醤油屋絵日記(2023/令和5年版 その2 不定期更新)
---------------最終更新日:2023.12.31

令和5年版日記のファイルが壊れたので8月20日以降は”その2”で続けます。
8月19日までの日記は下のリンク「R5その1」から。

平成25(2013)
 〜令和3(2021)
H25
H26&7
H28
H29
H30
H31
/R1
R2
その1
R2
その2
R3
R4
R5
その1
平成14(2002)
 〜平成24(2012)
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24

西山醤油店は、平成16年8月30日深夜、台風16号により床上70cmの高潮被害を受けました。
モーター、ポンプ、機械設備、電気系統、事務書類等々に甚大な被害がありました。
また、パソコン、デジカメ等のデジタル器機の破損、データの消失がありました。
しかしながら、被災から18年が経ち、なんとかほぼ被災前の状態にまで復旧することができました。
支援していただいた皆様に心から感謝するとともに、醤油の製造、地域防災活動に力を注ぎたいと思います。


●2023.12.31
なんやかんやで結局大晦日まで瓶詰めに追われた。
心安らかに新年を迎えるためには十分な在庫が必須。
なんとか間に合いました。

年賀状は買ったままの白紙。
もう今年はゴメンしてぶっちぎろうと覚悟した。
ちゃんと年賀状じまいはしないといかんなー。

●2023.12.25
母が退院。
入院中から「退院したら、○○と××と△△を食べる!」と宣言していた。
病院では食することを許されなかったスイーツ群にご満悦。 ま、食べたいものは食べないとね。

●2023.12.24
仕込みが終わった日曜日。
峠を越えた感はあるが、年末までに火入れ、瓶詰めをしとかないと。
まずは朝一で昨日のラスボスにとどめの櫂入れ。

体が十分温まったところで、ほうちされていた玉ねぎの草取り。
そしてお仕事等々に戻る。

●2023.12.23
最後の麹がでた。
のだが、ラスボスとの対決が待っていた。

大きな桶には麹を何度かに分けて仕込む。
最初の頃は塩水に対する麹の比率が低いので、さらさらと簡単にあっさり混ぜることができる。
しかし、回を追うごとに混ぜる櫂(かい)に込める力は増して行き、作業時間も長くなる。
そして最後には、「この量がほんとに入りきるのか?」と思われる麹の山が出現する。

 

混ぜて休んで、混ぜて休めばいいのでは?と思われるかもしれないが、実はこのボス戦、時間制限がある。
麹自身の発酵熱でせっかくできた酵素が失活する前に片を付けなければならないのだ。
というわけで、もう全力でハアハアです。
醤油屋の正念場なのです。

なんとかラスボスを平らげ、達成感に浸る醤油屋。 やったぜ、おれはやったぜ。

 

痛めていた左肘はなんとかなったのですが、それをかばった右肘が・・・。 よくある話だ。
シーズンごとにスイッチすれば何とかなるか? 

●2023.12.22
寒波襲来。仕事場の温度は−3℃。
天気はいいので昨日使った電力を補給する。
晴天で気温が低いと発電効率が上がり、200Wのソーラーパネルで180Wの入力になっていた。ちょっとうれしい。
夏場120Wがせいぜいで、ソーラーパネルの性能自体を疑っていた。ごめんよう。

 

●2023.12.21
今期最後の盛り込み作業。
朝8時、蒸した脱脂大豆を圧力釜から出す。
バルブを開けるとゴーという音と共に解放された水蒸気が白煙となって吹き出す。
今日のように気温が低いとあたり一面真っ白でホワイトアウト。

 

全力で作業を終えた後、ポータブル電源で業務用掃除機を動かしてみた。
消費電力が約1000Wなのでみるみる残量が減っていき、30分程度の運転でのこり50%くらいになっていた。
家電を含め様々な機器の消費電力の見える化で省エネ心が芽生えてきた今年。
来年は更にじぶん電気のより効率的な運用を目指すのだ。

