草シート。
最高気温が22℃を超え、午後からは空調服を着て作業する。
シート際に除草剤「除草王」をまく。
特に北側。A.T.シールドの隙間を竹に突破されてしまったので、その周辺は念入りに。
更に東に五列敷いたところでシートの残りが厳しくなる。

 

あとは夕方まで東側のクズにケイピンエースを打った。

●2023.3.10
防災用のガソリン補給。
20リットル携行缶2つ、通常の保管ではこれが限界。
甲種危険物は持っているのだが、保管設備がないのだ。
エンジン式草刈り機を使っていた頃は夏場にけっこう消費していたが、バッテリー式に替えてからはカブの燃料補給くらい。
ローリングストックで半年を目安に車の燃料にしている。

あとポータブル電源をソーラーパネルで充電。こちらはこのところに日常作業。
モバイルバッテリーとエネループもポータブル電源から充電しておく。

●2023.3.5
今日も防草シートの準備。
半日以上を周辺部の雑草処理に費やし、東の一列シートを敷いたところで撤退。

●2023.2.28
インボイス制度「適格請求書発行事業者」の登録が完了。
手書きの請求書に押す専用スタンプを楽天スーパーセールで調達の予定。

●2023.2.23
休日、一日ネーブル戦線へ。
元イモ畑の防草シートにほころびが目立ち始めているのだ。
2015年春に敷いたシート。2020年春に敷き直したのだが、早めに補修したほうが良さそうだ。
どうも地面から浮いている部分の傷みが早いようだ。
日光から受けた熱が土に逃げないため、劣化を早めているのだろう。
シートを敷く前に、浮いている部分に土を入れ、ほころびで育ちつつある草を抜く。
また、シートの周辺部に溜まった落ち葉や草を取り除く。

作業中に猫が偵察に来て、敵ではないと判断したのかシートの上でごろごろし、くつろぎ始めた。
地面を掘ったり、落ち葉を集めたりしているとすぐそばまで鳥が来て虫をついばんでいる。
出てきた虫をつまみ上げてシートに置き、すこし離れる。
すっと飛んできて、ぴっとくわえてまたすっと飛び去る。
近くの枝の上から期待の視線を感じる。
しょうがない。また出てきた虫を・・・。

  

夕方、そろそろ帰るかと空を見上げた。
こんな静かでスローな一日も悪くない。

●2023.2.20
仕事の合間に繕い仕事。
醤油の2番搾りの袋の破れと仕事中に破れた作業ズボンの修繕。
ついでに新しいズボンの裾上げもする。

 

《追記》
松本零士先生の訃報。
「宇宙戦艦ヤマト」、「銀河鉄道999」、「キャプテンハーロック」などに心を熱くした少年時代。
醤油屋のSFマインドに及ぼした影響は計り知れない。
すばらしい作品をありがとうございました。

●2023.2.17
今日は2番搾り醤油の火入れとその醤油かすをむいたら一日が終わった。
塩分濃度調整に手間取り、昼飯ヌキ。
夕方メールチェックすると、お待ちかねの電気料金の通知が届いていた。
2月分(1/18〜2/15)の電力使用量は、前年同月に比べ−30kWh、18.2%減だった。
電気料金自体も-164円(3.6%減)。 1000ポイントゲット(予定)。

●2023.2.14
しぶしぶインボイス制度「適格請求書発行事業者の登録申請」を行う。
2週間くらいかかるらしい。
零細企業や立場の弱い労働者から搾り取る税金。必ず、間違いなく有効に使ってほしいものだ。

●2023.2.13
母のマイナンバーカードができたので、玉島支所での受領手続きに付きそう。
確定申告が楽になるし、20000ポイントは見逃せない。

●2023.2.12
久々にゆっくりできる日曜日。 今日もソーラー発電中。
もろみをしぼってもいいが、昨日に続きお休みの日のうるさい機械音はご近所にはばかられる。
延び延びになっていた実家の浴槽の排水口の漏れをコーキング剤で補修し、ついでに仕込みで使う容器、測定に使うスポイトなども直した。
来週末は天気が悪そうなので、午後は夕方まで雑木の伐採とクズ対策で過ごす。

  