●2023.12.17
仕込みやら配達担当のパートさんのインフルエンザやら母の面会やらで師走の慌ただしさを実感しておりました。
久々に時間がとれたので、明日の仕込みの準備を終えてサイトの更新。2ヶ月ぶりです。

●2023.12.1
いろいろと忙しく、また暖冬であまり冷え込まないので先延ばししていたサツマイモを箱に詰めた。
発泡スチロール箱3個では入りきらず、急遽穴をあけた段ボール箱を追加。
内部温度計を設置、外部温度はwifiで温度を監視、記録できるようにした。
倉庫内部の気温は今のところほぼ10〜15℃で、最低が8℃くらい。
もうお客さんなどに配っている。

  

 

●2023.11.29
今期最初の出麹(でこうじ)作業。
麹蔵から一般道を渡ってもろみ蔵まで猫車で運ぶ。
通勤通学時間を避けて朝6時、まだ暗いうちから作業が始まる。
500キロ以上の麹を運び、製麹(せいきく)装置内に残った麹を集める。

  

塩水に麹を投入し、混ぜた後は製麹装置の掃除と洗浄。
作業が終わると大体ちょうどお昼となる。

 

●2023.11.25,26
いよいよ仕込みに入り、最初の小麦を煎った。
順調なのでiPhoneSEで楽天のブラックフライデーをのぞいていたらばちが当たってしまった。
焦げ臭いにおいにはっとした時にはすでに遅く、炎を上げながら小麦が転がり落ちできた。
素早く適切な対処で被害は最小限に抑えられたが、明日の焦げた小麦を一粒ずつ取り除く作業を思うとブルーになる。

  

しょうゆの神様ごめんなさい。しくしく。

●2023.11.21
新たに買い増ししたポータブル電源でご飯を炊いてみた。
3合で容量の18%消費した。大体300Whくらい。

 

●2023.11.19
日曜日。朝8時から満を持してサツマイモ熟成/保存用の容器を作る。
サツマイモは収穫後15℃位で熟成させた方が甘みが増し、また低温障害(5℃以下)を避けるためにも適切な温度管理が必要らしい。
発泡スチロール容器に籾殻を敷きつめてサツマイモを埋めていく予定だが、イモも呼吸しており穴をあける必要がある。
それを知らずに一昨年はけっこうなイモをダメにしてしまったのだ。
その反省から今年はネットで調べまくり、Youtube動画も参考にしてこの方法にした。

発泡スチロール容器の穴あけに使うのは半田ごて。
そのままでは加熱パワー過剰で穴が大きくなり、制御が難しい。
そこで熱伝導率のよい銅線(2mmφ)を巻き付けて加熱部を延長し、先端かちょうど加工しやすい温度になるように調整することにした。
使った半田ごては100V 55W。まずは11cmほどで発泡スチロールに穴をあけてみた。

  

 

ちょっと抵抗があり、温度が低いようなので9cmに切りつめた。
厚さ25mm程度の発泡スチロール容器(440×400×266mm/30リットル)ならこれで十分そうだ。
2箱分全面穴だらけにした。

  

  

9時半には本命の野菜保存箱(440×740×425mm/81.3リットル)に取りかかる。
この日のために1年前に購入し、発泡スチロール臭が消えるまでふたを開けてほうちしていたのだ。
こいつは堅く、厚さも30mmなので穴あけにやや時間がかかる。

銅線をさらに7.5cmまで切りつめた。
いい感じの加熱具合でさくさく作業は進んだが、いかんせん容器が大きく、結局昼前までかかってしまった。

  

午後面会に行く。

●2023.11.17
順調に回復して庭の草取りもしていた母が再入院。
今度は第1腰椎圧迫骨折。
長い入院で骨自体がもろくなっているのか。

●2023.11.15
いよいよ醤油の仕込みの準備を始める。
まずはネットで保存していた玉ねぎの残りを収穫かごにまとめた。
風通しのよい日陰なのだが、夏の暑さでけっこうな数が傷んで失われた。
残りは収穫かご半分くらい。
同じ場所で保存していたカボチャ(9/17収穫第二弾)もほとんどが痛み出し、今は冷蔵庫の野菜室を占拠している。
「保存性がよい」が売り文句だったブラックのジョー、期待通りにはいかなかった。

  

ま、圧力鍋5分でおいしくいただけているのでいいか。
なにしろ玉ねぎとカボチャは醤油屋のいのちとけんこうを支えているメイン野菜なのだ。 あと業務スーパーの冷凍枝豆。
とにかく夏からこっち、うちの冷蔵庫と母用の母屋の冷蔵庫の野菜室はカボチャだらけ。

●2023.11.14
朝から昨日の続きの玉ねぎの苗残り100本を植え付け、ソーラーパネルも設置して9時からお仕事。
カラスの鳴き声に不安になる。この辺には悪いカラスがいるのだ。
防護用の支柱トンネルを設置して、仕事に復帰。
それでも気になるので、防獣ネットをかぶせる。これで安心。

 

 

もう今日は仕事はやめ。
サツマイモ掘り、収穫で夕方までがんばる。
母が植えた「べにはるか」7株がけっこういい感じで育っていた。
収穫のタイミング的としては、ちょうどよい頃合いだったようだ。
一部にかじられた跡があり、穴も発見されたことからネズミによる食害と思われる。
しばらく倉庫で乾燥させて、熟成に入る予定。
倉庫にはデスモアプロを設置しているのだが、不安だ。

  

  

 

●2023.11.13
冷凍庫届く。
アイリスオーヤマ製、142リットル、省エネ性能152%(2021年比)、お値段39,800円。
倉敷市の「省エネ家電買い換え促進補助金」で冷蔵庫と一緒に買い替えられればよかったのだが、おさいふの関係で
今使っている冷凍庫から水がしたたるようになっていたのだ。
数年前からテープで引き出しを固定しながら使ってきたのだが、そろそろ限界。
この夏19年ぶりに買い換えた冷蔵庫の驚くべき省エネ性能のこともあり、楽天のお買い物マラソンのメイン商品として購入した。

メルカリで購入した玉ねぎ(ケル玉)の新鮮な苗200本(2500円)も届いたので、さっそく3時過ぎから仕事をほっぽって植え付け。
日が暮れ始めたので今日は半分の100本ほどで終了。

  

●2023.11.12
弱い雨が降ったり止んだりの日曜日。
滞っていたサイトの更新を行った。
午前中にタマネギ用の穴あき黒マルチを設置、午後は母の畑のサツマイモの蔓を切り収穫の準備をした。
ついでにはびこっていた雑草を処分。

  

●2023.11.11
土曜日。午前中に年末年始用のさしみ醤油の火入れを済ませる。
午後から学校給食用の醤油の準備をしつつ、専門業者による介護器具の設置を補助。
室内用シルバーカーもちょうどいい大きさのものに更新した。
楽天市場で買った段差解消スロープも4カ所に取り付けた。
同じく楽天でトイレ、浴室用にと購入したの吸盤タイプの手すりはやや不安があるため、ガラス戸の取っ手として使うことにした。

  

  

●2023.11.9-10
秋の仕込みに使う小麦を宇野までとりに行く。
例年通り1日3往復で二日の作業。
片道約37キロ、70分。総移動距離約444キロ、時間にしてざっと14時間。

二日目は天候に恵まれず、ずっと雨模様。
積載量いっぱいに近い状態で坂を下りたところで左折、しようとしたらざざざーとスリップ!
うわっ! 始めて横滑りを経験した。やばかった。
ほんとうにやばかったぜ。雨の日は注意しないと。
小麦の神様の加護で、なんとか令和5年度岡山県産ふくほのか1等を確保。