●2023.2.11
建国記念日。
確定申告を送信し、お買い物のあともろみを搾りつつソーラー発電。
suaokiのポータブル電源S270(150Wh)も60W折りたたみ式のソーラーパネルで充電し、Macのモニターの電源として使用中。
トルコの地震被害などを見ると、災害への備えの必要性を再認識できる。

8日には鉄工所さんに昨年壊れた仕込み機械を溶接してもらった。
これで今年の仕込みができる。

  

●2023.2.9
もろみをしぼるため、桶から桶へと専用ポンプで移送する。
のだが、これがよくつまる。
吸入口のメッシュ(約1cm)につまったもろみをとって水洗いして水溶性成分を取り除くと、小麦のふすま以外にも何かある。
1〜2cmの大豆の枝の破片だ。
ふすまや枝などの植物由来のセルロースは発酵を経ても分解されないのだ。
数年前から仕込みの段階で目立つようになった。
円が弱くなったせいで買い負けて、大豆の品質にも影響が出ているのではなかろうか?
まあ、大豆を搾ってサラダオイルをとる段階でも、もろみを搾る段階でも濾過されて製品に影響はない。
ただ、醤油屋泣かせではある。

  

 

●2023.2.7
昨年11月に届いていた呑口は、醤油になじませるためずっと醤油に浸けていた。
いい感じのしょうゆ色になったので、火入れの機会に交換した。
古い呑口をソフトハンマーで左右からたたき、徐々に動かしていく。
最後はぐりぐりと手で抜き取る。
差し込み口を掃除して、新しい呑口をやはりソフトハンマーで打ち込んでいく。
古い木桶なので力加減が難しい。 こわれるなよー。
打ち込みすぎても、ゆるすぎても漏れの原因となる。
ハンマーから伝わる手応えで判断するしかない。
最後に隙間を埋めるため、天然素材の麻ひもをしめらせてマイナスドライバーで押し込んだ。

火入れの最中にも時々確認し、その後も漏れは全くないようで一安心。
以前「蟲師」で造り酒屋の桶の呑口が全て抜かれて流出!という展開があり、酒屋や醤油屋にとっては最悪の事態なのだ。
昼過ぎまでかかった火入れの後、昨年末仕込んだ高価なもろみを混ぜて一汗かいた。本日はここまで。

  

●2023.2.1
醤油かすの処分をお願いしていた業者がトラブルで3ヶ月ストップ。
幸い別の業者が引き受けてくれることになり、倉敷市街まで持って行った。 迷ったぜ。

●2023.1.31
モノフレックスポンプ設置完了。
配線と配管、何とかなったが痛い出費。 がんばってくれよ! マイポンプ!

●2023.1.30
もろみをしぼるろ布を冷たい水で洗いながら、今日も冬の畑でソーラーパネルがポータブル電源を充電中。
天気がよく100Wの入力がある。曇ったり、電柱の陰がかかるととたんに発電量が下がる。
太陽の動きに合わせて仕事の合間にソーラーパネルの方向を調整、発電効率を上げる。
パネルは150Wなのだが、どんなに条件がよくても105W (70%)くらいまでしか見たことがない。
でも、電気を自前で作るのってけっこう楽しい。DIY農業と通じるところがある。

●2023.1.29
日曜日も作業続行。
アングルに板を渡し、ポンプを設置。
ポンプの台座(ステンレス製)は木製の板に固定、板の裏4カ所に防振用のゴム板を張り付けプラスチック製のもろぶたに載せる。
この場所で使っていたポンプは、壊れたカスケードポンプの代わりに生揚げ(火入れ前のしょうゆ)専用とした。
この新しいポンプは火入れ後の醤油専用とする。
30万円オーバーの出費はびんぼな醤油屋ではムリなので、自分のちょきんから支出。 マイポンプなのだ。

●2023.1.28
寒波のピークは過ぎたようなので、もろみをしぼりつつ醤油調合タンクの支柱補強とモノフレックスポンプ据え付け準備を始めた。
2020年5月に支柱の危なそうな一カ所は補強したものの、そのままになっていた。
今回も同様にブロックで支えて支柱を切断してみると、やはりアングルの角がかろうじて生き残っている腐食具合だった。
防さび塗装後、前回ヤフオクでゲットしたステンレス製のアングルで補強した。

  