  

●2023.11.7
昨日火入れした二番搾りしょうゆの木桶から醤油がにじんでいた。
前回もそうだったがほんとうに古い桶なので仕方がない。
次こそは食品機器用コーキング剤で補修しないと。

 

●2023.11.5
7時から第2アダハマ戦線でザイトロン散布再開。
8時頃から友軍の支援を得て広い旧アダハマ戦線の草刈り。今年3回目。
11月ながら最高気温が25.8℃の夏日となり、夏の草刈りのよう。
醤油屋は空調服装備でへーきなのだが、同志達は額に汗して首にタオルを掛けての作業。
実に申し訳ない。何かよいものを贈らないと。

バッテリー1個分刈り、2個目に替えて継続中、ごつい草の根に刃ががっつり食い込み、止まった。
ONボタンを押すと、けきゅきゅきゅきゅきゅーという異音を発しだした。 からみとりの逆回転をしても全く改善せず。
草を巻き込んだのだろうと刃をはずして、組み立てて起動するもけきゅきゅきゅきゅきゅー。
マキタの充電式草刈機(MUR190UDZ)が逝ってしまったかも。 たぶんモーターか駆動系。ああああー。

急遽帰宅して2年以上ほうちのエンジン式草刈り機を引っ張り出しスターターを引っ張ってみた。 たのむ!
予想外にも、数回でどるるんとかかった。

「こいつ 動くぞ!」

よし! 当面こいつで凌ぐしかない。
新品の刃とジズライザーをこっちに付け替え、不安はあるが2年前の混合油を満タンにして戦線復帰。

  

無事旧アダハマ戦線の半分以上の広さまで刈り進めて昼前に帰宅。早速混合燃料2リットルを調合した。
午後も2時間ほど刈ってなんとか終了。
皆様お疲れ様でした。 お礼の品を準備せねば。

あっ。
月曜日の二番搾りしょうゆの準備を全く失念しており、夕方から日が落ち暗くなっても蔵ではたらく醤油屋。
きっといいことあるさ。

●2023.11.4
土曜日。醤油の絞りかすむき作業が一段落したので気分転換に母の畑に行く。
ぽつぽつと畝の間に進出してきた茅(チガヤ)を抜く。
そして、夏の間カラスの攻撃からスイカやマクワウリを守ってくれた黒テグスと支柱を撤去。
あとは夕方までろ布を洗って終了。

 

●2023.11.3
文化の日。
朝8時、自分の畑で空中栽培のロープ、ネット、防草シート等を撤去、回収。
残存していたハマスゲを掘り起こし、醤油屋の厳しい目を逃れて生長したコミカンソウを処分した。
玉ねぎ植え付けの準備をしなければならないのだ。

  

作物に影を落とし、ソーラー発電の邪魔にもなるので畑付近の雑木をのこぎりで伐採、最近覚えたグリホサート処理した。
今シーズンの玉ねぎは、カボチャの畝と同じ場所で作ることにした。
昨シーズンは収穫前に病気が出たようなので、同じ場所は避けたい。
卵の殻を粉砕したものと楽農一発(750g 苗200本分)を混ぜ込んで畝立てしたところで夕方になり、本日は終了。

  

  

●2023.11.2
母の住む離れのトイレ、浴槽に手すりや補助器具の取り付け工事。

  

自分でも室内センサーライトを増設。
少ないながら採れた柿の渋抜きをした。

  

●2023.10.31
9時半に「骨が強くなる注射(月に1回)」をうつために母を病院まで送っていく。
診察、リハビリ等も行ったらしく昼前に迎えに行く。帰りにスーパーでお買い物。

●2023.10.29
いろいろと忙しく一月ぶりに第2アダハマ戦線へ。ザイトロン散布と草刈り。
昼に最後のカボチャを収穫した。

  

午後から母と共にリハビリを兼ねた買い出しへ。 この時期、食卓にどうしても柿が必要らしい。
その後ネーブル戦線でザイトロン散布と草刈り。
少ないながらなっていた柿をゲット。こちらは渋柿。
来月の仕込み前に後顧の憂いは一掃しておきたい。

   

●2023.10.24-25
朝の収穫。
母の入院中あまり母の畑の世話ができなかった。
殖やすとやっかいなコミカンソウが種をばらまく前に駆除したかったが、時すでに遅く炸裂したものも多い。
赤い実の一粒一粒が10以上の子爆弾を内包している。 おそろしい増殖力なのだ。
来年もたたかいは続く。

  

10時、母が退院。
シルバーカーいわゆる高齢者用手押し車で自力移動できるまで回復。要支援2とのこと。
病院に迎えに行き、介護ベッド、椅子、シルバーカー(室内専用)の搬入、お弁当の手配など。
センサーライト、Wifiカメラも設置。

また緊急時の呼び出し手段として店舗既設の来客チャイムを利用することにした。
送信ボタンを2つ増設、チャイム音を来客時の「ピンポン」とは別の「ピンポンパンポン」に設定してSOSサインとして使う。
既設の受信機は醤油屋内3カ所にあり、今回自宅にも増設したので4カ所で来客とSOSサインを受信できる。
高齢者支援センターの方から「帰宅して一週間が危ないんです。」と聞いたのでできる限りの対策をしておきたい。

リハビリも兼ねて昼前に近所のスーパーへ食べたいものの買い出しに行く。
病院食から解放されてとてもうれしいらしい。つぶあんぱんとかイチゴロールとか。

 

●2023.10.22
日宅と醤油屋のネット環境を6年ぶりに変更することにした。
今までは速度優先の有線LANと無線LANを併用、iPad、iPhone等は中継器経由でWifi接続していた。
通信速度的には十分満足していたのだが、24日に母の退院が決まりWifiカメラなどを増設するためにメッシュWifiに変えることにしたのだ。
Wifiルーター(3個)間を繋ぐバックホールは高速な有線LANを引き続き使い、今後の増設も視野に入れておく。

●2023.10.21
土曜日の瓶詰め。
どうも瓶の流れがおかしい、と思ったらストッパーの不具合らしい。
今までここを整備したことはなかった。
瓶を一本ずつ送る星形ストッパーのふた部分を開けてベアリングにスプレーグリースを注油。滑らかに回転するように調整した。
ついでに同じ構造の別のストッパーもメンテ。

 

●2023.10.19
天気がいいのでソーラーパネルでポタ電E1500(リン酸鉄リチウムイオン)を充電する。200Wのソーラーパネルで145W程度の入力。
実は7月からテレビ番組や録画した番組の視聴にiPad第六世代を使っている。
業務で使っているiPad第五世代のバックアップとして2月にメルカリで新品を安くゲットしていたのだが、使わないのはもったいない。
消費電力300W超の42型プラズマテレビを封印、ブルーレイレコーダーのお部屋ジャンプリンクを使ってiPhoneSEで視聴してきたのだが9.7インチのiPadにアップグレードしたのだ。
ソーラーパネルで充電したポタ電でmac、ディスプレイ、iPoneSE2、iPad、空調服のバッテリー、マキタの18Vバッテリーなどを賄っている。
やっぱり自前で作った電気はいい。

 

●2023.10.17
朝母の畑で収穫。ナスとパプリカ。
コミカンソウの実が赤く熟してヤバイので仕事をほっぽっといて8時まで駆除する。
ゴミ袋2つ分やっつける。

  

 

●2023.10.13
毎年恒例の玉島南小学校2年生のまちたんけんがやってきた。
しょうゆのげんりょう「だいず」「こむぎ」「しお」と「こうじかび」をおぼえてかえれば100点だ!
ただ、醤油屋は精神的に負けた気がする。
やつら自由すぎ。