●2023.1.26

●2023.1.25
この辺(倉敷)ではあまり見ない気温。
防寒対策のおかげで水圧装置の配管も凍らず、無事もろみがしぼれ一安心。

●2023.1.24
明日から10年に一度の寒波がくるらしいので、夕方防寒対策を施す。
水の配管、蛇口、ポンプに紙袋や麻袋、タオルを巻き付けた。

  

●2023.1.22
日曜日。年明けから気になっていたネーブルを収穫に行く。
昨年のカイガラムシ対策で使った禁断の農薬の影響か20個ほどしかなかった。まずったぜ。
隣の元イモ畑の防草シートの傷みも目立ち始め、春になる前に対策が必要のようだ。
どうも地面から浮いた部分が熱でやられてるっぽいので、土を入れてからシートを敷いてみよう。

  

竹の侵入も頭が痛いところ。
最初に発見したやつは滅んでいるようだが、それで終わるはずもなく・・・。
とりあえず、ATシールドに迫る竹を十本ほどポケット鎌でごりごり切っておいた。
ついでにクズの蔓もまきまきした。
午後からは醤油屋設備の修理。

 

  

●2023.1.18
1月分(12/16〜1/17)の電力使用量(自宅)が出た。
前年同月に比べ−62kWh、25.4%削減できていた。
それでも電気料金自体は+353円(6.7%増)。 ゲット予定の1000ポイントで穴埋めできそう。
プラズマテレビ→iPhone + 太陽光発電したポータブル電源の活用の結果か。
びんぼうライフで寒さに耐性のある醤油屋は暖房をほとんど使わない。
夏場の空調服のリチウムイオンバッテリーを使うヒーターベストくらいである。
そのバッテリーもポータブル電源で充電。専用のACアダプター経由なのであまり効率がよくないのが残念。
天気のよい日はせっせと太陽光発電の日々。
布団干しに引っかけ、地面にも二カ所にペグを打って固定している。
変な形の錆びた鉄パイプの塊は風で飛ばされないための重し。

  

●2023.1.15
eLTAX(地方税ポータルシステム)と格闘。

●2023.1.12
中国電力の「冬の節電プログラム」で参加特典2000ポイントをもらった。→amazonクーポンへ。
更に前年同月に比べ3%節電すると月(1〜3月)ごとに1000ポイントがもらえる。
更に加え、3%節電達成者の中から抽選で2220名に1000〜30000ポイントが当たる。

昨年夏の屋根散水から、電力を食うプラズマテレビはほとんど封印状態でそれ以来消費電力の低減になっている。
12月分の消費電力は前年同月比で−13%
このままで行けば楽勝であと3000ポイントゲットできそう。

だが夏場のソーラーパネルとポータブル電源の運用で自前の電力を作る楽しさを知った醤油屋は冬も続けることにした。
Macのモニター(AC)、デスクマットヒーター(DC/USB)、デスクライト(DC/USB)、iPhone(DC/USB)、モバイルバッテリー(DC/USB)、などの電力をポータブル電源で賄うのだ。
ポータブル電源の変換効率を考えると、家庭用電源(AC)より直流電源(DC)を優先的に使いたい。

 

●2023.1.8,9
インボイス制度に対応した販売システムにするためのうみそがオーバーヒートするまでがんばる。
屋外の冷気で冷やす必要を感じ、クズ根絶へ。
来週末は天気が悪そうなので、今週はクズ、来週インボイス等々の事務仕事にしよう。

  

●2023.1.3,4
やっとクズ根絶に行けた。
もう、うちまくり。

  

●2023.1.2
シロアリハンターを設置して、フローリング板をはめ込んでいく。
今回は10年以上前の残り物5枚分のみ。
時間があるときにもう5枚ほど張り替えたいところ。
タイルカーペットを敷き、空調服のファンを利用した床下換気を導入した。
やや音が気になるファンと断線したケーブル、一番使い倒したリチウムイオンバッテリーの流用だ。
試運転も上々でこれでシロアリを撲滅できるとうれしい。

  

 

●2023.1.1
元旦から店の床修理。
床板を支える根太(ねだ)が一部シロアリに食われており、補強をする必要がある。
リサイクル畑から回収したA.T.フィールドの支柱の使える部分を有効活用し、防カビ防虫塗装をする。