●2023.10.9
スポーツの日。 なのだが、一日中Macで屋根散水のデータ処理。
来シーズンの野望として、屋根散水の自動化をめざす。

  

●2023.10.8
朝屋根に登って散水装置の回収。
屋根散水10年目だが来シーズンに向け改善すべき点はまだ多い。
暑がりの醤油屋にとって暑さ対策はライフワークなのだ。

来月に始まる醤油の仕込み前にネズミ対策としてデスモアプロを設置したところ、ハングリーなクマネズミが行き倒れていた。
害獣滅ぶべし。

  

ことしも全力でもろみを混ぜ続けた結果、櫂(かい)の先が抜けてれてしまった。
道具は職人の命。とまでは言わないが、大切なものなので修理することに。
ところが刃物がサビまくりで、まず砥石で研ぐところから。
続いて竹からくさびを作る。切って削って形と表面を整える。

  

持ち手の方も小さめのくさびを打ち込む。こちらは抜けないように接着剤を使う。
加工したくさびを慎重に打ち込んで完了。

  

  

●2023.10.1
例の鉢スタンドに食い込んでとれなくなったカボチャはそのまま腐ってほろびた。
あとは最後の小さい実りがいくつか採れそう。

 

畑の草刈りとハマスゲの駆除。

 

インボイス制度に関しては9/30の夕方になっても問い合わせの電話があるなど、まだまだひともめふたもめありそう。

●2023.9.26
10月からインボイス制度が始まるため、対応したスタンプを購入し対応した伝票に押しまくる。

 

●2023.9.25
瓦温度を測定していたセンサーを回収した。
VMware Fusion上で動かしているWindowsでデータを吸い出し、エクセルでグラフ化した。

●2023.9.23-4
秋分の日で連休。
当サイトの日記に続き、クズ根絶日記、屋根散水もファイル破損続きで復旧に時間をとられる。
今年はまだ暑さが続き、もろみの発酵がよく進むので櫂入れがたいへん。

24日は草刈りとクズ根絶。

●2023.9.22
朝収穫。

11時から母の面会に行く。コロナ対策のため、前日予約して1日1回15分間のみ。着替えなど週2回のペースで病院へ。
どうにも病院食がまずいらしく、毎回不満を訴える。
特に甘いものをバレないように持ち込んでほしいと依頼される。

●2023.9.18
敬老の日。
第2アダハマ戦線で草刈り。
クズが衰退した後にガガイモが広がりだしている。
つる性の植物で名前とは裏腹に薄紫の星形の花がきれい。正面から見るとヒトデのようにも見える。

  

セイバンモロコシが赤紫の花を付けており、これ以上増殖されては困るので優先的に刈る。

  

午後はお仕事。なのでした。

●2023.9.17
朝6時半、カボチャの収穫第二弾。
ソーラーパネルを設置して第2アダハマ戦線へ。

  

昼までクズ根絶と草刈り。帰ってからバッテリーの充電。

  

午後は屋根散水の動画編集でmacを酷使する。

●2023.9.15
仕事の前に、腰を痛めて9/2から入院中の母の代わりに収穫と草取り。
コミカンソウは見つけ次第抜く。

  

●2023.9.10
朝からクズ根絶。
宿敵を倒してうはうはの醤油屋。

 

●2023.9.3
朝からクズ根絶とアキニレの切り株処理。

 

午後は屋根に登って屋根散水の動画撮影。

●2023.8.30
朝スイカ収穫。

●2023.8.29
新学期の学校給食用の醤油の火入れ。

●2023.8.27
26日(土曜日)夕方から畑付近の草刈り。
今日も継続。

 

8/4に収穫して熟成中のカボチャにカビが! 保存性がいいはずではなかったのか、ブラックのジョー!
よく観察すると、5mmくらいのへんてこな甲虫が食いついている。
その周辺から傷んでカビが発生しているようだ。
見つけ次第ぷちころす。

  

畑のカボチャも収穫することにした。
第二弾は一回り小さな(20cm弱)ものから生育途中で挫折したものまで。

●2023.8.25
久々の雨と高温の影響か裂果が多い。

 

●2023.8.24
昨日の雨で7/27以来27日間続いていた熱帯夜が途切れる。
朝がすずしい。

●2023.8.20
猛暑日。
朝すずしいうちに草刈り。

昼過ぎから豊年桶の修理をする。底部にヒビが入ってしまった。
容量、大きさ、使い勝手と三拍子揃っているのだが、残念なことに製造終了品でもう手に入らないのだ。
防水テープを貼ってしばらく使えたのだが、85℃の湯で漏れが発生。
結局ポリプロピレン製なので樹脂溶接をすることにした。

まず、別の修理不能の豊年桶から樹脂を削りだして樹脂棒(溶接棒みたいに)を作る。
次にヒビの部分の汚れを取り除いた後、はんだごてで焦げないように溶かしていく。
これだけだと穴ぼこ部分ができるので、樹脂棒と補修部分を同時に加熱、融合しながら溶接していく。
内部の溶接はヘッドランプを装着し、頭を突っ込んで体に悪そうな煙を吸わないように息を止めて溶接する。 くるしいぜ。
放冷後不要な部分をカッターで削り取り、紙やすりで仕上げる。内側は溶接したままで。
最後に耐熱、耐水性の防水テープを貼って修理完了。
その後漏れはない。

  

 

夕方4時を過ぎる頃からアレが頭の中をぐるぐる回り始める。
月曜日の仕事の段取りが終わってシャワーを浴びたらこれしかない。

 

●2023.8.19
17日間雨なしの後の台風6、7号の雨で野菜の裂果が多い。

  

8月分(7/18〜8/16)の電力使用量が判明。
237kWh、昨年同月の280kWhから−43kWh。15.4%減だった。 電気代も3496円減少
やはり省エネ冷蔵庫への買い換えによる-45.4kWh(79.97kWh→28.57kWh)が主因

今年の電力使用量の円グラフでは業務用冷蔵庫の値は測定していないので、昨年と同じと仮定している。
また、去年のこの時期には使わなかった高圧洗浄機(1100W)を仕込み蔵の床掃除やプラ枠洗浄にけっこう使ってしまった。
このため、ソーラーパネルとポータブル電源を本格導入してMac、モニター、扇風機、草刈り機のバッテリー、空調服のバッテリー、モバイルバッテリーなどの電力を賄った効果が評価できなくなった。 がんばったのになぁ・・・。
同様に、よしずの増設や窓のアルミシートの効果もぶっとんでしまった。

  

●2023.8.18(追記)
+スタイルのスマートプラグを屋根散水の制御に2つ、冷蔵庫と冷凍庫に一つずつ、予備に二つ持っている。

 

注意しなければならないのは、まれではあるが勝手にOFFになるのだ。
2021年末にブルーレイレコーダーとテレビの消費電力測定のため使っていたとき、深夜2個とも電源が落ちて録画に失敗していた。
それ以来急に電源が切れるとヤバイ機器(パソコン、HDD、ブルーレイレコーダー等)には使わないことにしていた。
その後も、あれっ屋根散水が勝手に止まってた?・・・ということもあった。
そして8月18日、冷蔵庫と冷凍庫の電源が切れていた。
夜11時に気づいてスマートプラグの電源を入れるとコンプレッサーがういーんと作動し始めた。
夕方から数時間でよかったが朝まで気づかなかったら、この暑さで冷凍食品がおシャカになっていたかもしれない。

ネットで調べると同様の情報がいくつも見つかる。
根が深いのは、どうもハードウエアの問題でファームウエアの更新では直らない点。
+スタイルのサイトではこのスマートプラグは消え、しれっと後継機が売られている。
この不具合についてのお知らせはなく、企業としてどうだろうと思うぞ。